夜間頻尿が4回→1回に改善し、汗が出る体質へ変化した鍼治療例|膝痛・便秘・夜尿症もまとめて改善

こんにちは、李哲です。

膝痛・便秘・夜間頻尿・汗が出ない体質──長年の悩みが、鍼治療を続けることで一気に動き始めました。今回は、60代のおばさんに起きた「体質が変わる瞬間」を記録した症例です。シリーズ第3話。

前回の治療内容は以下をご覧ください。

🟥 この記事で分かること

1.鍼治療で膝痛が軽減した理由
2.長年の便秘が浣腸依存になる仕組み
3.夜間頻尿が4回→1回に減った背景
4.汗が出ない体質が改善したメカニズム
5.夜尿症が大人になっても続く原因
6.使用したツボ(心兪・肺兪・腎兪・志室・内関・腎関・7.復溜・関元・中極)とその効果
8.関連する症例記事(内部リンク)

目次

膝の痛みは鍼治療で大きく軽減した

2017年7月20日。
オジサンは今日来てない。
3番目のおばさんだけの記録です。

おばさんは先日、膝周りに鍼を刺したのが良かった、膝がだいぶ楽だそうです。ただし、まだ少しは痛みがある。階段を降りる時、特に痛む。手指関節痛.腰痛はまだあり。便通は悪くて、浣腸しないと出ない。

ほかの症例:膝下の靭帯痛が鍼1回で改善した症例でも分かりますが、膝が痛いだけではなくて、靭帯が痛い時でも鍼は有効です。

浣腸依存で直腸が弱り、便秘が悪化する理由

浣腸はもう何年前から使っているので、私が思うのは、おそらく直腸の所が退化していると思います。完全に退化する前に、浣腸する薬を止めて、漢方薬若しくは鍼で腸の働きを戻そうとしています。

直腸の働きがなくなり、便秘症が治らなかったら、次に待っているのが大腸がんです。最初から鍼灸若しくは漢方薬で便秘症を治せば、大腸がんにもならない!

たとえ大腸がんになったとしても、漢方薬と鍼で治せます。以下はニハイシャ先生1の症例、参考になると幸いです。

🔗大腸がんの患者:右下腹部痛は完全に治り、便通は毎日出るようになって、EDまで良くなった

汗が出ない体質が改善し、運動時に発汗するようになった

おばさんが言うのは、最近はバドミントンすると汗をかくようになった。以前は走っても汗が出なくて、顔だけ真っ赤になって恥ずかしかった。

ちなみに、おばさんがダイエットの為に運動を始めたのはけっこう前からです。最近の事ではない。最近あったのは、鍼を始めただけです。

私はおばさんに話しました。
「おばさんの心臓は本当に弱い。だから、今日も背中の心兪.肺兪などを刺してあげる。」

心兪はめちゃくちゃ響いてつらかったそうです。ほかの腎兪.志室などは、まあ何とか我慢できる。

運動すると顔が真っ赤になる女性は以前治療したことがあります。詳細は以下をご覧ください。

🔗顔だけ汗かかない女性が改善した症例

鍼治療後に尿量が増えるのは良い兆候

仰向けでの鍼が終わる頃、おばさんは私に質問がありました。

おばさん「鍼でトイレが増えたりする?」
私「頻尿.尿崩症が減ったりは見たけど、逆に悪くなるのは見たことがないです。」

おばさん「最近は尿が多い感じ。」
私「体内の冷えが外に出る時、汗で出すか、若しくは尿.大便で出ます。しばらく様子を見て下さい。今のは良い兆候だと思います。」

施術後に便と尿がたくさん出た症例は以下をご覧ください。

🔗鍼灸で生理痛と便秘を即効解消した症例

大人になっても続く夜尿症の原因

おばさん「小さい時に夜尿症で困ったけど、今でもたまに夜尿症になる。夢の中でトイレをすごい探すけど、ドアが見つからなくて困るんだ。自分の家では良いけど、泊まりに行った時は本当に困る。子供みたいに夜尿症になるから、泊まりにも行けない。」

私「心配しないで。これは鍼で治るから。」

夜尿症の原因と1週間の桂枝湯+トリカブトで治った例でも分かりますが、漢方薬の併用があると、更に効果的ですね。残念ながらおばさんは漢方薬にあまり興味なし。

夜間頻尿が4回→1回に改善した理由

おばさんの話を聞いたら、以前は夜中に4回くらい尿意で目が覚めたけど、最近は1回で済む。根絶まではしてないけど、回数は減りつつあります。

腎機能を良くすれば、夜尿症も治るし、尿意で目が覚めるのもなくなり、朝までグッスリ寝れます。

今日は足に腎関と復溜を追加してあげました。お腹は相変わらずの関元と中極。この4つで尿が漏れる症状は良くなるはず。

内関を刺した理由(不眠・動悸・手の冷え)

腕には内関を追加してあげました。何故かと言うと、おばさんが言うのは、寝つけるのが大変。以前は布団に入って2時間経っても寝れなかった。最近は遅くまで体力仕事をして、帰ったらバタンキューするけど。

内関の素晴らしい効能は内関の効果(動悸・息切れ・車酔い)をご覧ください。

眠りが浅い.夢をよく見るのは心臓の働きなので、内関は心臓の強化にもなるし、ちょうどおばさんの手がすごく冷たいので、手の冷えも治せます。

本当は神門も刺してあげたかったけど、内関でものすごく悲鳴を上げたので、神門は止めました。

鍼治療後、体内がすごい熱くなったのがわかる

全部の鍼を取ったあと、おばさんが言うのは「手は触ると表面が冷たいけど、自分の感覚では中がとても熱い。血が流れているのが分かる。」

鍼は即効性に優れているので、ほぼ刺した瞬間から暖かくなります。以下はもう一人の例、参考になると幸いです。

🔗首肩が重い・痛いのが改善し、鍼を刺した瞬間に手足が暖かくなった症例

おばさんが帰る時、「明日も来る?」と聞いたら、おばさんは笑いながら頭を振ってました。

「明日も受けたら死んじゃう。来週にするよ。」

↓続きの記事↓

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  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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