こんにちは、李哲です。
前回は黒い便が黄色くなり、透明な尿に色がつき始めた過程をお伝えしました。最終回の今回は、突然現れた左胸の痛みが鍼わずか2回でほぼ消失した驚きの変化を中心に記録します。右膝の痛みもだいぶ軽減し、腰痛はほぼ治まりましたが、便秘や耳鳴り、冷えはまだ課題が残る結果に。
半年間の治療を振り返りながら、日常生活の重要性もお話しします。
前回の内容は以下をご覧ください。
右膝の痛みはだいぶ良くなり、腰痛はほぼ消失
2017年9月15日。
彼女の報告:
右膝が階段を昇る時に少し痛い。普段は痛くならないそうです。
左腰は少しだけ痛い。
右かかとは普段はしびれるのが感じない、たまに違和感あるくらいだそうです。
かかとが痛い場合は、腎虚証が原因なので、腎臓を補う治療をすれば治ります。以下の記事、参考になると幸いです。
2017年10月12日。
彼女の報告:
便通が悪い、最近は3~4日に1回。膝は階段を降りる時に痛い。腰痛はもう大丈夫、耳鳴りは左の方が圧倒的に強いそうです。
腰痛は鍼治療にとって、比較的に治しやすいもの。ほぼ1~2回で改善もしくは治ります。以下の記事、参考になると幸いです。

突然現れた左胸の痛みは鍼2回でほぼ治った
今日来た時、胸の痛みの主訴がありました。特別なのは最初真ん中あたりが痛くて、徐々に左胸の下、左胸の外側に痛みが移動する感じ。今まで見たことがない症状でした。
関元と内関などで対策を立てたけど、効果は少しだけしかない。次回には公孫など追加して解決するつもりです。
関連記事:動悸や心臓の痛み、胸の痛みを鍼灸で改善!89歳女性が4回で回復した症例
2017年10月14日。
彼女の報告:
昨日の今日は便通あり。
膝痛は少しある。
左胸の下側一周する痛みはまだあると言うので、今日は歴兑(右)、公孫、内関(右は外関までつなげる)などを追加。
途中で鍼を回しに入った時、彼女が言うのは「左胸の下と外側の痛みはもうなくなった。真ん中あたりが少しだけ痛い。」
今日は公孫と内関を強く回して、パワーを強化しました。内関は非常に大事なツボなので、単独に記事にしてその効能を説明しました。詳細はこちらをご覧ください。
2017年10月20日。
彼女の報告:
前回の鍼で、左胸の回りの痛みはなくなった。
今日は膝痛(左>右)、階段を降りる時に著しい。
便秘は続いている。
心臓病の胸が痛い、心臓が痛い症状が現れたとき、治せるのは漢方薬・鍼灸しかありません。西洋医学の病院に運ばれても、根本が治せません。
なぜ漢方薬・鍼灸で心筋梗塞・不整脈・狭心症などが治せるのかは、以下の記事で詳しく説明しています。どうぞ参考になると幸いです。
右の耳鳴りはだいぶ軽減、手足も温かくなってきた
2017年11月1日。
彼女の報告:
階段を昇る時に膝が痛い。
大便は休日は出るけど、平日には出ない。
右の耳鳴りは前より更に減ったけど、左はあまり変わらない。
鍼を取る時、彼女の手足は暖かくなってました。以前はずっと冷たかったから。体内の冷えは本当に強いです。
2017年11月8日。
彼女の報告:
前回の針をしたあと、3日連続で便通があったけど、その後はない。
なぜか左腰の痛みがまた戻ってきた。
膝は階段を降りる時に痛みが強い。
尿はまだ透明色。
関連記事:80歳膝痛が鍼5回でほぼ消失!薬・サプリやめて劇的改善した体験談
外食中心・睡眠不足・運動不足が治療の壁に
鍼が終わってお茶を飲む時、彼女の食事状況を聞きました。ほとんど外食だそうです。
外食のとき、気をつけないといけません。なぜなら、一般料理屋の99%は安い塩、油を使っているから、食べた後は咽乾くし、胃もたれします。ほかの記事で詳しく討論したので、良かったらご覧ください。

彼女が言うのは、「魚定食など食べるようにはしているけど、野菜はどうしても食べるのが少ない。土日はなるべく自炊している」
病気治療で睡眠はとてもとても大事です。でも、彼女はほとんどよく寝れてない。
運動はしてない、歩く時間も少ない。
野菜を取らないと便秘になりやすいです。
困った状況でした。
鍼だけでどのくらい治せるのか。。。
体重の負担が膝痛を長引かせる原因に
2017年11月17日。
彼女から質問がありました。
「膝が悪いから足がむくむでしょうか?」
私「その原因もあります。でも、一番目は歩いてないのが問題ですね」
彼女「卵が先か鶏が先かですね(笑)」
2017年11月22日。
彼女の報告:
階段を降りる時に膝が痛い。
大便は良い、たまに3日に1回出る。
耳鳴りは右は進歩しているけど、左耳は進歩なし。
彼女が言うのは、「小さい時にしょっちゅう肺炎で入院を繰り返しました」。おそらく心臓、肝臓と腎臓を弱くする抗生物質などいっぱい使ったでしょう。
彼女「自分が太っているから、膝に負担をかけすぎではないか?」
確かに。
体重を落とさないと、膝にはかなりの負担です。

2017年12月6日。
彼女の報告:
大便は2日に1回。
膝痛はまだあり。
左耳の耳鳴りはずっとある、右耳の耳鳴りはたまにしかない。
2017年12月15日。
彼女の報告:
膝痛はまだあり。
便通は鍼が終わってからしばらくは良いけど、また徐々に悪くなるそうです。
食事と睡眠と運動(なるべくたくさん歩く)が、一番肝腎なポイントだと彼女に教えました。
右耳の耳鳴りはもうなくなり、残っているのは左耳だけ。耳鳴りは高い音がして、セミが鳴いてるみたいに鳴っているそうです。
関連記事:片耳の詰まった感じが鍼で改善!耳鳴りも一緒に治った治療例
半年の鍼治療を振り返って
回数券が終わったので、このへんで治療を中止しました。
だいたい半年の鍼治療。彼女の治療経過を振り返って見ます。
- 便通は鍼をした後には良くなるけど、また徐々に悪くなる。
- 膝痛はだいぶ良くなってはいるけど、階段の昇降ではまだ痛みがあります。
- 頑固な腰痛はほとんど消えています。
- 坐骨神経痛は鍼してから、すぐ消えました。
- 耳鳴りは片方しか取れてない。
- 冷え症はお腹が暖かくなったけど、足はまだ冷たくてむくみます。
彼女の日常生活(食事.睡眠.運動)がもう少し変われば、もっと変わったかも知れません。
関連記事:アイス・コーヒー・乳製品で生理痛が再発!食べ物の間違いが体調不良を招く実例
治療はお互いの協力が必要です。私一人の事ではない。もちろん、私の腕が足りないのも関係があります。
不利な状況でも最大限の治療をすべきなのに、腕が足りなくて全部解決して上げられてないのが悔しいです。
これはとても成功した治療例ではないですが、最後までの記録を残しました。成功した例であろう、失敗した例であろう、始まりがあれば必ず終わりをつけます。

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