二人の腰痛、鍼1回でその場でだいぶ良くなり、翌日には完全に治った。別々のツボで治した理由も説明します

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2人の腰痛患者、1回の鍼でだいぶ楽になった

こんにちは。李哲です。
今日は私の鍼治療例。

同じ日に来た二人、みんな腰痛なのに全然違うツボで治しました。なぜ違うツボを選んだのかも含めて、説明したいと思います。

一人の腰痛は1週間くらい続いた。
主な治療のツボは陰谷と委中。

もう一人の腰痛は、痛めて1日。
主な治療のツボは、束骨。

二人とも帰りに、「だいぶ楽になった」と言ってました。

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同じ腰痛でも、中医学は実証・虚証によって治すツボが違う

鍼灸は遅れて効果が出るのときもあるので、翌日にはもっと楽になります。その場で治らなかったら、もう1~2回刺せば大丈夫。

同じ腰痛なのに、全然違うツボを選ぶ理由

なぜ同じ腰痛なのに、全然違うツボを選んだのか。
これは鍼灸の理論に基づいています。

もっとも有名なのは、
『実則瀉其子、虚則補其母』。

実証なのか、虚証なのかによって選ぶツボが違います。

簡単に分別する方法は、
実証は痛めて1週間以内のもの。
虚証は痛めて1週間以上のもの。

実証は痛めたばかりなので、わりと治りやすいです。

虚証の方は長引きますね。
5年も10年も痛かったら、なおさら回数が必要です。

どちらにせよ、1回施術すればある程度痛みは減るはず。特に急性のぎっくり腰、寝違えなどは、1~2回くらいで治ります。足つぼ整体でもギックリ腰を治せるので、以下の記事を参考にしてください。

整形外科、病院では腰痛が治らない

ぎっくり腰.慢性的な腰痛で病院に行ってもレントゲン撮って、神経をマヒさせる鎮痛剤を出すくらいでしょう。しかし、レントゲン撮影では腰痛が治りません。

 神経をマヒさせる鎮痛剤で、痛みが治るとも思わない。
あれは治ったのではなくて、ただ単にマヒして痛みが分からないだけです。

患者さんが治ったのは、けっきょく日にちが経って自分の力で治る。薬剤師は薬で腰痛が治らないのを知っているから、鎮痛剤などは飲みません。

鍼灸は実証か虚証かの判断が速くて、その場ですぐ施術。 そして、30分後に帰る時はだいぶ楽になります。

急性の痛みの場合、鍼が一番優れています。
どこか痛みがあったら、近くの信頼できる鍼灸院・整体院に行ってみてください。時間もお金も無駄になりません。

以下はもう一つのギックリ腰治療例、参考になると幸いです。

腰痛を治すツボはは、山ほどある

余談ですが、腰痛を治すのは委中と束骨だけではない。
人中、腎兪、関元、二間、後渓、中緒、董氏奇穴の霊骨.大白.上白.下白…選択肢はたくさんあります。

例えば事故で足がなくなった人は、束骨穴での施術できないけど、手のツボで代用できる。手足がない人は、顔の人中などで代用できる。(さすがに頭がない人っていないでしょう?)何かしら代用のツボがあります。

以下は頑固な腰痛を改善した例、参考になると幸いです。

追記:腰痛の2人は、みんな翌日に完全に治った

後日確認が取れましたが、委中と陰谷を刺した方は、1回で99.9%腰痛が消えたもう一人の束骨を刺した方は、1回で腰痛が消えてびっくりしてました。ただし、あのツボは2回目は刺されたくないと言ってました。(笑)

以前聞いた話しですが、刺した鍼が痛いから注意力の転移で腰痛など消える話は正しくないです。

足に刺した鍼が痛くて腰痛が消えるなら、鍼灸は要らないでしょう?金属製の棒で殴ったほうが、よっぽど効果があります。

手足に刺した鍼が痛くて他のところの痛みが消えるのではなく、経絡のつまりがなくなるので痛みが消えるのです。

私たちがツボを勉強するのも、どこを刺しても治るわけではないからです。
鍼灸は独自の理論があって、痛み.病気を治す時はその理論に従って、ツボを選んだり補瀉の手技を考えたりします。

細い針の動きには、すごく深い理論が裏付けられているのです。

簡単そうだけど、実は奥深い。

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