こんにちは。李哲です。
今日は続きの記事です。
オジサンは来なくて、おばさんだけの記録になります。
2017年7月28日。
暑い暑い!と言いながら入ってきました。
バドミントンやっても汗をかかないおばさん、今日はめちゃくちゃ汗をかいてました。
暑いと汗をかくのは、心臓が回復していることを示すので、私は心の中で喜びました。
階段を降りる時の膝痛は、前回の鍼したあと、ほとんど消失。これに関しては、おばさんは未だにビックリしてました。
睡眠はとても良い。
針をしたその日は寝坊するくらい寝ている。
手指関節痛は以前の鍼で消えたけど、最近マッサージの仕事をしてまた指が痛いそうです。
おばさんは一つ質問がありました。
“少しでも肉を食べると、めちゃくちゃ眠くなるのは肉の質が悪いのかな?”
“いいえ、これは肉が悪いのではなくて、おばさんの消化系がとても弱いからです。もともと肉は消化するのにすごいエネルギーが要る。生の肉だったらなおさらエネルギーが必要。
胃腸が弱いと、胃腸のエネルギーだけでは消化できないので、脳.手足など他のところからエネルギーを借りてくるから、酸欠状態みたいにだるくなり眠くなる。
適量の肉を食べても眠くならない時、胃腸が強くなったのを示します。”
おばさんの便通と腰痛はまだダメ。
便はまだ自力で出せない。
おばさんが言うのは、便は動くけど最後の直腸に来ると、渋って出れない感じ。
そして、おばさんは“以前使ったダイエット薬で腸の粘膜がやられたかも!”と言ってました。何故かと言うと、そのダイエット薬を飲むと下痢になるから。
私はおばさんに説明しました。
“おそらく、そのダイエット薬は腸の粘膜の良い水まで全部出すから、腸の壁が旱魃状態になっている。
そして、浣腸薬も良い水まで出しちゃうから、腸の壁は今水分がめちゃくちゃない。漢方薬で潤ったほうが良いよ。”と勧めました。
西洋医学では便秘症を治せないから、患者さんはいつまでも下剤を飲まないといけない。
そして、大腸がドンドン退化して、大腸の粘膜がドンドン水分がなくなり、宿便が石みたいに固くなり大きくなった時、大腸がんだと診断します。
西洋医学の解決手段は直腸を切り捨てて、人工肛門を付ける。24時間、自分の便意で大便が出るのではなく、随時大便が出ます。
こんな生活をしたくなければ、最初から腕が良い漢方医.鍼灸医に診てもらったほうが良いです。
おばさんは腰痛がまだあると言うけど、私が見た限り以前よりは良さそうでした。
本来なら、鍼で腰痛は簡単に治せるものです。
束骨+腎兪。
若しくは委中+腎兪。
2,3回すれば、だいたいは楽になる。
おばさんの腰痛が消えないのは、1週間に1回しか来てないのが一つの問題です。
週2~3回だったら、集中攻撃で効果がすぐ溜まります。
もう一つ。
内臓の疾患から来る腰痛は、治りが遅い。
ニハイシャ先生から教わってのは、
鍼は即効性がある。3回刺しても腰痛が楽にならない時は、内臓の疾患を考えるべき。
ぎっくり腰みたいな外側の経絡の問題か、
若しくは内臓から来る痛みなのか。
鍼は治療のついでに、診断も兼ねてできます。
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