こんにちは、李哲です。
倪海夏(ニハイシャ)先生1の治療例、血癌病患的愚昧(2007-3-17発表)を翻訳しました。辛口ですが勉強になると思います。
1ヶ月の漢方薬で、諸症状が全部治った白血病男性
今週木曜日、白血病患者さんが再診にきたけど、その場で私にボロクソ言われ、すぐ外に追い出されました。
患者さんがどれだけバカであるか、人紀クラスの生徒さんに説明します。ほかの人は見なくていい、ビビって死ぬから。
患者さんは1年前に白血球が高すぎると診断されています。つまり、西洋医学でいう白血病。
彼の職業は看護師です。仕事場はレントゲン撮影室に近い。「あなたの白血病は放射線が原因だ」、とみんなに言われています。放射能で白血病になるケースは少なくない。だから、看護師は危険な職業だとも言えます。

最初診察に来た時、治療を担当したのは人紀クラスの王先生。今後皆さんも王先生に会えると思います。
王さんの治療を1ヶ月受けて、白血球は正常に戻りました。でも、血小板はまだ少ない。彼はとても緊張して、私に診てもらうことを希望しました。
彼は私に会って最初に言ったのは、「前の不調は全部治りました。この一生こんなに楽な時はなかったです。でも、血小板だけが少なくて、とても心配です。」
彼の両目には力がない。パット見ただけで分かるけど、バカです。
私は彼に教えました。
「辛いところがなければ、健康面では問題ないです!」
しかし、彼はまだ緊張していました。ちょっとした皮下出血があっても、傷口が治らなかったらどうしよう…と毎日心配。彼の体は元気だけど、気持ちだけは「うつ状態」で最低。彼は皮下出血した場所を見せてくれて、自分の話が正しいのを証明しようとしてました。
輸血の副作用で白血球が上がり、皮下出血も増えてきた
先週の木曜日、彼は「血小板が減少してるので、輸血した方がいいですか?」と聞きにきました。
私は彼に教えました。
「輸血はなんの問題解決にもなりません。逆にトラブルを起こすから止めてください!」
彼は私の話を耳から流し、輸血してきました。今週木曜日に来た時、顔は心配で暗かったです。
私は何が起きたかを聞きました。彼が言うのは、「血小板を輸血したら、今度白血球がまた上がりました。」
彼の西洋医学先生の友達は、「いずれかは白血病で死ぬだろう」と言って、彼はとても怖くなって、どうしたらいいか分からないそうです。
私は話を聞いて、怒りが心の底から吹き出しました。体を見たら、なんと皮下出血が前より増えている!
本当に頭にきてボロクソ言いました。
叱った内容は大体以下のとおり。
あなたは死にたいのか?
私にアドバイスを尋ねて、またアドバイスを聞かない。自分勝手に決めてトラブルが起きた時、またかわいそうな顔をして、「治して下さい」とこちらに来る、誰が受け入れると思いますか?
今あなたに教えます。今日から私の漢方薬を飲んで、良くなる感じがなかったらすぐ止めて。いい感じだったら飲み続ける。あとは、私に診てもらう必要はない!
私は彼を受付に連れて行って、受付係に話しました。
「次回に来た時、私に連れてこないで。あなたが彼に質問して下さい。漢方薬飲んだあと、どう?
答えは2つだけ。
良い感じだったら、同じ漢方薬を渡して。
良くなる感じがなかったら、漢方薬を渡さないで。ほかの治療院に行かせなさい。」
受付係に話して私はすぐ戻りました。
振り向きもしないで。
本当に愚かさで死ぬバカな患者さん。
白血病は世界最強の西洋医学の先生を集めても無駄!
人紀クラスの生徒さん、この治療例を見て教訓を得なさい。
西洋医学は白血病を治せません。でも、無理やり治療しようとしています。治療した結果は悪化して、患者さんは過度な治療で命を落とし、自らの無知と恐怖で死んでいく。
今、台湾のナンバーワン金持ちの弟さん、同じように取り返しのつかない選択をしています。北京で骨髄移植を受けるけど、役に立つと思いますか?米日の最強ドクターも呼んで手術したけど、役に立つと思いますか?
私は断言しますが、絶対役に立ちません!
その弟さんは手術を受けてから、約半年経っています。 私の臨床経験から見ると、術後半年で白血病が回復したかどうかを判断します。回復したら入院する必要がない。退院した報道がない事で分かりますが、その弟さんは白血病が再発しています。
間違った西洋医学の理論は、何の役にも立たない。あなたがどんなに金持ちでも、全世界のスーパードクターを招いても、救うことができません。なぜなら、白血病に対する西洋医学の認識は間違っているからです。理論が間違っている先生をいっぱい集めても、白血病は治せません。
治療ができる時は、先生一人だけで十分。
この金持ちは西洋医学を信じていて、すでに一人の親族を失いました。今はまた同じミスをして、もう一人の親族を失うのが目にまるみえ。これは西洋医学を信じた引きかね。
皆さん以上の治療例を見て、怖がらないで下さい。白血病は、たくさんの治療費を払って治す病気ではない。正しく医学を選択すれば、わずかなお金でも治せるのです。
たくさんの医療設備.人力を集めて骨髄移植なんかする必要がない。漢方薬だけで十分です。
万が一、将来白血病になったら、彼みたいにならないで。 私の予測だけど、彼は将来白血病で死ぬのではなくて、愚かさで死ぬ。
肺がんステージ3の咳は完治、肺の痛みは治り、朝までぐっすり寝られるようになった
02/12/2007の記事に書いた男性、67歳。病院では肺がんステージ3だと診断され、昨日は再診にきました。前回の内容は以下をご覧ください。
彼の状況は、とても良いです。
- 咳は完治
- 痰はとても少ない
- 肺の痛みは治った
- 朝までぐっすり眠れる
私が眼診をしたら肺の反射区は、まだ黄色い痰の色と赤い血管があって、両手はまだ乾燥していました。
まだ危険から逃れてないので、3週間分の漢方薬を渡して「飲み終わる頃に再診に来てください」と話しました。
患者が病気ばかり考えると逆効果!
彼が早く治った理由は悟っていて、毎日毎日肺がんばかり考えてないからです。
毎日肺がんを考えて、病気が良くなりますか?患者さんは家族の事とか考えるべきでしょう?なぜバカみたいに、肺がんばかり考えますか?
これが彼の回復が速い主な原因です。
患者さんとしては、毎日若い時に彼女を口説くために映画に誘って楽しんだり、陽明山に登って新鮮な空気を吸ったり、「永遠に愛している!」と誓ったけど、ふられてまた新しい彼女作りに踏ん張る。このような思い出話を考えるべきです。

