中医学が解き明かす乳がんの原因と治療
中医学(東洋医学)で、乳がんは「不治の病」ではありません。
漢方薬、鍼灸では治療できます。
なぜなら、中医学(東洋医学)の理論で、乳がんの原因がはっきりしているからです。

漢方薬、鍼灸の治療を受ければ、胸のしこりは徐々になくなります。例えば、こちらの鍼治療例では完全にはしこりが消えてないけど、だいぶ小さくなりました。
アメリカの著名な中医師:倪海厦(にはいしゃ)先生1は、たくさんの乳がん患者さんを治した先生。そして、皆さんが乳がんに対する恐怖を払うため、乳癌的防治與治療を書いたのを私が日本語に訳しました。参考になると幸いです。
生理と母乳の驚くべき関係
乳がんは多くの女性が恐れる病名です。アメリカでは1999年の乳がん死亡者が4万人を超え、現在はその数がさらに増えています。では、中医学は乳がんをどう捉えているのでしょうか?まず知っておいてほしいのは、「生理と母乳の関係」です。
西洋医学では、生理は未受精の卵子が原因だと考えます。しかし中医学では、生理と卵子は無関係。むしろ、生理と母乳は同じものだと捉え、生理は母乳から作られるとしています。この視点の違いが、西洋医学が有効な予防・治療法を見つけられない理由です。
簡単な例で説明します:
- 授乳中は生理が止まりますが、多くの女性がこの時期に妊娠します。生理がなくても卵子は排出されている証拠です。
- 卵管結紮術で卵子が出なくなっても、生理は毎月来ます。
これが中医学の正しさを裏付けています。詳しくはこちらの記事で解説しています。
西洋医学と中医学の比較表
西洋医学と中医学の乳がんに対するアプローチの違いを、以下の表で比較しました。
項目 | 西洋医学 | 中医学 |
---|---|---|
生理の原因 | 未受精の卵子が原因 | 母乳が心臓を通じて子宮に送られ生理になる |
乳がんの原因 | 遺伝、ホルモン異常、環境要因など | 心臓の弱さによる母乳の滞留 |
治療法 | 手術、放射線、化学療法、ホルモン療法 | 漢方薬、鍼灸、体質改善 |
予防の考え方 | 検診(マンモグラフィなど)で早期発見 | 便秘解消、生理の正常化、心臓の強化 |
薬の使用 | ホルモン剤や化学薬品を使用 | 自然由来の漢方薬を重視、化学薬品は避ける |
効果の視点 | 症状の抑制やがん細胞の除去に注力 | 体全体のバランスを整え、自然治癒力を高める |
乳がん死亡率 | アメリカでは高い(世界一との指摘も) | 中医学実践国では相対的に低い傾向 |
この表からも分かるように、西洋医学は「対症療法」に重点を置き、中医学は「根本治療」を目指します。特に生理や母乳の捉え方の違いが、乳がんへのアプローチに大きな差を生んでいます。
乳がんの本当の原因:心臓の弱さと母乳の滞り
中医学によると、乳がんの真の原因は「心臓の弱さ」と「過剰な母乳の滞留」です。女性なら共感できるでしょう。生理前は乳房が張り、生理が始まるとその張りが和らぎます。これは、乳房に溜まった母乳が生理として排出されるからです。この過程で、心臓が母乳を子宮まで送り、生理を作り出します。
心臓が正常なら、母乳は全て生理として体外へ流れます。しかし、心臓が弱ると余分な母乳が胸に残り、それががん細胞の栄養源となり、乳がんを引き起こします。

西洋医学の薬が乳がんを悪化させる理由
女性ホルモン剤やビタミン剤など、母乳を増やすものはすべて乳がんを悪化させます。例えば、断乳時にホルモン注射で母乳を無理やり止めると、母乳が乳房に閉じ込められ、状況が悪化します。
西洋医学は母乳と生理の血が同じである事実を知らず、断乳注射が乳がんに関係すると中医学では指摘しています。
閉経後の乳がん予防:快便が鍵
女性は閉経後もしくは事故で子宮卵巣などを取った後、母乳がなくなったわけではありません。人間の体は、ずっと母乳(生理の源)を作っています。
閉経後、母乳が外に出る唯一のルートは大便。
だから、中医学の理論では、「閉経後は便秘より下痢のほうがまし」だと言います。
西洋医学では便秘をたいした症状にしてないですが、中医学は便秘をすごい大事にしてます。便秘は乳がんに直接つながってるから。
便秘も治せない人が癌を治せると言うのは、歩けない子供が自分は走れると言うのと同じです。信じられますか?
