さむけがするのは、外関穴を刺して5分で治った

「熱いお風呂に入っても寒気(さむけ)が取れない…」
そんな悪寒が、外関穴の鍼一本で“5分後には消えた”症例があります。

寒気・悪寒は風邪やウイルスだけでなく、体表の「風邪(ふうじゃ)」が原因のことも多く、適切なツボを使うと短時間で改善します。

目次

熱いお風呂でも取れない“さむけがする”症状の鍼灸症例

40代女性、朝から強い寒気が続く

こんにちは、李哲です。
簡単な鍼治療例を紹介します。

2024年の3月~4月くらい。
ある常連の女性、40代。最近は頓服薬の感覚で来ています。つまり、辛かったら1~2回治療して、治ったら数ヶ月以上は来ない。

今回彼女が来て話したのは、「今朝からすごい寒気がする。熱いお風呂に入って、熱いお湯を飲んで、ほかの薬も飲んだけど取れません。

漢方薬でも改善しなかった理由

一般的に寒気だけだったら、漢方薬ですぐ治ります。一つの症例として、三歳児の発熱、寒がりは麻黄湯飲んで30分後には治った症例はこちらを参考にしてください。治らなかったのは漢方薬を間違えた可能性が大きいです。

もしくは市販の西洋薬を飲んだ。
抗生物質で熱が下がるかも知れませんが、悪寒だけ取れるのはまだ聞いたことがないです。

外関穴を刺して5分後、さむけがスッと消えた

風邪・インフル・コロナでも共通する「風邪(ふうじゃ)」

寒気がするのは風邪、もしくはインフルエンザ、もしくはコロナでしょう。西洋医学では原因が何であろうと、中医学でいうと「風邪ふうじゃ」が原因です。そして、風邪ふうじゃを追い出す最強のツボは外関。

鍼刺して5分後には寒気が治った

外関を刺して瀉法を行い、ほかのツボを刺し終わったとき彼女に聞きました。
「体が寒い感じはどうですか?」

彼女が言うのは、「もう大丈夫です!」

外関を挿してから寒気がなくなるまで、だいたい5分くらい。つまり寒気がするのは、鍼1本刺して5分くらいで治った。

外関穴が寒気がする・悪寒に効く理由

外関(がいかん)TE5の位置を示す手首のツボ解説画像
外関(がいかん)TE5の位置。寒気・悪寒に即効性がある代表的なツボ。

外関。
文字から分かりますが、外側の要塞(関)です。風邪、インフルエンザなどは最初に外側の皮膚から侵入して、徐々に体内に入ってくる。1番外側の防衛線がやられたときによく現れるのが頭痛、喉の痛み、寒気がするなど。

外関を刺せば、一気に外側を守る衛気が強くなり、寒気がするのが一瞬に消えるのです。

今まで何人も検証していますが、悪寒がするとき、外関を刺した瞬間から寒気が減ります。そして数分で治る。

得気したときの強烈な響き(体験談)

外関は1~2cmくらいしか刺さないけど、得気したとき響きが非常に強いツボで”電気”が走りまくります。私は自分に挿したことがあるので分かる。あの響きはほかのツボと違います。鍼を回した瞬間、腕が取れそうになりました(笑)

中国鍼の得気の詳細は以下をご覧ください。

外関穴は悪寒だけでなく他の症状にも効果的

外関は寒気を取るだけではなくて、ほかにもいろんな効能があります。

喉の痛み

たとえば風邪、インフルエンザ、コロナが原因の喉の痛みにも効果バツグン。一つの症例があるので、参考になると幸いです。

中耳炎の痛み・腫れ

もう一つは、消炎鎮痛効果があるので、三焦経の炎症を収める作用があります。例えば以下のように中耳炎の痛みと腫れも取れる。耳周りは三焦経が近所を通り、また耳奥にも入るので、三焦経の外関穴で中耳炎が治せる。

ゴルフ肘の炎症

また、ゴルフ肘を治すときも効果抜群でした。関連記事はは以下をご覧ください。

鍼は魔法使いではないけど、魔法みたいな効果が出る時がしばしばあります。特に高熱を下げる、激しい痛みを取るとき、その効果は漢方薬よりも優れている。

どんなに辛い症状でも鍼治療なら早期改善が期待できる

しばらく先頭固定表示されている記事、発熱・咳・喉の痛みなどの症状で、来院を遠慮しないでください!でも書きましたが、「他の人に移したら悪い」など思わないで下さい。感染源のあなたが早く治らないと、周りにもっと被害が広がる!

私は患者さんによく話します。
辛い症状があったら、すぐ来て下さい。
四肢ではって来てもいいから、当院に来れば鍼でなんとかなります!

1回で完治できる保証はないけど、少なくとも痛みが減り、回復を早めることができます。

以下は印象深い一つの症例。当院の常連が救急車を呼ぼないで頑張って鍼に来て、その場で緩和し翌日には治った内容です。参考になると幸いです。

まとめ:さむけがする症状は外関穴で短時間で改善できる

  • 熱いお風呂でも取れない寒気は「風邪(ふうじゃ)」が原因
  • 外関穴は寒気・悪寒に最も即効性があるツボ
  • 鍼を刺すと数分で寒気が消える症例が多数
  • 喉の痛み、中耳炎、ゴルフ肘などにも応用できる

寒気・悪寒が続く方は早めに鍼灸で対処するのが最短ルート

寒気・悪寒が続く方は、我慢せず早めにご相談ください。鍼で短時間で改善できます。

悪寒、寒気がするのを治したほかの症例

🔗集団インフルエンザの悪寒・発熱・全身が痛いのが麻黄湯ですぐ治った症例

🔗寒がり、腰背中が痛い、鼻詰まり、喉も痛みを葛根湯加辛夷川芎で治した症例

🔗慢性白血病の悪寒、低熱、呼吸困難、倦怠感を治した症例

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