「中耳炎が治らない…耳だれや耳鳴りが続いて不安」
そんな方に向けて、抗生物質でも改善しなかった中耳炎が、鍼治療3回で耳だれ・耳鳴りまで解消した症例を紹介します。

中耳炎が治らない原因|耳だれ・耳鳴りが続く理由
耳だれが続くのは炎症が残っているサイン
耳だれは、鼓膜の奥で炎症が続いているときに起こる症状です。炎症が引ききらないと、膿や浸出液が排出され続け、治りが遅くなります。血流が悪い状態では炎症が長引きやすく、自然治癒が進みにくくなります。
耳鳴りが起きるのは神経の過敏が関係
中耳炎のあとに耳鳴りが残るのは、炎症によって耳周囲の神経が過敏になっているためです。詰まり感や鈍い痛みがあると、聴覚の処理が乱れ「ザーザー」「キーン」といった音が出やすくなります。自律神経の乱れも耳鳴りを悪化させる要因です。
抗生物質が効かないケースとは?
抗生物質は細菌性の炎症には有効ですが、
・血流が悪く薬が届きにくい
・免疫力が低下している
・炎症が慢性化している
といった場合は効果が出にくくなります。症状が長引くと、耳だれや耳鳴りが残りやすく、薬だけでは改善しないケースもあります。
症例|1ヶ月治らなかった中耳炎が鍼3回で改善した41歳女性
2024年2月22日
41歳の女性が来院。
症状は以下の通りでした:
・1ヶ月前から右耳の中耳炎が治らない。耳垂れ(汁が出る状態)が続く。
・左耳は時折痛むが、中耳炎ではない。
・2年前に動悸があったが最近は落ち着いていた。しかし、抗生物質を2週間服用後、動悸が再発。
患者さんは1月に日本の鍼灸院に3回通ったものの効果を感じられず中断。西洋医学の治療も1ヶ月続けましたが、耳垂れは治らず、動悸の副作用に悩まされていました。
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初回|耳だれが大幅に減少
初回治療(2024年2月22日)
使用したツボ:聴宮、聴会、合谷、曲池、外関、足三里、公孫、三陰交。
結果:治療後、耳垂れが大幅に減少。

2回目|耳垂れほぼ消失、動悸の改善
2回目治療(2024年2月27日)
病院の検査で「耳垂れはほぼ治っている。来週には完治するだろう」と診断。
患者さんも1回目の効果に驚いていました。
動悸が残っていたため、心臓を強化するツボ(内関、公孫、)と耳鳴を改善する聴会、合谷、曲池、復溜、足三里、地五会を使用。
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3回目|耳鳴り(ザーザー音)がその場で消失
3回目治療(2024年2月29日)
報告:耳垂れは完治。右耳に残っていた鈍い痛みや詰まり感、耳鳴り(ザーザー音)が気になるとのこと。同じツボを中心に治療後、耳鳴りがその場で消失。
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最終確認|医師から「完治」と診断
最終確認(2024年3月9日)
医師から「中耳炎は完治」と診断。
念のため鍼で体を強化しました。
鍼治療が中耳炎・耳だれ・耳鳴りに効いた理由
この症例では、以下の成果が得られました:
・耳垂れ:1回目の鍼でほぼ解消。
・耳鳴り:3回目の治療で消失。
・中耳炎:7日間、計3回の鍼治療で完治。
鍼治療が中耳炎に効果を発揮した理由は、以下のメカニズムによるものです:

血流改善で炎症が引く
血流の改善:
耳周辺や全身の血流を促進し、炎症部位への栄養供給を高めます。これにより、耳垂れや詰まり感が軽減。
免疫力が上がり自然治癒が進む
自己免疫力の強化:
鍼は体の自然治癒力を活性化し、免疫系を強化。炎症を自分で処理する力を高め、中耳炎の根本的な回復をサポートします。
自律神経が整い耳鳴りが軽減
神経系の調整:
耳鳴り(ザーザー音)のような症状は、神経の過敏さが関与する場合があります。鍼は自律神経を整え、こうした症状を軽減します。
これらの効果により、抗生物質では対処しきれなかった中耳炎や副作用(動悸など)を避けつつ、短期間で回復が可能でした。鍼治療のメカニズムについてもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
中耳炎治療の選択肢|薬で治らない時はどうする?
病院の薬が効果を発揮しない場合や副作用が気になる方にとって、鍼治療は自然治癒をサポートする有力な選択肢です。この症例では、短期間で中耳炎と耳鳴りが改善し、患者さんの生活の質が向上しました。
中耳炎でお悩みの方は、ぜひ鍼治療を検討してみてください。自然治癒を目指す一歩になるかもしれません。

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