全7話の目次(クリックして開く)
1話(尿・腰痛)
尿が出にくいのが鍼2回で改善し、腰痛は西洋薬で治りにくかった例
2話(痛風・肩こり・朝たち)
痛風の足裏痛が鍼1回で改善し、肩こり・腰痛・朝たちも復活した例
3話(夜間頻尿・発汗)
夜間頻尿が4回→1回に減り、汗が出る体質に変わった鍼治療例
4話(睡眠・膝痛・便秘)
睡眠が劇的改善し、膝痛・発汗異常・便秘も良くなった鍼治療例
5話(排尿障害・手のこわばり・めまい)
排尿障害・手のこわばり・便秘が改善し、下船病のめまいも軽減した例
6話(膝痛再発・尿もれ・車酔い)
突然悪化した膝痛が鍼1回で改善し、尿もれ・便秘・車酔いも良くなった例
7話(痛風・朝たち・睡眠)
痛風の激痛が鍼1本でほぼ消失し、朝たちと睡眠の質も改善した例
こんにちは、李哲です。
汗が出ない体質、階段での膝痛、浅い睡眠──長年の悩みが、鍼治療を続けることで一気に改善し始めました。今回は、60代女性のおばさんに起きた「体が回復していく過程」を記録した続編です。
前回の治療内容は以下をご覧ください。
🟥 この記事で分かること
1.鍼治療で膝痛がほぼ消失した理由
2.汗が出ない体質が改善した背景(心臓の働き)
3.肉を食べると眠くなる原因(胃腸の弱り)
4.ダイエット薬で腸粘膜が傷む仕組み
5.浣腸依存で直腸が弱る理由
6.便秘から大腸がんへ進行するメカニズム
7.腰痛が治りにくい2つの原因(頻度・内臓疾患)
8.関連する症例記事(内部リンク)
睡眠が深くなり、膝痛・発汗異常が劇的改善した
オジサンは来なくて、おばさんだけの記録になります。
2017年7月28日。
「暑い暑い!」と言いながら入ってきました。バドミントンやっても汗をかかないおばさん、今日はめちゃくちゃ汗をかいてました。
暑いとき汗をかくのは、心臓が回復していることを示すので、私は心の中で喜びました。
階段を降りる時の膝痛は、前回の鍼したあと、ほとんど消失。これに関しては、おばさんは未だにビックリしてました。
睡眠はとても良い。
鍼をしたその日は寝坊するくらい寝ている。
睡眠の質が変わった患者さんはたくさんいます。以下は生理痛と睡眠が浅いのを改善した例、参考になると幸いです。
指関節痛は鍼で改善しやすい
手指関節痛は以前の鍼で消えたけど、最近マッサージの仕事をしてまた指が痛いそうです。
指関節痛は比較的に治しやすいもの。
親指の付け根が痛い女性、鍼1回で驚くほど改善した症例でも分かりますが、鍼は即効性に優れています。
もちろん、1回で治るとは保証できない。
1回で効果が分かるけど、完治まで数回~十数回かかるケースがほとんどです。
肉を食べると眠くなる原因は「胃腸の弱り」
おばさんは一つ質問がありました。
おばさん「少しでも肉を食べると、めちゃくちゃ眠くなるのは肉の質が悪いのかな?」
私「いいえ、これは肉が悪いのではなくて、おばさんの消化系がとても弱いからです。もともと肉は消化するのにすごいエネルギーが要る。生の肉だったらなおさらエネルギーが必要。
胃腸が弱いと、胃腸のエネルギーだけでは消化できないので、脳.手足など他のところからエネルギーを借りてくるから、酸欠状態みたいにだるくなり眠くなる。適量の肉を食べても眠くならない時、胃腸が強くなったのを示します。」
食後の眠気・物忘れ・頻尿が改善した症例でも同じような説明をしました。参考になると幸いです。
ダイエット薬で腸粘膜が傷み、便秘が悪化する
おばさんの便通と腰痛はまだダメ。
便はまだ自力で出せない。
おばさんが言うのは、便は動くけど最後の直腸に来ると、渋って出れない感じ。
そして、おばさんは「以前使ったダイエット薬で腸の粘膜がやられたかも!「と言ってました。何故かと言うと、そのダイエット薬を飲むと下痢になるから。
私はおばさんに説明しました。
「おそらく、そのダイエット薬は腸の粘膜の良い水まで全部出すから、腸の壁が旱魃状態になっている。そして、浣腸薬も良い水まで出しちゃうから、腸の壁は今水分がめちゃくちゃない。漢方薬で潤ったほうが良いよ。」
便秘を治す漢方薬はたくさんあります。1番緩やかなものは、麻子仁丸かも知れない。麻子仁丸の詳しい説明は以下をご覧ください。
便秘が続くと大腸がんへ進行する理由
西洋医学では便秘症を治せないから、患者さんはいつまでも下剤を飲まないといけない。
そして、大腸がドンドン退化して、大腸の粘膜がドンドン水分がなくなり、宿便が石みたいに固くなり大きくなった時、大腸がんだと診断します。
西洋医学の解決手段は直腸を切り捨てて、人工肛門を付ける。24時間、自分の便意で大便が出るのではなく、随時大便が出ます。
こんな生活をしたくなければ、最初から腕が良い漢方医.鍼灸医に診てもらったほうが良いです。
漢方薬の素晴らしい効果は、以下の記事が参考になります。
腰痛が治りにくい理由は2つある
鍼治療の頻度が少ない
おばさんは腰痛がまだあると言うけど、私が見た限り以前よりは良さそうでした。
本来なら、鍼で腰痛は簡単に治せるものです。
束骨+腎兪。
若しくは委中+腎兪。
2~3回すれば、だいたいは楽になる。
おばさんの腰痛が消えないのは、1週間に1回しか来てないのが一つの問題です。週2~3回だったら、集中攻撃で効果がすぐ溜まります。
内臓から来る腰痛は治りが遅い
もう一つ。
内臓の疾患から来る腰痛は、治りが遅い。
ニハイシャ先生1から教わってのは、鍼は即効性がある。3回刺しても腰痛が楽にならない時は、内臓の疾患を考えるべき。
ぎっくり腰みたいな外側の経絡の問題か、若しくは内臓から来る痛みなのか。
鍼は治療のついでに、診断も兼ねてできます。
↓続きの記事↓
腰痛、便秘の関連記事まとめ
🔗うつ病・不眠・便秘が麻黄附子細辛湯+大柴胡湯で完治した症例
全7話の目次(クリックして開く)
1話(尿・腰痛)
尿が出にくいのが鍼2回で改善し、腰痛は西洋薬で治りにくかった例
2話(痛風・肩こり・朝たち)
痛風の足裏痛が鍼1回で改善し、肩こり・腰痛・朝たちも復活した例
3話(夜間頻尿・発汗)
夜間頻尿が4回→1回に減り、汗が出る体質に変わった鍼治療例
4話(睡眠・膝痛・便秘)
睡眠が劇的改善し、膝痛・発汗異常・便秘も良くなった鍼治療例
5話(排尿障害・手のこわばり・めまい)
排尿障害・手のこわばり・便秘が改善し、下船病のめまいも軽減した例
6話(膝痛再発・尿もれ・車酔い)
突然悪化した膝痛が鍼1回で改善し、尿もれ・便秘・車酔いも良くなった例
7話(痛風・朝たち・睡眠)
痛風の激痛が鍼1本でほぼ消失し、朝たちと睡眠の質も改善した例
- ↩︎
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

コメント