中耳炎の耳垂れで難聴になり、片耳が聞こえなくなった私、小柴胡湯をベースにした漢方薬と明礬で治った

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こんにちは、李哲です。
今日はひどい中耳炎で難聴になり、片耳が聞こえなくなったのを治した例です。患者は私自身。

今年の正月休みが終わる頃、ひどい中耳炎になりました。耳中から大量の化膿した液体が垂れて枕が濡れるくらい。そのせいで、片方の耳は完全に聴力が無くなりました。

1月5日から営業したけど、当時の患者さんは覚えているかも知れません。私が話を聞く時、顔が横になった様子。これは片方の聴力がなくなったから、仕方なくてとった姿勢です。

化膿したのを少しでも拭いてもらう為に、近くの耳鼻科に行きました。お爺ちゃん先生が診てくれたけど、とても親切でした。年取った看護師さんもとても優しかったです。1回拭いて液体が減ったけど、しばらく経ってからまた垂れてきました。これでは治らないと思い、自分が勉強した漢方を思い出して処方箋を作りました。

近くの漢方薬局で買った生薬は、以下のとおり。(有名な小柴胡湯 をアレンジした処方です。面白いのは漢方薬局のおばあちゃん、なぜ私がこんな処方をしてるか興味津々がってました)

  • 柴胡 10g
  • 人参 10g
  • 黄芩 10g生姜 適当に切ったのが二つ
  • 灸甘草 10g
  • 半夏 10g
    (ここまでは小柴胡湯の成分とほぼ同じ)
  • 黄連 5g
  • 蒼朮 15g
  • 白朮 15g
  • 炮附子(加工したトリカブト) 25g

よくトリカブトは毒があると言いますが、私はまだ生きてますよ。トリカブトに対して間違った認識を持っている方が多いので、以下の記事で詳しく説明しました。参考になると幸いです。

飲んで次の朝は、化膿した汁が垂れるのは止まりました。3日飲んだら、ほとんど止まったので漢方を飲むのを止めて、自然にかさぶたになるのを待っていました。しかし、シャワーのせいで、なかなかかさぶたになってくれない。

そこで思い出したのが、枯礬(ミョウバンに火を通して乾かした生薬)。この生薬を自分でフライペンで作って、耳の中に入れたのです。そしたら、完全に耳から水が出なくなり、かさぶたになり始めました。もちろん、シャワーの時には十分注意して、かさぶたに水が入らないように。

完全に耳の中が乾燥して中耳炎が治るまで、4週間くらいかかったけど、西洋薬を飲んでないだけで良かったと思います。

ミョウバンは足の水虫を治す時も効果バツグンです。以下の記事で詳しく説明しているので、どうぞご参考にして下さい。

未だに覚えているのは、診療所の看護師さんとお爺ちゃん先生の優しさ。

「この薬を飲めば治るから」
「この薬を3日塗れば治るよ」と丁寧に教えてくれました。

飲んで本当に症状が収まるかも知れませんが、薬の副作用をネットで調べた時、背中がゾッとしました。「こんな薬を飲んで大丈夫か?」と疑問が出てきます。

しかし、診療所の看護師さんと先生は、大丈夫そうに言ってくれるのです。

おそらく看護師さんもお爺ちゃん先生も、厳重な副作用は知らないでしょう...悪質な製薬会社は優しい先生と看護師さんを雇って、毒薬を売りつける。その優しさを信じて化学毒素を飲み込む患者さん、世の中にどれだけ多いでしょうか。

医者は完全に信じてはいけません。
疑問があったら、質問するべきです。

追記情報:
中耳炎に関して、鍼治療の効果も良いです。場合によっては、漢方薬より早いかも知れません。ただし、まあまあ響きが強力なので我慢が必要です。以下は私の鍼治療例、参考になると幸いです。

(おわり)

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