ベタベタ汗は鍼してすぐ止まり、夜見えにくいのも治った。息切れ・冷えは著しく改善し、黒い髪の毛が増えた|末期乳がんの鍼治療実録(1/4)

「余命1年です」――医師の宣告を受けた50代女性。

しかし、鍼を1本刺した瞬間、24時間止まらなかったベタベタ汗がピタッと止まり、ほぼ失明状態だった視界が開き始めました。

これは、彼女が“希望を取り戻した8ヶ月間”の実録です。

📌この記事でわかること

1.末期乳がん患者さんの“生活の質”が鍼灸でどう変化したか(視力・汗・息切れ・体力)
2.抗がん剤の副作用と、鍼灸・食養生がどのように作用したか
3.8ヶ月の経過で起きた“具体的な身体の変化”と、その理由

📘 この記事の流れ
・来院理由
・最初に治したい症状
・鍼1回目の変化
・視力の劇的改善(2〜4回目)
・体力・息切れの改善(3〜4回目)
・5〜6回目の新たな変化
・まとめ/次回への導線

目次

余命1年の末期乳がん患者が来院した理由

末期乳がん患者の主な自覚症状

こんにちは、李哲です。
私の鍼治療例を紹介します。

患者さんは女性、50代。
彼女が気になる自覚症状は、以下のとおり。

  • 15年前に乳がん手術。7年前に転移(リンパ節、すい臓、胃、肺)。
  • 夜間頻尿、夜中に目が覚めてトイレに行く。 
  • 肩こり
  • 近眼と老眼。
  • 脈が早く、階段を登るとハアハアする。脈拍は110回/分くらい。

余命1年だと宣告された

治療を始める前に、彼女の話を聞きました。

15年前に手術した乳がんは、触診もいらないくらい大きかった。拳くらいのサイズ。いま受けている西洋医学の治療は、抗がん剤の点滴。2週間に1回。今年の3月に、余命1年だと宣告

余命宣告を告げる先生の手
「今年3月に余命1年宣告を受けました…」

彼女は抗がん剤が猛毒であることを知っていて、なんとか免疫力をあげようと頑張って、いろいろ健康療法をやっているそうです。

抗がん剤を中止するか悩む

本院はまだ足つぼ整体をやっていると勘違いしたみたいで、「今は鍼しかありません」と言ったら、「とにかく免疫力をあげたいので、鍼をやってみたい」と彼女は話しました。

私は彼女に説明しました。「抗がん剤を打つ限り、鍼灸で多少効果が出ても、すぐ抗がん剤の猛毒には負けます。よくはならない

そしたら彼女が言うのは、「2日前から抗がん剤点滴を止めようかな…と思って、いろいろ調べているところです」

私が抗がん剤を反対する理由の一つして、医師ですら避ける抗がん剤の真実があるからです。

患者さんが最初に望んだ「治したい症状」


私は彼女に治してほしい所を聞きました。
もちろん、がん細胞以外のもの。

彼女の答えは、

一番治してほしいのは目、ほぼ見えなくて困っています。2番目に困るのは、ベタベタする汗が24時間止まりません。

私は彼女に教えました。
「これは心臓がそうとう弱くなった時の症状。心臓が強くなれば、ベタベタする汗は減ります。」

失明に近いのは、抗がん剤の副作用。
猛毒の抗がん剤は肝臓に負担をかけて、髪の毛が抜けるだけではなくて、最後は失明にもなる。抗がん剤でよく激しい吐き気.嘔吐.髪が抜けるなど聞きますが、失明に至る例は始めて見ました。

