高血圧が翌日に正常値となり、西洋医学の医師自身が驚いた症例。
10年以上続いた下痢や腹部膨満感が1週間で改善した症例。
さらにウィルソン病や甲状腺がん患者の診察記録も登場します。
この記事では、中医学の大家・倪海厦先生が2005年4月28日に記した治療日記を翻訳し、当時の診療内容を紹介します。
📍この記事で分かること
✅️高血圧患者が改善した経過
✅️慢性下痢・お腹の張りに対する中医学的な考え方
✅️ウィルソン病患者の治療方針
✅️甲状腺がん患者への診察内容
✅️倪海厦先生の中医学に対する考え方
※中医学の第一人者、アメリカの著名な中医師・倪海厦(ニハイシャ)先生1の症例:2005-4-28治療日記を李哲が完全翻訳しました。
高血圧が改善し、体力や集中力の向上を実感したフランス人医師
高血圧が翌日に正常値になった経過
04/28/2005、晴れ。
フランス人医師の夫婦が再診に来ました。
初診は先週の木曜日。ご主人の症状は、高血圧と後頭部の痛み。きっかけは1998年に車事故で顎を骨折し、その後は高血圧と後頭部の痛みで仕事ができなくなり、退職するしかなかったです。
今日来て、ご主人が言うのは、「漢方を飲んだ翌日に血圧を測ったら正常値だったので、もう1回測ってみました。また、同じ結果。血圧測定器が壊れたと思い、隣の家に行って血圧測定器を借りて測っても、また同じ結果!」

体力・集中力の変化
これだけではなくて、
- 自分が20代の体力に戻ったような感じで、体力が溢れている
- 集中力が上がった
- 気持ちまで晴れてきた
彼は中医学の治療速度が、こんなに早いことにビックリしてました。そして、これは単なる抑制ではなくて、治療であることも分かっていました。
彼自身は西洋医学の先生だから分かります。
西洋薬は、絶対こんな効果がない!
彼は未来の長寿村から来た人。
村の人たちに追われて、当院に来たのです。
フランスでの中医学に対する反応
彼は「フランスに戻ったら、中医学の素晴らしさを宣伝してあげる」と誓ってました。
フランスでは、まだ漢方が使えないそうです。もしかして、フランスにいる漢方医が駄目すぎて、フランス人を納得させてないからかも知れません。
彼は情熱的に、「フランスに遊びに来てください!」と言ってました。しかし私がフランスに遊びに行ったら、アメリカの患者はどうすればいいですか?
🔎合わせて読みたい:高血圧症・動悸・頭痛が10日で治った漢方薬症例
慢性下痢と腹部膨満感が改善した女性
奥さんの最初の症状は、
- ひどい下痢
- 嘔吐
- ガスが溜まって、お腹が張る
- 極度の倦怠感
- 下半身が太り過ぎ
- 両足が氷みたいに冷たい
これは中医学で言う「上熱下寒」。一般の中医師はこのようなデブを見ると、すぐ冷める生薬を出すけど、私は逆でした。処方したのは、生のトリカブト5銭(15gくらい)、干姜2銭(6gくらい)。他にも熱い生薬をいっぱい出しました。

今日、奥さんは来て私と握手しながら言ってました。
「この10年、体がこんなに楽になったことがないです。下痢とガスが溜まるのは治りました。体力も戻って、おならが多いのも治りました。」
夫婦二人が喜んでいるのを見て、私は嬉しくなったけど、冷え汗かいたのもあります。主治医が私で良かったけど、もしほかの中医師だったら、フランスは100年経っても中医学を認めないかも知れません。
今日、夫婦は私に別の相談もしてきました。
親戚の13歳の子供が白血病になって、骨髄移植をするそうです。子供はこんな治療を受けて必ず死ぬことを夫婦は知っていました。そして、私に救えられるかどうかを聞いたのです。
皆さん、夫婦たちが相談した相手は、ふさわしい人だと思いますか?
🔎合わせて読みたい:頭痛・冷え性・ほてりなど2週間で劇的改善した白血病患者
ウィルソン病患者の改善経過と処方調整
続いて、この日来院した別の患者さんについて書きます。
ウィルソン病の患者さん、再診察に来ました。
前回の治療内容は以下をご覧ください。
漢方を飲んで3日後に、生理が来たそうです。経血の量も多い。上半身はだいぶ柔らかくなり、舌を動かして話せるようになり、腕も動けるようになりました。しかし、下半身はまた硬い。
ほかの自覚症状はみんな良くなって、暇さえあれば眠たくなる。めまいと、ふらつき感がまだあります。

最初の処方に入れた生の附子(トリカブト)は5銭(15g)以上。今日、脈診してみたら少し浮いてきただけ。だから、今日は一日7銭(21gくらい)まで上げました。つまり、1回で飲む量は2銭(6gくらい)。
これはまだ私が使った一番多い量ではありません。私が使った一番多いのは、一日の使用量が1.5両(45gくらい)。
彼女の病気は、中医学でいう「狐惑症」 。
だから、百合地黃湯 を元にして処方したのです。
🔎「狐惑症」のほかの症例:唇のヘルペスを3日で治した甘草瀉心湯
死んだほうがマシだと言う甲状腺癌患者の状態
今日来た新規患者、62歳の白人、甲状腺がんです。
彼は病院で甲状腺を切除し、その後は放射線療法を31クールやりました。
以下は問診内容。
私「夜は眠れなますか?」
彼「不眠症です。」
私「便通はどうですか?」
彼「下剤を飲まないと全然出ません。」
私「足は冷たいですか?」
彼「氷みたいに冷たいです。」
診察はこれで終わり。
皆さん、彼はよくなっていると思いますか?
「放射線療法を受けてから、死んだほうがマシだと思う。最初から中医学のことを知っていたら、絶対手術を選ばない!」 と彼は西洋医学のボロクソを言ってました。
🔎合わせて読みたい:治療すればするほど転移し、痛みが増えて、死んだほうがマシだという乳癌患者
中医学治療は2つの結果のみ
治療日記を書いてから今日まで21日間、約200人くらい診察しました。私が唯一に失敗したのは、あの日本人の乳がん女性。手術したあと、肝臓と肺に転移した女性です。過去の治療内容は、以下をご覧ください。
西洋薬の抗がん剤のせいで、治療に盲点があったので治せなかったのです。ほかの病気はみんな良くなっているところ。
本来だったら、「東方不敗」になるはずだったのに、西洋医学のせいで「東方有敗」になりました。本当に頭にきます。
中国の大陸では「西洋医学を中心に、中医学は補助的」というのを提唱してるけど、これは中国大陸のレベルが足りないことを証明してます。

私に言わせると、以下の通り。
西洋医学の先生よ、病気を治せない事を知っているなら、どこかに消えろ。中医学治療の邪魔をするな!
こうなれば、私は本当の「東方不敗」になります。
中医学は生存率よ、治癒率などの説はありません。
これは西洋医学が民衆を騙す巧妙なやり方!
中医学にあるのは、2つだけ。
治せない病気と治せる病気!
高血圧を改善した漢方薬の症例集
👉️高血圧症の頭痛、腰が重だるい、夜間頻尿が1週間で改善した症例
👉️血圧220が140まで下がり、極度のうつ病と肥満症が改善した症例
👉️右半身麻痺、体が寒い、高血圧症の頭痛、めまいが3日で改善した症例
👉️つわり・妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病・貧血などを治し、45歳で出産した女性
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倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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