バカみたいに、毎日病気を考えないで!
病気を考えるのは、お医者さんの仕事。
患者さんがこの枠を越さなければ、病気は良くなります。
毎日毎日、病気の事ばかり考える人。
私は断言します。
あなたみたいな考え方は、将来風邪をひくだけでも肺がんになる可能性がある。
肺がんになったら、あなたは更に考え込む。死ぬ日まで。そしてあなたの人生は終わり。こんな人生楽しいですか? 人生はもともと短いのに!
しゃっくりを止める方法:ミカンの皮と生姜の汁で簡単に治る
近日、アメリカで報道されているのは、一人の少女がしゃっくりが1年も治ってない。たくさんの西洋医学に診てもらっているのに。
しゃっくりすら治せないデタラメ医学。
少女がもし中医学の治療を受けたら、さっさと治ったはず。我々中医学はしゃっくりを治すのは簡単である。
新鮮なみかん皮を何枚と生姜2切りを、3杯の水で1杯になるまで煮つめる。煮詰めた汁が喉を越した時、すぐしゃっくりが止まります。
この簡単な処方箋、世の中の中医師はみんな知っている。

危機一髪の肺水腫患者、一晩で咳がだいぶ良くなり、あお向けで寝られるようになった
03/16/2007。
肺水腫の患者さん。昨日1日分の「十棗湯」を渡して、今日また再診にきました。昨日は3回吐き出し、夜はずっと下痢、出したのは水だらけ。そして、咳はだいぶよくなりました。
私は隣で研修してる林さんに言いました。張仲景は『傷寒論』に書いたけど、十棗湯の症状の患者さん、脈が大きい人は死ぬ。
昨日彼女が来た時、脈診ではとても大きくて速かった。しかも、顔は気を失って倒れた時、机の角にぶつかって頭に瘀血まである。
「あなたはもう死ぬしかありません。」
私はこれが言えなかったです。

十棗湯で1回賭けるしかなかったけど逆転勝利。1回だけの漢方薬で、肺の中に溜まっている水がたくさん出て、患者さんは今仰向けで寝られるようになりました。
現在『傷寒論』の処方箋を臨床で使って、伝授しているのは私だけ。人紀クラスの生徒さん、私が教えたのを全部吸収してください。みんなで頑張りましょう。夏休みの『金匱要略』の授業はとても大事です。『傷寒論』の最終編になるから。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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