視力悪化を表す拡大鏡の画像
「一番困るのは目がほとんど見えないこと…」

抗がん剤を打っているのに、食欲がある謎な現象

食欲を聞いたところ、彼女が言うのは食欲はとてもある。

私は心の中でビビってました。
もしかして…

私はすぐ彼女に聞きました。
「抗がん剤にはステロイド剤を入れてますか?」
(なぜなら、ステロイド剤を飲む人は、食欲が異常にあるから

彼女はニコッと笑って答えたのは、
「点滴の時に拔いてもらってます」

これを聞いて私は一安心しました。
異常な食欲でなければ大丈夫。

ニハイシャ先生1から教わったのは、どんなに重症な患者さんでも、食欲さえあれば死なない。食欲がなくなったら危ないです。

食欲があるのは幸いな事だけど、ベタベタする汗をすぐ止めないとダメです。『君主』としての心臓を先に守らないと。

ピンクの服の女性がハートを持つ画像
「ベタベタ汗は心臓が弱っているサインです」

鍼1回目で起きた変化(汗が止まる・体が温まる)

太衝穴が強烈に痛かった理由(肝の解毒)

1回目の鍼で刺したツボは、太陽、陽白から魚腰までつなぐ、晴明、霊骨、大白、内関穴、間使、関元、巨闕、光明、足の三里、陰陵泉、地機、三陰交、太衝。

太衝は刺す前から、指で探った時に彼女がつぶやいてました。

「うわ!痛そう!」

「なんでですか?」と聞いたら、彼女はその辺が痛くて、自分でもよくマッサージするらしいです。

私は彼女に教えました。
これは肝臓の大事なツボで、解毒作用があります。

抗がん剤で肝臓に毒がいっぱい溜まっているから、太衝穴が痛い。肝臓に抗がん剤の毒が溜まっているから、視力がめちゃくちゃ弱くなっています。

顎関節症の痛みに効く陥谷穴と太冲穴の正確な位置(足の甲・第2・第3指の間)
主に使用した陥谷穴(赤矢印)

ベタベタ汗が止まり、体がポカポカになって気持ちいい

中国鍼は初めてのせいか、彼女はずっとお腹を摘んでました。鍼の響きから、気が紛れるらしいです。お腹に針をする時に見たら、お腹の皮膚はつまみすぎて真っ赤。

仰向けで置鍼は40分くらい。施術後、お茶を飲んでいる時に彼女は言うのは、「鍼を刺したら24時間止まらない汗がすぐ止まった。不思議!最初は鍼の効果かな?と半信半疑したけど、隣の方が汗がたくさん出ました!というのを聞いて、やはり鍼の効果だと確信しました。」

帰りに彼女は、「体全体的にポカポカして気持ちいい」と言ってました。

コーヒー、ヨーグルトがダメな理由

 「コーヒーとヨーグルトなどはダメですか?」と聞かれたので、私の答えはもちろんダメ。

がん治療には食事が大事です。
すべての乳製品(チーズ、バター、ヨーグルト、牛乳など)、コーヒー、サプリメント.人工的な甘いものはダメ!がん細胞の成長を助けるから

コーヒーなどがダメな理由は、コーヒー、清涼飲料水、牛乳(乳製品も含み)、サプリ、西洋薬などを禁止する理由で詳しく書きました。参考になると幸いです。

視力の劇的改善が始まった(2〜4回目)

体温が35℃→37℃にあがった理由

2016年9月10日。
2回目の鍼。

彼女が言うのは、「病院に電話して抗がん剤を1回止めて様子をみたい。」

彼女の周りには、同じ乳がんで抗がん剤で苦しんでいる人がいる。しかし、彼女だけはめちゃくちゃ元気。話を聞いたら、彼女は生姜を乾かして汁にして飲んでいたら、体温が2度近く上がって37度になったそうです。乳がんになる前の体温は35度。

