天然痘の根絶はワクチンのおかげではない!天然痘の歴史を振り返りながら、統計情報で説明する

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こんにちは。李哲です。

アメリカの漢方医:鄭智城先生1の記事を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、历史上天花流行的绝迹真的归功于疫苗吗?_郑智城_新浪博客

西洋医学は「ワクチンが有効」だと説明するとき、最も例としてあげるのは天然痘(痘そう)のワクチンです。

天然痘は本当にワクチンのおかげで没滅されたのか?歴史的の統計情報を見れば、あなたは騙された事に気づくはず。

伝染病がワクチンで没滅されたのは、完全にウソ!伝染病が減ったところか、逆に増えていました!

天然痘ワクチンを推進したイギリス、天然痘感染者数は減ってない

皆さん、天然痘の歴史を振り返って見ましょう。(データ源はSuzanne Humphries医師の本)

イギリスは1800年から天然痘ワクチン接種を始めました。1850年には、全国民に天然痘ワクチン義務接種を始め、違反する人は罰金刑もしくは刑務所。

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しかし、毎回ワクチン接種しても天然痘が流行り、イギリス国民は天然痘ワクチンを疑うようになりました。その中の一つ、25万人の人口がある都市Leicesterは、特に反発が強かったです。

1872年は天然痘が大流行。Leicesterのワクチン接種率が90%なのに、天然痘災害がひどい(3000人感染、358人死亡、すでにワクチン接種をした人を含め)から、我慢できなくて強制接種法律に違反する事になりました。

ワクチン強制接種を廃止してから、天然痘感染者数は激減

1885年、Leicesterの市民たちは大規模なデモを行い、全ヨーロッパの人も参加しました。1885年からLeicesterの地方政府は妥協して、ワクチン義務接種を廃止。

Leicesterのワクチン接種率は急に下がって、新生児の約10%だけ天然痘ワクチン接種しました。同時にLeicester都市は、厳格な衛生管理と隔離措置を始めました。その後から、Leicesterの毎年の天然痘感染者は2~3人だけ。

▼李哲の補足説明:

ワクチン接種を止めると患者が減る。これに似ているのは、西洋医学の先生たちが仕事しなければ、死ぬ患者が減る。ブラックユーモアです。

Leicesterの経験 :厳格な都市衛生管理と隔離こそ、天然痘を収める有効な方法

1893年天然痘災害がひどい時期、イギリスのもう一つの都市、ワクチン接種をたくさんした都市Mold、Flintshireの死亡率はLeicesterの32倍!

Mold/Flintshireの死亡率は3614/百万人。

10歳以下で、ワクチン接種してないLeicesterの死亡率は144/百万人!

ワクチン接種を大規模に行ったBirminghamは当時、1万人あたりの感染者は63人で、5人が死亡。Leicesterの状況は、1万人あたりの感染者は19人で、1人が死亡。

天然痘災害が爆発した時期、10万人毎にLeicesterの死亡率は5.7人。

Birminghamは8人。
Warringtonは10人。
Middlesbroughは14.4人。

時間が経つことでLeicesterの天然痘死亡率は下り始め、1902年~1903年の災害中は10万人毎に死亡率は5.3人。1903~1904年の死亡率は1.2人。史上では、これを「Leicesterの経験」だと言います。

厳格な都市衛生管理と病患の隔離こそ、天然痘災害を収めた有効な方法。天然痘を根絶させたのは、ワクチンではありません!

▼李哲の補足説明:
鄭先生は他の記事でも説明しました。伝染病を治すのはワクチンではなくて隔離。どうぞ参考にしてください。

天然痘ワクチン推進国、日本では5年間で14万人が感染、3万9千人が死亡

日本は1885~1892年の間、156172人が天然痘に感染されてその中の39979人が死亡。そして、1892年から日本政府は生後1ヶ月の赤ちゃんに、7歳まで毎年ワクチン接種。もし天然痘の流行りがあったら、全国民に強制接種する措置をとりました。

しかし、1892~1897年の5年の間、日本はワクチン接種をしたのに、14万2032人が天然痘に感染され、3万9536人が死亡。

ワクチンの功労は、どこにありますか?

1896年から日本政府は、強制的に全国民に5年毎にワクチン接種するようにしました。しかし、1897年日本の天然痘死亡率は32%に上昇し、ワクチン接種する前の2倍になりました。

▼李哲の補足説明:
ワクチンで病気を防げるのは嘘です。唯一無二、病気を防げるのは、人間本来の抵抗力(免疫力)。医学というのは、この免疫力を強化すべきです。 

ワクチン接種してない方が、死亡数が圧倒的に少ない

アメリカでは1948年、だいたい200~300人が天然痘ワクチン接種が原因で死亡。同じ1948年、自然な天然痘にかかって死んだ人は1人だけ。

1974年、インドはワクチン接種率88%(85%のherd immunityを超え)を達成した状況なのに、10万人が天然痘ウィルスに感染されて3万人が死亡。


※注:データの源は、David Koplow, 《Small Pox: the right to eradicate a global scourge》. University of California Press, 2004, P.21.。

以下はワクチン関連の記事。いろんな内容があるので、参考になると幸いです。

  1. 鄭智城先生はアメリカで開業している漢方医。様々な面白い症例があったので、翻訳させていただきました。人物紹介と診療所情報は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外)をご覧ください。

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