こんにちは、李哲です。
簡単な鍼治療例を紹介します。
2024年の3月~4月くらい。
ある常連の女性、40代。最近は頓服薬の感覚で来ています。つまり、辛かったら1~2回治療して、治ったら数ヶ月以上は来ない。
今回彼女が来て話したのは、「今朝からすごい寒気がする。暑いお風呂に入って、暑いお湯を飲んで、ほかの薬も飲んだけど取れません。」
寒気がするのは風邪、もしくはインフルエンザ、もしくはコロナでしょう。西洋医学では原因が何であろうと、中医学でいうと「風邪」が原因です。そして、風邪を追い出す最強のツボは外関。
外関を刺して瀉法を行い、ほかのツボを刺し終わったとき彼女に聞きました。
「体が寒い感じはどうですか?」
彼女が言うのは、「もう大丈夫です!」
外関を挿してから寒気がなくなるまで、だいたい5分くらい。つまり寒気がするのは、鍼1本刺して5分くらいで治った。
今まで何人も検証していますが、寒気がするとき、外関を刺した瞬間から寒気が減ります。そして数分で治る。
外関は寒気を取るだけではなくて、ほかにもいろんな効能があります。たとえば風邪、インフルエンザ、コロナが原因の喉の痛みにも効果バツグン。一つの症例があるので、参考になると幸いです。
鍼は魔法使いではないけど、魔法みたいな効果が出る時がしばしばあります。特に高熱を下げる、激しい痛みを取るとき、その効果は漢方薬よりも優れている。
先頭固定表示されている記事、発熱・咳・喉の痛みなどの症状で、来院を遠慮しないでください!
でも書きましたが、「他の人に移したら悪い」など思わないで下さい。感染源のあなたが早く治らないと、周りにもっと被害が広がる!
私は患者さんによく話します。
辛い症状があったら、すぐ来て下さい。
四肢ではって来てもいいから、当院に来れば鍼でなんとかなります!
1回で完治できる保証はないけど、少なくとも痛みが減り、回復を早めることができます。
以下は印象深い一つの症例。当院の常連が救急車を呼ぼないで頑張って鍼に来て、その場で緩和し翌日には治った内容です。参考になると幸いです。
*外関は1~2cmくらいしか刺さないけど、響きが非常に強いツボで”電気”が走りまくります。私は自分に挿したことがあるので分かる。あの響きはほかのツボと違います。鍼を回した瞬間、腕が取れそうになりました(笑)
(おわり)
コメント