夏場は飲むと暑いので止めたけど、そろそろ黒糖など入れて、再開しようと思っているそうです。

この話が、前回私の疑問を解かしてくれました。

乾姜が抗がん剤の副作用を軽減した

乾いた生姜は、生薬の乾姜に近い。
乾姜はただの生姜より胃腸を温める作用が強くて、吐き気がする.気持ち悪いのを治すので、消化系を守ってくれるのです。 

おそらく乾姜がなかったら、彼女も知り合いみたいに抗がん剤で苦しんでいたと思います。

大きな乾姜(かんきょう)の塊
「乾姜のおかげで抗がん剤の吐き気がほぼ出なかった」

食欲が落ちてないのは、彼女が実行したいろんな健康法が原因でもあるります。しかし、乾いた生姜は一番の原因だと私は思いました。

食欲があるのは良いことでしたが、やはり抗がん剤で髪の毛は何回も抜けたらしいです。抗がん剤の猛毒、肝臓がダメージを受けるので、すぐ髪の毛が抜けます。

幸いに、彼女は抗がん剤を止めて見たい意志がある。抗がん剤などなければ、鍼灸の力で何とか効果を出せるかも知れない。

夜間視力が改善し運転が怖くなくなった

彼女が言うのは、「鍼をしてから両足はポカポカして温かくなったでも、尿の出が悪いのが少し気になる。目は気持ち的に良くなった感じ。前は夜、車運転中に見えなくて怖かったけど、今はそんなに怖くない

白内障、緑内障、老眼などの視力低下に鍼治療は有効です。以下は白内障の一つの治療例、参考にして下さい。

笑うことががん治療で重要な理由

彼女は散歩中、誰もいない時よくワッハッハ!と大声で笑うそうです。ブログ記事に笑うのが心臓にとても良いと書いてるので。彼女のワッハッハと笑いを表現するのを見て、私も面白くて笑ちゃいました。

彼女は8歳の猫を飼っているそうです。
猫の寿命はだいたい20歳で、あと12年は生きられるので、猫より先に死ねないと言ってました。

私は彼女を慰めました。
「食欲さえあれば、死なないから大丈夫」

一安心したのか、帰りに彼女が笑って話したのは、「今日も食べすぎた!」

【補足】患者さんからの報告メール

彼女から記録文章を頂いたので、1~2回目の部分を先に補充します。

●がある文章が、彼女が提供した内容です。読むとき一つ気をつけてほしいのは、彼女の記録と私の記録は1週間ずれること。

例えば、彼女の9月3日は施術後すぐの記録です。私の記録は、9月10日にやっと9月3日以後の彼女の変化を聞いて、まとめたものですので1週間ずれる。

以下は前回の記録の補充。彼女が提供した内容です。

9月3日。
●足裏がポカポカになる。夜間の尿量が少し減る。
●背中の両脇(肋骨下)左右対称に赤い発疹ができる。手の甲と足首内側に痔ができる。
●暑さのため、夜3時過ぎまで寝られない日が1日ある。

9月10日。(黒糖生姜湯スタート)
●1度だけ心臓付近にピキッと痛みが走る。2日続けて胸焼けあり。
●手足ポカポカになる。老眼が改善する。(小さい文字にピント合わせやすい)

9月17日
●足首と肩の皮膚に、500円玉大のカサカサ部分ができる。みぞおちにはハッキリした痔ができる。

9月24日
●脇の下の古い傷跡が痒くなる。
●(病院)血液検査:リンパ球は増えてないけど、マーカー下がっていたので点滴は断る。
●夜の0時に目が覚め、2時頃天井に黒いお化けのような影を見る。

視力・息切れ・体力が同時に改善し始めた(3〜4回目)

以下からは私の記録です。

以前は10分掃除しただけで倒れたのに、今は全然違う

2016.9.17
3回目。

彼女の報告:
足裏まですごい暖かくなってきた。
夜もすごい見えるようになった。
先週は見えるような気がするけど、今週は確実によく見える。

今週の抗がん剤点滴はキャンセル。血液検査データを見てから、点滴をするかどうかを決めたいと言ってました。

以前は体力がなくて、階段を登るのがハアハアしたけど、今は体力がついて会社の4階までは上がれる。

今日の鍼が終わったあと、彼女は「やはりよく見えますね!」と言ってました。視力改善の話は臨床でよく聞きます。以下はもう一人の証言。

2016.9.24
4回目。

 彼女の報告:
会社の階段を登るのは5階まで登れる(前回は4階まででした)。前より体力がついたのが実感できる。以前は掃除を10分しただけで息切れで倒れたけど、今は全然倒れない。

