生理の量が多くてひどい貧血、首肩が異常にこる患者
こんにちは、李哲です。
過多月経(生理の出血量が異常に多い)の治療記録を公開します。
患者さんは40代の女性。彼女はいろんな主訴があったけど、一番の悩みは生理期間が長くて、生理の量が異常に多い。 出血期間は10日以上続く、一ヶ月の半分はずっと出血しています。
量はどのくらい多いか。
彼女が言うのは、「一番大きい生理用品でも1時間で満杯になって、変えるしかないです」
そして伴う症状は、元気が出ない、いつも疲れている。
あんなに出血したら貧血にもなるし、元気がないのも当たり前です。ほかの症状は、ひどい首こり・肩こりがあったけど、過多月経の症状と比べたら小さいもの。
なぜこんなに出血が多いか。
いろいろ話を聞いて分かりました。
彼女は大きい子宮筋腫を持っています。
1個だけではなくて何十個(いわゆる多発性子宮筋腫)。
一番多きいのは10センチくらい。ほかの小さいやつはサイズがバラバラ。子宮の周りに星みたいに散らかっています。
治療6回目から、生理の量が半分減って患者はビックリした
足つぼと整体を始めて7回目のとき、彼女は嬉しい報告をくれました。
「6回目から生理の量が、半分くらい減っています。たったの6回で減るなんて、ビックリしました!」
彼女より、私のほうがビックリしました。もっと回数がかかると思ったけど、短縮ができて良かったです。
治療を続けることで、一番困る生理の量が多いのは安定して、出血がほぼ正常になり、すごく大きくて数が多い子宮筋腫も小さくなりました。昔は仰向けになると、筋腫でお腹が突出したけど、今は仰向けになるとお腹が凹んでいるのが分かります。
もう一人の女性も同じ子宮筋腫ですが、足つぼ整体で諸症状が改善されました。詳しい説明は以下の記事をご覧ください。
病気の原因すら知らないのに、手術をすすめる西洋医学
なぜこんなにたくさんの子宮筋腫ができたか?
病院側は教えてくれなかったそうです。
原因も教えないのに、「すぐ切りましょう!」とすすめる。
彼女の答えは「痛くも痒くもないのに、切るのは嫌だ!」
そして、ほかの自然療法を調べてお店まで来たのです。
「小さいうちに切れば、すぐ治るから切りましょう!」のすすめに騙される患者は少なくはないです。なぜ筋腫ができたか?を聞こうともしない。しかし、彼女みたいに「なぜ切る必要があるか?」と疑い始め、根本的な原因を探す人はすぐ切っていません。以下の記事で書いた女性も同じでした。
多発性子宮筋腫は長年のサプリ・乳製品・牛乳と関係がある
彼女の子宮筋腫の主な原因は、小さい時から飲まされたサプリメント.乳製品。以上の毒を30年以上飲んでました。(唯一の原因ではない)
因果関係があるのを、どうやって証明するか。
簡単です。
1.子宮筋腫.乳がん.子宮けい癌がない女性に、サプリと乳製品を毎日与える。10年後、癌になる確率を検証する。(良くない実験ですね)
2.すでに子宮筋腫.乳がん.子宮けい癌になった女性。何%の患者がサプリ.乳製品を取ってきたかを統計する。(私が統計したのは100%!)
3.すでに子宮筋腫.乳がん.子宮けい癌になった女性から、サプリと乳製品を止めさせる。食べさせない。そして2~3年くらいで、どのくらい小さくなるか検証する。
以上の検証。科学的ではないと反論する方はいないでしょう?
外国の患者はすでに検証しています。
少なくて、乳製品は乳がんの原因になる。
以下の書籍が一つの代表です。
ニハイシャ先生1の臨床例を見ると、男性が乳がんになる原因は女性ホルモン剤が入っている乳製品と牛乳。以下の記事でご確認ください。
首こりの硬さは昔の1/5になって、お腹が空くようになり体力が増えてきた
彼女の生理の量が多い.首こり.肩こりなどは、半年くらい経ってから徐々になくなりました。昔は首こりがひどくて、首が曲がらない時があったそうです。今は押されるとまだ痛いけど、「硬さは昔の5分の1くらいです」と言ってました。
また、昔は昼間になっても「お腹空いたからご飯を食べよう!」の気持ちがなかったです。食べるのはただランチタイムだから、胃袋に入れるだけ。これも改善して、今はお腹すくようになりました。彼女がいうのは、「食べたい気持ちが沸いてきました!」
これは脾臓と胃腸の機能が良くなった証拠なので、私も聞いて嬉しかったです。
さらに、体力が前より増えてます。前はすぐ息が切れて、階段を登るのが辛かったけど、今は簡単に疲れません。
予想外の効果:6年の乳腺症が治った
ある日、彼女は一つ「予想外の治療効果」を教えてくれました。会社の健診で、6年ずっと引っかかった乳腺症が消えたのです。
なぜ消えたか、病院の先生も分からない。
(分かる訳がないだろう!)
最初来たとき、彼女は乳腺症があるなんて、口にも出さなかったです。 しかし、足つぼと整体をやりながら、予想外の治療効果が出てきました。これで彼女は、もちろん大喜び。
患者から聞いた不思議な話
足つぼをやりながら、彼女からいろんな不思議な感想がありました。もちろん、笑い話もあります。
最初の足つぼのときは、痛くて会話できるところか、「止めてください!」と言いたかったそうです。しかし、現在は痛いけど余裕で会話ができます。笑いもできる。
施術の途中で一番不思議なのは片足をやるとき、反対側の首がくすぐったくなって、自分で揉みたくなる。なぜ反対側の首が痒くなるか。私もまだ考え中です。
ほかには、腕が痒くて仕方ない方もいます。
知識不足でまだ解明はできないけど、いつかは分かると思います。
それにしても、「人間の体は不思議だな…」と感動するばかりです。
鍼治療でも刺してもない所が響いたり、不思議な感想をよくいただきました。以下はそのまとめ記事、よかったらご覧ください。
子宮筋腫は手術よりもいい選択肢がたくさんある
今回は足つぼ整体の症例。完全に子宮筋腫を消すまではいけませんでした。ただし、辛い症状はだいぶ解消。
もし、漢方薬・鍼灸だったらさらなる効果があります。特に漢方薬の治療効果は目を疑うほど。以下、症例を貼りますので参考にしてください。
子宮筋腫が原因で不正出血・生理痛などがあったら、信頼できる鍼灸医・漢方医もしくは足つぼ整体に行ってみてください。筋腫が全部消えるとは保証できないけど、辛い症状は必ず改善します。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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