中医師の症例翻訳・処方解説– category –
近代の中医師・漢方医・鍼灸医たちが残した症例を中心に翻訳し、処方箋やツボの解釈をわかりやすくまとめたカテゴリーです。
稀に古代の症例も取り上げ、歴代の名医たちがどのように病を診断し、どのような治療法を用いたのかを学べる内容になっています。
中医学の臨床に役立つ考え方や、現代の施術にも応用できるポイントを整理して紹介しています。
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壁に頭突きしたくなる頭痛は食積が原因だった
頭痛が痛すぎて壁に頭突きをする14歳の男の子。病院では「異常なし」。しかし中医学の腹診で“卵サイズの食積”が見つかり、鍼灸+漢方でその日のうちに頭痛が消失しました。本記事では、中国河北省の名医・張静先生の症例を完全翻訳し、食積が引き起こす頭... -
手術を拒否した33歳女性の乳腺炎しこりが、乳房の穴から膿として排出され、2ヶ月で改善した症例
手術をすすめられた乳腺炎のしこりが、漢方薬と生姜灸によって“皮膚から自然排出”され、一気に半分まで縮小した——。 中国河北省の名医・張静先生が治療した、非常に興味深い症例を紹介します。 生理でも便通でも変化しなかったしこりが、なぜ皮膚から出た... -
筋肉が急に減る、お腹の冷えと不快感、青あざが出やすい、不整脈、食欲不振の45歳男性を治した症例
「体重が急速に減り、筋肉がどんどん失われていく」――45歳男性に起きた深刻な症状。 お尻は少し座るだけで青あざ、腹部一周の不快感、冷え、不整脈…。 この記事では、中医学の治療で筋肉の流失が完全に改善した症例を、処方の意図まで含めて分かりやすく解... -
わずか2週間で極度の倦怠感が改善した症例|真武湯+桂枝麻黄各半湯の効果
突然の眩暈と右頸動脈閉塞後に、強い倦怠感と全身の震えが続いた50代男性。 真武湯と桂枝麻黄各半湯を段階的に使用し、2週間で震えの消失・発汗の改善・日常動作の回復が得られた症例です。頸動脈病変後の倦怠感に対する漢方治療の一例として報告します。 ... -
同病異治:同じ右偏頭痛の患者さん2人、違うツボで治した理由
同じ右片頭痛なのに、なぜ若いマッチョは3本の鍼で済み、70歳のやせ細ったおばあさんは5本も打たれたのか?一見不公平に見えるこの差こそ、鍼灸の真髄――「虚実補瀉」のリアル症例。 右側の片頭痛発作中。頭が「今にも砕けそう」と訴える男性の典型的な表情... -
ストレスで全身が猛烈にかゆい…発疹なしでも怒りが原因?漢方で90%改善した60代女性の症例
掻いても掻いても止まらない。皮膚はツルツルなのに全身が狂ったように痒い! アレルギー薬も効かず、一晩中眠れず泣き崩れた60代女性。原因は“数日前の怒り”でした。 中医学が捉える「中から出る痒み」とは何か、そして柴胡系漢方で10日後に90%改善した経... -
千金苇茎湯が合っているのに咳が治らない…原因は“深夜残業による睡眠不足”だった症例
「薬は合っているのに咳が長引く…」そんな経験はありませんか。 今回の症例では、千金苇茎湯が完全に合っていたにもかかわらず改善せず、原因は“深夜までの残業による睡眠不足”でした。生活習慣を整えた途端、咳は数日で完治したのです。 睡眠不足や夜ふか... -
みぞおちの激痛・吐き気・背中の苦しさ…急性胆嚢炎が鍼灸と漢方で劇的改善した例
みぞおちが詰まり、吐きたいのに吐けず、背中まで激痛──。 救急車レベルの症状を訴えた友人が、鍼灸と漢方薬で一晩で9割回復。 このときの彼女の症状は、まさに急性胆嚢炎の典型でした。 急性胆嚢炎の疑いがある友人 夕方7時過ぎに、友人が電話をかけてき... -
原因不明の激しい腹痛、食後の吐き気、寝れないのは、虫垂炎手術後の後遺障害だった|漢方薬で治した例
「食べられない。眠れない。お腹が痛い…」19歳の少女が、漢方一服で「ほぼうつ」寸前から完全復活した。 原因不明の腹痛で、寝れない食べられない19歳の女の子 患者さんは女の子、19歳。彼女は今年高校3年生。すでに1年休学して今は復学したけど、いつもい... -
子宮腺筋症、生理が来ない――中医臨床の一症例
「腺筋症になったのは私だけ?」そう思って近所の漢方を2ヶ月以上飲み続けたのに、生理は止まり、痛みは再発。結局、遠くても当院まで来ました。そして、漢方と鍼を合わせてわずか4日目——大量の生理と大きな血塊がドバッと出て、患者さんは驚かれました。 ...
