こんにちは、李哲です。
倪海厦(ニハイシャ)先生1のニュース評論(2001年10月11日公表)を翻訳しました。
甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症だと診断される女性が非常に多いですが、ほとんど病院の薬が原因であることを知ってください。
ニュース(翻訳文)
甲状腺 は首の前面にある内分泌器官で、主な作用は新陳代謝の速度を調整します。よくある病気は、甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症。症状が目立たないので、たくさんの人は気づいてないです。
一般的に言うと、甲状腺機能亢進症の症状は、
- 体重が減る
- 熱がり
- 緊張しやすい
- 不眠
- 手が震える
- 筋肉の力がなくなる
- 呼吸困難
- 動悸
- 便通が増える
- 生理不順など
甲状腺機能低下症の症状は、
- 体重が増える
- 寒がり
- 心拍数が下がる
- 便秘
- 生理不順
- 不妊など
アメリカの統計によると、大人の約0.2%が甲状腺機能亢進症。0.1~0.6%の人が甲状腺機能亢進症だけど、目立つ症状がないです。2%の人が甲状腺機能低下症、5%~17%の人は甲状腺機能低下症だけど、目立つ症状がないです。
甲状腺の問題は自覚症状で発見しにくく、血液検査でしか分からない。アメリカの甲状腺学会は35歳過ぎてから、5年毎に甲状腺検査をする事をすすめています。
アメリカの『内科医学年鑑』 の研究によると、全世界でこんなすすめは初めて。甲状腺失調は流行りやすいもので、特に女性の患者が多い。女性の中の5%~15%の人が、甲状腺失調症になりやすいです。
甲状腺失調症は治療しないともっと大変な病気になります。各病院には甲状腺ホルモン(TSH) を測る便利な機械があるので、健康の為に血液検査をちゃんと受けましょう。
ニハイシャ先生の評論:甲状腺病気は病院の薬で作られた病気
パッと見て筋が通る正しい論文だと思われますが、最後には役に立つところがない。これが、西洋医学。私の話を聞いてみれば、分かると思います。
昔、内陸に住んでいた人たちは、海のものが食べられなくて甲状腺肥大になった以外、人類はもともと甲状腺疾患はないはず!私の臨床経験から判断すると、甲状腺疾患は西洋薬の乱用と関係しています。
中医学の理論で、甲状腺は心臓がコントロールしてる。
すべての西洋薬は心臓を傷つきます。
心臓がやられたとき、一番最初に現れるのが甲状腺失調症。
甲状腺失調症は治しやすいものです。
難しいのは西洋薬を止めること。
これを解決しないと、また同じ病気が繰り返します。
西洋医学の先生は、臨床で甲状腺失調症の後に心臓病になるのを見て、「薬を飲まないと心臓病になる!」と言いますが、最初から飲んだ抗生物質、鎮痛剤などで心臓がやられ、甲状腺のバランスも崩れて最後に心臓病になるのです。
最初から西洋薬を飲まなければ、こんなに心臓病患者も増えません。
私はよく言います。
世界で一番いい商売は、製薬会社を作ること。
製薬会社は病気を作り出して、その後製薬会社の薬で一生コントロールします。
患者は治療のために、一生の食事費よりも多いお金を払っている。
飲んだ西洋薬はもっと多い後遺症を作り出して、患者はさらに大量の薬を飲まないといけない。
愚か者は死ぬ前に西洋薬に感謝までして、なぜ自分がこんな病気だらけになったかも分からない。一生の貯金が製薬会社に奪われ、死ぬときは誰のせいで死んだかも分からない人たち。かわいそうで何にも言えません!
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
コメント