西洋医学の限界と誤り
一言で言えば、西洋医学では乳がんは治せません。予防なんて「夢物語」です。生理と母乳の関係を理解していないため、根本的な認識が間違っています。
道を間違えれば、いくら進んでも目的地には着きません。
乳がん予防に関するアドバイス
以下は、中医学に基づく乳がん予防の具体的な方法です。
- 便秘は絶対に避ける。
便秘は足つぼ整体でも改善可能です。さらに漢方や鍼灸なら効果が顕著。13年前の足つぼ症例では、20年の便秘が解消し、薬も不要になりました。 - 正常な生理を保つ
量、色、周期が整い、生理終了時に胸の張りがなくなる状態を目指してください。 - 子宮と卵巣を残す
天災や事故以外では摘出しないでください。母乳の排出経路が減るためです。詳しくはこちら。 - 乳房を傷つける検査を避ける
X線、マンモグラフィ、生検などはしないでください。 - 病院の薬を控える
肝臓と心臓を壊す薬は避けましょう。漢方症例では、ステロイドの副作用で苦しんだ女性が数回の治療で回復しました。 - サプリメントをやめる
余分な栄養はがん細胞を育てます。 - 西洋医学の意見を鵜呑みにしない
アメリカは乳がん死亡率世界一。医師ストライキで死亡率が下がった事例(こちら)からも、その信頼性は疑問です。 - 楽しい生活を心がける
ストレスや悩みは母乳の代謝を悪化させ、生理として排出されません。鍼灸症例では、ショックが原因の生理不順が6回で改善しました。
これらを守れば、乳がんになることはありません。
いい中医師を見つける小ワザ
現実での問題点は、優秀な中医師を見つけるのが大変。
一つ、小技を教えますので良い先生かどうかのチェックになります。
先生に質問して下さい。
「生理はどこから来ていますか?」
正解だったら治療する。
不正解だったら、ほかの中医師を探す。
賢くならないと自分を守ることもできません。
~続きの論文~
↓↓↓
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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コメント
漢方薬で乳房の組織まで再生しているとは驚きました!
アメリカ、又は南カリフォルニアでニハイシャ先生、または教え子の先生達の治療院を探したい場合どのような方法があるかご存知でしたら、教えて頂けますか?
id:bumeesha
bumeeshaさん
コメントありがとうございます。
漢方の力は想像以上なので、乳がんの治療はもちろん他の病気でもいい効果があります。ぜひ近くの漢方医・鍼灸医に診てもらってください。
以下はニハイシャ先生の弟子たちの連絡先情報がある記事です。参考になると幸いです。
https://li-hari.hatenablog.com/entry/2014/01/19/094112
(id:li-hari)
李哲さん。
お返事ありがとうございます。
なんと先生方の連絡先がブログにアップされていたのですね!
教えて頂き、どうもありがとうございます!とても感謝します!!
是非、近くの漢方医・鍼灸さんの所へ行きたいと思います。
初めてコメントさせて頂きます。
30歳女です。
母乳から来てたなんて。。目から鱗でした。
でもすごく腑に落ちてモヤが晴れたような気分になりました。
私は2年ほど前から月経過多(塊が出たり量が増えたり生理前頭痛)で悩んでました。
それまで生理痛などほとんどなかったのに。
先生のコラムを読み漁りよくよく考えてみたら
産後絶っていたアルコール、コーヒーを続けて飲むようになってから生理も重くなった気がする。
それと同時に膵臓が疲れてるような症状もでてきだしたので
膵臓の病気を疑い怖くなって検索しまくってたらTwitterから先生の存在を知りここに至りました。
沢山読ませて頂きます!見つけれて嬉しい!!
改善していけるような前向きな気持ちになれました。ありがとうございます!
コメントありがとうございます。
翻訳文ですが気に入ってくれて大変光栄です。
コーヒーは脾臓(西洋医学でいう膵臓を含め)と胃が冷えるのでオススメしません。アルコールはほどほどであれば、特に問題がないです。
生理痛、過多月経などは漢方薬もしくは鍼、もしくは足つぼ整体でも改善できます。ぜひ近所の治療院を探してみてください。どうしても見つからなかったら、自分でお灸をすえる、もしくは足揉みをするだけでも効果があります。
一日でも早く健康になることを願います。