鍼治療中に汗が止まるのが不思議

初診のとき話した嫌な汗はまだ出るけど、前よりは減っている。 

針を刺した時と、抜針後しばらく汗が止まるのが不思議」と言ってました。これは、心臓の力がまだ弱いのと、抗がん剤の毒素がまだ多い事を示す。

血液検査データは病院が休みでしてない。
来週腫瘍マーカー検査に行くらしいです。でも、彼女は腫瘍マーカー検査より、自分の体調で判断した方が正しいような気がすると言ってました。

視力が0.01→改善し始めた

色々話を聞いたら、彼女の視力は0.01。メガネをかけて0.3。目が見えなくて仕事を止めるしかないと思ったのに、今は徐々に見えるようになったので、彼女はとても喜んでました。

漢方薬の併用があれば、さらなる進歩が見えると思いますが、残念ながらできない。漢方薬がいかに効果抜群なのか、視神経萎縮による視力低下・失明リスクを漢方薬で著しく改善した症例を見れば分かります。

余命宣告や腫瘍マーカーに動じない患者

腫瘍マーカー検査の話で二人で盛り上がったとき、私は彼女に聞きました。
「余命1年だと言われて怖くないですか?」

彼女は鼻でふ~んと笑ってました。そして、彼女が言うのは、

「今まで3回脅かされてます。
4年前は余命3ヶ月だと言われました。もう慣れっこです」

怖がらない、これは彼女の病状と私の鍼治療には、とても役に立ちます。病は気から。患者さんの気持ちは、病気治療の効果を左右すると言いますが、これはほんとうの話です。

【補足】患者からのご報告メールの引用

以下は彼女が提供した内容です。

10月1日。
●簡易検査:脈は120台。血管年齢は68歳だと言われる。
●翌日のお昼頃、腹痛あり。粘血液混じりの便が出て、腫瘍からの出血を疑うが体調回復し、夜は熟睡する。
●次の朝、真っ黒な便が出る。痛みはなし。3日目からは普通の便に戻る。

10月8日(生姜灸スタート。)
●李先生に「黒い便がもうすぐ出る」と言われた。(すごく心配したので早く教えてほしかった) 
●手の甲に痔とカサカサ部分ができる。右の首元に小さい発疹ができる。
●体調不良の日あり。肝臓付近がピキッと痛み走り、発熱ダウン寝(熟睡)。3時間後起き、葛根湯3袋飲み回復。
●目が疲れないように、メガネを度の弱い物に変える。

5〜6回目で現れた新たな変化(夜間頻尿・黒い便・睡眠)

以下は私の記録です。 

視力がさらに安定し、周囲も驚いた

2016.10.1
5回目。

目がすごいよく見えるようになり、周りの人が驚いたそうです。

彼女は1回目の針をしてから、よく見えるようになり、びっくりしたそうです。メガネ屋の人は、もうこれ以上悪くなったら失明ですと言ったのに、今は前より見える。ただし、それ以上には良くなってない。あるところで止まっている感じ。

鍼してから目がよく見える患者さんは他にもいました。以下は、ドライアイで目が乾いてつらい女性、1回で目の潤いが戻って来たのです。

彼女はこの8年間、ずっと抗がん剤点滴を続けて来ました。私は彼女の話を聞いて、よく今まで生きていたと感心しました。彼女も笑いながら言ったのは、「確かによく今日まで生きていますね」

