8年間も鎮痛剤を飲み続けても改善しなかった線維筋痛症。
倪海厦(ニハイシャ)氏の治療日記には、全身痛や慢性疲労、自己免疫疾患に苦しむ患者が漢方治療で変化していく様子が記録されています。
今回は実際の2症例を通して、倪海厦氏が考える中医学の診断と治療の特徴をご紹介します。
✅️この記事で分かること
1.倪海厦氏が診た線維筋痛症患者の症例
2.自己免疫疾患患者に対する漢方治療の考え方
3.中医学が症状をどのように分析するのか
4.倪海厦氏が考える西洋医学との違い
5.治療後の経過と患者の変化
※中医学の第一人者、アメリカの著名な中医師:倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療日記、Fibromyalgia and Auto Immune Diseaseを李哲が完全翻訳しました。
線維筋痛症患者の症例|長年の治療歴と全身症状
西洋医学で付けられた診断名
01/20/2006、晴。
新規の女性、S氏、1959年生まれ。
西洋医学の診断で、以下の病名をもらいました。
- Fibromyalgia (線維筋痛症)
- Chronic Fatigue Syndrome (慢性疲労症候群)
- Headaches(頭痛)
- Depression (意気消沈, 憂うつ, スランプ)
- overweight (過度の肥満症)
- Pre-glucose intolerant (乳糖不耐症)
- No stomach acid (逆流性食道炎)
過去の手術・治療歴
彼女の病歴は以下の通り。
●1965-Tonsils out(扁桃腺の腫れ)
●1976-Breast cyst(乳腺のう胞)
●1977-Breast cyst (乳腺のう胞)
●1981-C-Section(帝王切開手術)
●1983-C-Section(帝王切開手術)
●1989-Apendix(盲腸の手術)
●1997-Heart Catheterization (心臓カテーテル検査)
●1999-Partail Hysterectomy (子宮部分摘出術)
●2002-Gall-bladder(胆のう関連の手術)
●2003-Breast-Biospy(乳房生検)
●2004-Skin Cancer(皮膚がん、 皮膚癌 )
波瀾万丈の病歴です。
線維筋痛症患者の主な症状
彼女が昨日来た理由は、全身の筋肉痛に耐えられなくて。筋肉痛のために、彼女は8年も鎮痛剤を飲んできました。最近、友人の紹介でこちらに来たのです。
彼女は標準的なおバカ。
「西洋医学は科学的なものではない」事を知らない。だから、迷信してずっと西洋医学の治療に任せていました。テクノロジーを科学的だと間違えているから、今の結果になっているわけです。
🔎合わせて読みたい:中医学はなぜ科学的なのか?
患者に伝えた厳しい言葉

涙目になっている彼女に、私は聞いてみました。
「今までの病歴で、何か教訓を得ましたか?」
呆然としてる彼女に、私は話しました。
「簡単です。教訓はあなたが間違っていること。あなたは何年も病院に通って、たくさんの手術を受けました。すべて西洋医学の先生の話通りにしてます。しかし今の状況はどうですか?
- 極度の倦怠感
- 全身の痛み
- 頭痛
- 気持ちが落ち込んで、うつ病
- 過度の肥満症
- 不眠症
- 便秘と下痢の繰り返し
- 手足が冷たくて痺れてる
- 食欲は過剰
- 食べても食べても力が出ない、だるくなるだけ
神様よ!
これはなんの医学ですか?
患者さんの生活には、何のクオリティもない!
