激しい背中の痛みは1週間で治って、視力低下が改善され、血圧・血糖値は西洋薬を飲むときよりも良い男性
こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な漢方医、倪海厦(ニハイシャ)先生1の症例、2005-10-7治療日記を翻訳しました。
10/07/2005。
雨。
今日再診に来た58歳の男性。
インスリン注射と糖尿病治療薬を10年飲んでいます。
彼の初診は9/23/2005。
当時、彼の奥さんが同伴して来ました。奥さんは看護師。なぜか、その日は看護師の服を着てました。おそらく私に威圧感を出したかったでしょう。今でも覚えてますが、彼の奥さんは、詐欺師にでも会ったような顔で私を見てました。
初診の時、彼が訴えた自覚症状は、
- 体力がまったく無い
- 両足は氷みたいに冷たい
- インスリン注射しても、血糖値は下がらない
- 血圧も薬を飲んでいるけど、血圧が下がらない
1年前に目の手術をした後遺症で、続けて6回も手術を受けたけど、まだ目の内出血があり、ほぼ失明になってから、こちらに来たのです。彼はすでに人工透析と失明段階に入っています。それ以外、激しい背中の痛みもありました。
私は彼の奥さんの前で、西洋薬のボロクソを15分くらい言って、やっと怒りが収まりました。
当時、私は彼の奥さんに話しました。
「あなたは看護師。あなたが信じてる西洋医学のおかげで、今ご主人の命が危ないです。それなのに、あなたは自分が正しいと威張っている。本当に愚か者!あなたが信じてる西洋医学は幼稚園レベル。しかし、中医学は2000年前すでに博士になっています。西洋医学がどんなに愚かで無知か、中医学はどれだけ素晴らしいか。今日私が証明します!」
彼は2週間漢方薬を飲んで、鍼治療を3回受けました。今日来て話した改善した症状は、以下の通り。
- 背中の激しい痛みは、先週から治っている。
- 視力低下は回復しているところ。以前は眼科の先生がくれた特殊なメガネじゃないと見えなかったけど、今はメガネが要らない。
- 血圧は135~75まで下がり
- 血糖値は154まで下がって、西洋薬を飲む時よりも良い
- 体力がだいぶ戻った
- 両足は暖かくなった
- 体重は5kg下がった
彼の奥さんは、私に会うのが恥ずかしくて診療所に来てないそうです。
彼が言うのは、「漢方薬は本当に素晴らしい!私の妻すら納得しています。なぜアメリカは中医学を普及しないで、いまだに西洋医学を迷信してるかのか?!中医学が良いと言いたいけど、奥さんが西洋医学の信者だから立場が難しいです…」
皆さん、彼はどうしたら良いでしょう?
背中の痛みは鍼1回で治り、全身の浮腫・不眠症・うつ病・高血圧が1ヶ月で治った女性
女性のJさん、60歳。
初診は9/9/2005。
当時の症状は以下の通りです。
- 背中はちょうど胆経に沿って、上から下にかけて痛い。
- 高血圧症。
- 甲状腺肥大。
- うつの気分が非常に強い。
- 全身のむくみ。
- 肥満症。
- 不眠症。
背中の痛みは、鍼したその場で治り、漢方薬を1ヶ月飲んでから、全身のむくみが治りました。
ほかの改善したところは、
- 甲状腺機能が回復。
- 体重が下がった。
- 気分がとても良い。
- 睡眠の質が良くなった。
- 血圧も正常値に戻った。
彼女の親友.親戚はみんな「Jさんが変わった!」と話しているそうです。今日、彼女は孫を連れて来ました。彼女が言ったのは、「西洋薬と病院の先生は、もう二度と信じない!」
彼女の家族全員は漢方薬を信じて、孫のワクチン接種まで反対し、楽しい生活を送っています。これが正統派の中医学の治療効果。
いらない前立腺癌の手術で、ぼっき不全(ED)になった男性
新規患者さん、48歳。
彼は1年前に「前立腺がん」だと診断されて、手術後ぼっき不全(ED)になりました。
また、手術後はコレステロールを下げる薬、血圧を下げる薬、アスピリンなど、たくさんの薬を飲まされ、1ヶ月前から全部の薬を止めたそうです。
皆さん、私の診断結果が知りたいですか?
中医学の診断だと、彼は前立腺がんではない!
老廃物が睾丸に集まってPSA値が高い患者、私はたくさん見て来ました。西洋医学は、ただ単にPSA値が高いから前立腺がんだと診断し、性機能が正常な男性をEDにさせて、永遠の遺憾になったのです。
こんな例をみて、私が怒らないわけがない。
また、西洋医学のケツを拭かないといけません。
私の処方はすべて「傷寒雑病論」から出て、もちろん、いろんな処方箋を混ぜたりもします。
毎日患者さんが回復しているのを見て、嬉しい反面、心配事もあります。私の診療所に来てるのは、あくまでも少数です。まだたくさんの患者さんが、ヤブ医者に捕獲されて屠殺されている。
どうすれば、患者さんたちを助けられるのか。
どうすれば、皆が痛みと病気がない生活が送れるでしょうか…
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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