夜間頻尿が消え、朝の便意で起きるようになった

2016.10.8
6回目。

彼女は健康のために、毎日1万歩歩いているそうです。
針をしてから、毎晩の夜間頻尿は治りました。これは腎臓と膀胱の働きが、良くなった事を証明します。ほかにも夜間頻尿4回→1回まで減り、針刺すと体内がすごい温かくなる症例があるので、参考になると幸いです。

ベタベタする汗はまだかいている。
湿気が多い日は、呼吸が苦しくなる。これは心臓がまだ回復してないことを示すので、引き続き鍼灸治療が必要です。

鍼してから、夜中の1~3時の間に起きる回数は減り、朝は便通で5~7時に起きるようになりました。以前は便意で起きたことがなかった。また、鍼してから何回か黒い便が出たそうです。

夜間頻尿は足つぼ整体でも治せる症状です。以下の過去記事、参考にしてください。

ベタベタ汗は抗がん剤の副作用

私は彼女に説明しました。「夜中の1~3時の間に起きないのは、肝機能が良くなっていることです。肝機能が良くなれば、毒素が大腸から出るので、黒い便が出る時があります。大腸の機能が良くなれば、朝方には便意で起きてトイレに行くはず。(寝るのが遅い人は朝起きるのも遅いので論外)」

彼女はベタベタする汗が出るのは、今点滴している抗がん剤のせいではないかと疑っています。ベタベタする汗が出るのは1年前からの症状。昔はここまで汗が出なかった。抗がん剤の種類を変えたのは、ちょうど1年前から。だから、私たちは推測できますが、ベタベタ汗は抗がん剤の副作用。

彼女から聞いたのは、今の抗がん剤はすごく高い。保険が効いてないと月80万円もする。詐欺の領域を超えて、この金額は愕然とするしかない。

【補足】患者さんが提供した自覚症状の変化まとめ

●の所は、彼女が提供した内容。

 10月15日。
●鍼始めてから体重3kg減少。
●鍼激痛。特に足(心臓)は体がつり、臍の上もつらいし右の眼球に圧がかかり痛い。夜は気持ちよく寝る。
●翌朝腹痛と臭い下痢便あり、数回トイレ(水状便)へ行きダウン寝。午後起きて葛根湯3袋飲み発熱と頭痛は解消。
●(病院)血液検査:マーカー微増。リンパ球減少。点滴は断る。(先生:CT結果を見て方針決める)

 10月22日。
●左腕に赤い発疹が2つできる。胃のあたりに違和感あり。体から気が分離して浮いてる感覚ある。
●収まったしゃっくりが再開する。胃酸逆流はまったくなくなった。

10月29日。
●体調は良い。
●健康診断:コレステロール以外は健康。視力も良くなった。
●手の甲に痔ができる。

患者さんのメールより引用

髪が黒く増え、胃酸逆流も治った(7〜9回目)

足の冷えが改善し温かさが持続した

以下は私の記録です。

2016.10.15
7回目。

視力はそれ以上良くなってなくて停止状態。足裏は持続的に暖かくなってきた。首肩は普通にこっている。

鍼をして温かくなる。1番びっくりしたのは、燃えるように熱くなった患者さんがいたのです。詳細は以下をご覧ください。

施術後、お茶を飲むとき、彼女が言うのは「右足にまだ鍼の響きが残っている。ちゃんと歩いて帰れるか心配です」

鍼治療後に好転反応のような症状が出た

2016.10.22
8回目。

前回鍼してから帰ったあと、ダウンした。
だるくて次の日の午前中まで横になって休んだ。
そして、下痢。
今までない強い匂いの大便が1回出た。それ以後は下痢になってない。