あなたも本当におバカさん。
言いなりになって。このままだと、もう死ぬ道しかありません。
西洋薬を飲めば飲むほど、死期が近寄る。
あなたの最後の死因は2つあります。
1つ目:あなたの愚かさ。
2つ目:西洋薬に殺される!」
彼女は泣いてるだけで、無言でした。
🔎合わせて読みたい:医師任せは危険?患者が知っておきたい医療との向き合い方
線維筋痛症はなぜ起こると考えたのか
漢方薬で治らない人がいません。
このような病気、みんな西洋薬の副作用からくる病気で、臨床では珍しくない。かわいそうなのは、西洋医学の先生たちは自分たちが創りだした病気だと知らないで、また新しい病名を付けている。
手術、麻酔のやり過ぎ。
西洋薬の飲み過ぎで生じた痛みは、中医学で簡単に治ります。
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処方箋を書いた時、患者さんが飲んだあとどう改善できるか、私は最初から分かっています。でも、処方箋は公表しません。西洋の製薬会社に持って行かれて、特許を取られるのが心配だから。
西洋医学に対する私の考え方
彼らはずっと病気を作り出していて、また新しい薬を研究してます。本当の目的は病気を治す事だけど、結果は病気が治ったのではなく、新薬で更に病気が増える。このような悪循環、人人は幸せな日常生活ができません。
患者さんは西洋医学の先生に1回診てもらうと、病気が一つ増えて薬も1つ増える。その結果、更に病気が増えています。
テクノロジーの西洋医学、何で信じる人がたくさんいるのか、私はとても不思議。
この患者さんは最初から最後まで、私のボロクソを聞いてました。しかし、彼女は喜んでました。なぜなら、正しい先生に出会ったと思っているから。彼女はもう二度と、西洋医学の先生の所に戻らないでしょう。
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自己免疫疾患と診断された男性患者、著しく改善した症例
男性患者の既往歴と診断内容
2番目に話すのは男性患者。
1956年生まれ。
西洋医学の診断名は以下の通り。
- Emphysema(肺気腫)
- Auto Immune Disease (自己免疫疾患)
- Insomnia (不眠症)
- Stress (ストレス)
彼が言うのは、ステロイド剤を飲んでから不眠症になったそうです。
ステロイド剤は不眠症を作り出すだけではなくて、ひどいうつ病も起こします。以下の記事、どうぞご参考に。
初診時の症状と中医学的な判断
去年の12月から全身の関節痛.頭痛で西洋医学の検査を受けたけど、何が原因か分かってません。彼の主な症状は以下の通り。
- 便秘
- 寝汗
- 体力がない
- 上半身はとても熱くて、下半身はとても冷たい
彼は01/05/2006に初診に来た時、私が検査したけど、第七胸椎に圧痛がありました。
これは白血病の前兆です。
だから、私は彼に話しました。
「あなたはもうすぐ白血病になります。今のところ西洋医学は予防もできないし、治療もできません。今日処方するから、2週間後にまた来てください。」
2週間後に見られた症状の変化
今日が2回目の診察です。彼が教えてくれたのは、
- 便通は良くなり
- 睡眠の質が良くなった
- 上半身の熱さは消えて
- 頭痛は治った
- ふくらはぎはまだつる
- 両足は暖かくなっている
- 寝汗は治った
彼はとても喜んでました。
🔎合わせて読みたい:寝汗は中医学でどう考える?改善症例を紹介
中医学による診断の特徴
彼は突然私に教えてくれました。
以前、一人の西洋医学の先生も「あなたは白血病かも知れない」と言ったそうです。なぜ診断ができて、治療までできるのか、彼は中医学に驚いてました。
私の診断道具は両手とボールペン、懐中電灯のみ。前後の検査は2~3分。しかも、治す処方箋まで書き終わり。
私は彼に教えました。
「ほかの中医学の先生もみんなできます。」
彼の肺気腫も、今度の処方箋で一緒に良くなるはず。
AIDS、自己免疫疾患に対する中医学の見解
西洋医学の先生がAuto Immune Disease(自己免疫疾患)だと診断した時、Slow Virus(スローウイルス感染症)だと診断した時は、原因不明の意味です。この単語の頭文字を合わせると、AIDS。つまり、病気の原因が何かをさっぱりわかってない。
何が何かも知らない医学が、自分が正統派でほかの医学はデタラメだと言うのは、無知だとしか言えない。
儲ければ良い。
患者さんは死んでもかまわない。
これが西洋医学の製薬会社です。
🔎合わせて読みたい:エイズ(AIDS )はドラッグエイズである
漢方ですべての症状が激変した2症例のまとめ
第一例に書いてる患者さん。
02/02/2006に再診に来ました。
痛みはだいぶ減って、今は右ふくらはぎだけに残っています。頭痛は治り、西洋薬はすべて止めています。
二番めの人も同じ日に再診に来ました。つらい症状がほぼ消えて、左側の関節痛だけ残っています。皮膚の赤痒い湿疹は全部治り、第七胸椎の圧痛も消えました。西洋薬は全部止めています。
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白血病に関する症例まとめ(内部リンク)
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倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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