風邪の咳は1日で治り、食欲不振、のどがイガイガするのは7日で全部治った

この記事は、楊貞(やんじぇん)先生の漢方治療シリーズ10の一つです。
西洋医学で改善しなかった重症例が、中医学の診断と経方でどのように回復したのかをまとめています。
シリーズ全体の一覧はこちら:
👉 楊貞先生の漢方治療例|西洋医学で治らなかった10症例の劇的改善まとめ

黄緑色の痰、夜に悪化する咳、発熱、倦怠感、下痢。
1週間続いた風邪症状が、漢方薬の服用初日に咳が完全消失し、7日で全ての症状が治った48歳女性の症例です。

桂枝麻黄各半湯がどのように作用し、短期間で回復したのかを紹介します。前回の症例は以下をご覧ください。

中医学の第一人者:ニハイシャ先生1の弟子、楊貞(やんじぇん)先生の治療例7(中国語原文はこちら)を李哲が完全翻訳しました。

目次

患者さんの背景(48歳女性・風邪症状)

患者さんは48歳の女性で、痩せ型かつ小柄な体型です。以下のような症状で来院されました。

主な症状(咳・痰・発熱・倦怠感など)

  • 風邪による咳:約1週間続き、黄緑色の痰が出る。夜間に悪化し、喉がイガイガする。
  • 睡眠障害:咳の影響で夜に十分な睡眠が取れない。
  • その他の症状
    • 寒がりで、風に当たると不快感。
    • 毎朝3~5時に発熱と汗が吹き出す。
    • 気力低下、食欲不振。
    • 喉が渇くが、温かい飲み物を好む。
    • 便は毎日あるが下痢気味で、スッキリしない感覚。
    • 尿は中程度の黄色。

※電話診療のため、脈診と舌診は実施していません。

🔎あわせて読みたい:治らない咳の原因は宿便と瘀血かも!大柴胡湯+桂枝茯苓丸で治癒した例

診断と処方(桂枝麻黄各半湯)

診断

桂枝麻黄各半湯けいしまおうかくはんとうの症と診断。

処方箋

以下の漢方薬を処方しました(単位:グラム)。

成分備考
桂枝9g
芍薬9g
甘草6g
麻黄6g
生姜2切り
ナツメ10個
杏仁6g
茯苓15g
細辛9g
乾姜6g
薏苡仁15g
その他5成分各11g詳細不明

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治療経過(1日目・3日目・7日目)

1日目の変化

漢方薬を服用した初日で、咳が完全に消失しました。

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3日目の変化

3日間服用後、以下の症状が改善:

  • 寒がりや風に当たる不快感が消失。
  • 朝3~5時の発熱と汗が解消。

ただし、喉の乾きがわずかに残り、肩、腰、尾てい骨に寒気を感じる状態。

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7日目の変化

同じ処方箋をさらに1週間継続した結果、すべての症状が完全に消失しました。

↓続きの記事↓

咳を改善した鍼治療例(内部リンク)

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🔗咳が治らない若者、漢方薬と鍼灸で3日で完治した症例

この記事は、楊貞(やんじぇん)先生の漢方治療シリーズ10の一つです。
西洋医学で改善しなかった重症例が、中医学の診断と経方でどのように回復したのかをまとめています。
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👉 楊貞先生の漢方治療例|西洋医学で治らなかった10症例の劇的改善まとめ

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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