前回は私が鍼の角度など変えて、響きが強くなり体がビックリしたので、次の日にダウン寝したと思います。

太衝穴に鍼を刺す瞬間
「うわ!痛そう!」と患者さんが驚いた太衝穴への刺鍼

血液検査結果では、肝機能が良くなっている。腫瘍マーカーは少し上昇。でも、彼女は「今年いっぱい抗がん剤の点滴を止める」と病院の先生に話したそうです。彼女が私に言ったのは、「できれば来年も抗がん剤をやりたくない」

腎・肝が回復すると髪が黒くなる理由

彼女はもう一つ話しました。
「気のせいなのか、最近黒い髪が増えてきました。」

私は彼女に教えました。
腎機能と肝機能がよくなれば、髪が増えるし白髪も黒い髪になります。抗がん剤で抜けた髪も再生して来ます。」

太谿、復溜など、鍼で腎機能を良くするツボはたくさんあります。漢方薬もたくさんあるので、ぜひ試してください。当院には髪が黒くなり、太くなった女性もいました。詳細は以下。

逆流性食道炎による胸やけは治った

2016.10.29
9回目。

視力はそれ以上良くなってない。向上が止まっている状態。以前あった胃液が逆流(胸焼けがする)するのは、ずいぶん前から治った。

胃液が逆流するのは逆流性食道炎だと言います。鍼治療の効果はとても良いので、ぜひ鍼灸治療を試してください。以下は一つの鍼治療例、参考になると幸いです。

まとめ:末期でも“生活の質”は大きく改善できる

視力・汗・息切れ・体力の変化まとめ表

症状鍼灸前の状態鍼灸後の変化変化が現れた時期
視力ほぼ失明状態(視力0.01)/夜の運転が怖い夜の視界が開ける・小さい文字にピントが合う1〜3回目(初回から改善実感)
汗(ベタベタ汗)24時間止まらない/全身がベタつく鍼を刺した直後に汗がピタッと止まる/量が徐々に減る1回目〜継続
息切れ階段1階でハアハア/10分の掃除で倒れる4階→5階まで登れる/掃除しても倒れない2〜4回目
体力体温35℃台/疲れやすい足裏がポカポカ・体温上昇・1万歩歩ける2回目以降
夜間頻尿毎晩数回起きる夜間頻尿が消失/朝の便意で自然に起床5〜6回目
肝・腎の働き毒素が溜まり黒い便なし黒い便が出る(解毒)/睡眠リズム改善5回目以降

視力低下は早期治療ほど改善しやすい

この視力の治療に関して、話を加えたいと思います。

白内障.緑内障を含め、すべての目の病気は鍼での治療効果は良いです。唯一、小さいときから抱えた視力の問題(原因はワクチン接種.抗生物質の副作用が多い)は、20年.40年経ってからだと難しい。最近できた症状は回復できます。

彼女の視力が劇的に落ちたのは、最近1~2年のこと。もし30年前からこんな感じだったら、治療効果は少ない、もしくはゼロです。

CT検査による被ばくについて考える

彼女は来月、3ヶ月毎に1回のCTスキャンをするらしいです。話をして、彼女は来年からCTスキャンを減らすと言いました。

CTスキャンは、放射線のX線を利用して立体的な画像を撮るもので、被曝の一種類です。がん細胞は放射線で活発になるので、被曝の回数が多ければ多いほど癌がひどくなります。有名な女性科学者:マリ.キュリーが白血病で死んだのも、放射線にたくさん接したからです。

彼女はすでに癌があちこち転移したと診断されたのに、またどこに転移したのかを確認する必要があるでしょうか?転移が見つかったとして、西洋医学の先生はまた何ができますか?

次回(2/4話)へ

鍼灸を始めてわずか数回で、視力・汗・息切れ・体力に大きな変化が現れた彼女。
しかし、この後さらに“予想を超える変化”が起こります。

8年間続けた抗がん剤を止める決断、黒い便が出た理由、そして髪が黒く増え始めた驚きの経過――。

次回(2/4話)では、彼女の身体がどのように回復していったのかを、より深く記録していきます。

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  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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