中医師の症例翻訳・処方解説– category –
近代の中医師・漢方医・鍼灸医たちが残した症例を中心に翻訳し、処方箋やツボの解釈をわかりやすくまとめたカテゴリーです。
稀に古代の症例も取り上げ、歴代の名医たちがどのように病を診断し、どのような治療法を用いたのかを学べる内容になっています。
中医学の臨床に役立つ考え方や、現代の施術にも応用できるポイントを整理して紹介しています。
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子宮腺筋症、生理が来ない――中医臨床の一症例
「腺筋症になったのは私だけ?」そう思って近所の漢方を2ヶ月以上飲み続けたのに、生理は止まり、痛みは再発。結局、遠くても当院まで来ました。そして、漢方と鍼を合わせてわずか4日目——大量の生理と大きな血塊がドバッと出て、患者さんは驚かれました。 ... -
70歳男性の「左腕の激痛・しびれ」は実は心臓の警告だった話
「先生、左の腕が痛くて…夜も眠れなくて、手が握れません」70歳の男性がそう訴えて来院されました。ところがその痛みの本当の原因は、誰もが意外と思う場所にありました。 左腕全体に広がる激しい痛み…実は心臓からのSOSだった(イメージ) 患者さんの主訴... -
いつでもどこでも眠い、48時間も寝てしまう女の子、麻黄附子細辛湯で治った例
学校のテーブルに突っ伏して寝落ち……。復学したての彼女は、必死に勉強しても「一秒前までノートを取っていたのに、次の瞬間には完全に寝ている」。コーヒーも効かず、48時間眠り続けられるほどの異常な眠気。そんな彼女を救った漢方薬が「麻黄附子細辛湯... -
手足の氷のような冷えを漢方で改善した2つの症例
夏の盛りなのに、手が氷のように冷たい――そんな患者さんが来院しました。 スポーツ選手の少年と若い女性、2つの症例から見えたのは、漢方薬の力で血液を巡らせ、体を内側から温めることの大切さです。放置すれば深刻な病気に繋がる手足の冷え、早めの対処... -
大量性不正出血が治らないのは黄耆が原因。膠姜湯加減で止血できた症例。
突然の大量出血、動悸、息苦しさ。輸血しても止まらなかった原因は、まさかの「漢方薬」でした。 大量性不正出血で動悸・息苦しさ|月経量が急増した女性の症例 2025年6月30日、患者が「今回の月経量が異常で、少し多すぎるから、漢方薬で治療したい」と言... -
ため息をつく、呼吸が浅い、息苦しい2人を漢方薬で治した同病異治の症例2つ
こんにちは、李哲です。中国河北省石家荘市の女医、張静先生1の症例:胸闷气短(2025-3-10)を翻訳しました。 2人の患者さん、同じようにため息をつく、呼吸困難なのに全く違う漢方薬で治していました。なんで中医学は同じ症状があるのに、違う処方箋を出... -
60代女性の右側頭痛症例:針灸拒否から中薬併用で完治 | 中医学実践事例
こんにちは、李哲です。中国河北省石家荘市の女医、張静先生1の症例:三叉神经痛(2025-8-1発表)を翻訳しました。 西洋医学でいわゆる「三叉神経痛」、漢方薬と鍼灸の治療効果はどれだけ良いのか、見てみれば分かります。また、一人の中医師として、患者... -
風湿熱による低熱・関節痛の漢方治療症例 | 麻杏薏甘湯の効果と脈診の注意点
こんにちは、李哲です。中国河北省石家荘市の女医、張静先生1の症例:这种的发烧值得警惕(2025-3-12発表)を翻訳しました。 発熱には2つのタイプがあり、その中の一つが警戒しないといけないものだと書かれています。参考になると幸いです。 発熱、全身の... -
生理が45日止まらない原因は瘀血|漢方で出血が止まり正常周期に戻った40代女性の症例
「生理が止まらない…」 40代女性が45日間も続く出血に苦しみ、貧血と不安で限界寸前。 しかし、原因となっていた瘀血(おけつ)を漢方で取り除くことで出血は止まり、正常な生理周期を取り戻しました。 止血薬では悪化することもある“不正出血の落とし穴”... -
発熱・排尿痛・血尿の漢方治療症例:五苓散 vs 小柴胡湯の診断議論と『傷寒論』活用
高熱にうなされる男性の姿。漢方薬が解き明かす発熱と排尿障害の謎 こんにちは、李哲です。中国河北省石家荘市の女医、張静先生1の漢方薬症例:当发烧遇上小便不利(2014-11-8発表)を翻訳しました。 ビタミンCと解熱剤が引き落とした複雑な症状を漢方薬...
