動悸・息切れが安定し、腰痛も改善へ:鍼灸で変化した後半の治療記録(下)

「薬を飲んでも、ドキドキ感は変わらない。」

心房細動の女性は、
・長年の腰痛
・骨盤の痛み
・目の不調
まで抱えていました。

鍼灸と漢方で体がどう変化したのか。
後半では、さらに深い原因と改善経過を書いていきます。

目次

病院の3種類の薬VS炙甘草湯の効果

こんにちは、李哲です。今日は後半の施術記録。前回の治療内容は以下をご覧ください。

彼女は病院の薬に関して、私に教えてくれました。3種類の薬をもらったそうです。

1つ目は突発性心房細動を抑える薬。これは心房細動を治すのではなくて、症状を3分の1まで抑える。(太字をよく見て下さい。治すのではなくて、3分の1まで抑えるものです。)

2つ目は心房細動で血栓症を防ぐための、血をさらさらにする薬。関連記事を書いたので、よかったらご覧ください。

3つ目は前の薬が胃潰瘍を起こすので、その予防になる薬(薬名を知らないので、副作用を調べることができません)

私は笑うしかなかったです。
心房細動のために、こんなに飲まないといけないのか?3つ目の薬で今度ほかの副作用が出たら、また薬を追加して飲まないといけないこと?

彼女も笑って話したのは、「病院の先生のいいなりになったら、大変な事になりますね…」

帰りに彼女が話しました。
炙甘草湯しゃかんぞうとう も飲みはじめたせいか、鍼の効果かちょっと分かりませんが、前よりとても良くなった感じがします」

炙甘草湯しゃかんぞうとうがどれくらい優れているのか、以下の漢方薬症例を見れば分かると思います。

腰痛は楽になり、動悸・息切れは安定してきた

1週間後の12回目。

彼女が言うのは、「動悸.胸がバクバクする感じはなくて、とても安定しています」。1回だけ嫌な会議に参加して、少しドキドキしたけどすぐ治った。西洋薬も飲んでいない。他の日は、ごくたまに動悸が起きるけど、10秒くらいで治る。普段の時は、外を歩いても大丈夫だそうです。

今日は他に気になるのは、左腰からお尻までのライン。昔々から痛かった場所。ただし、前回より痛いラインが短くなっている感じ。

私は押してみたら、一番痛がっているところに3寸の鍼を刺して、呼吸に合わせて補法を行い、ほかは通常通りのツボ。

腰痛と坐骨神経痛は臨床でしょっちゅう診ます。鍼の効果はバツグンとしか言えない。以下は一つの症例、参考にして下さい。

13回目に来た時の報告。

昨日は少しドキドキしてた。今日は治療に来るとき、早足で走ったら少しバクバクする。心臓が詰まる以外に、首の前と横も詰まる感じ。腰を曲げたりすると、左腰の外側と後ろからお尻にかけて中に痛みが生じる。

施術後、彼女が言うのは、「心臓がフワフワする。つまる、痛みと違ってなんとも言えない感じ」だそうです。

青いハートと心電図ラインで心臓の不調を表した医療イメージ
動悸や胸のつまる感じなど、心臓の不安定な状態をイメージした図。


14回目に来た時の報告。

前回、施術して帰ったあと、やはり動悸があった。次の日からは大丈夫。心臓のフワフワする感覚は、動悸の前兆だったのです。今は動悸があっても、日常生活に支障が出るレベルではない。

彼女が言うのは、6月にはドキドキ感が6回くらい。7月にはドキドキ感が3回に減っている。ほぼ西洋薬無しで大丈夫です。

彼女はまだ完全には治ってないけど、少なくとも前より確実に進歩しています。一安心しました。あとは、もう少し時間がかかりそうです。

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飲んでも効かないのに、死ぬまで飲む必要がある病院の薬

彼女は西洋薬に関して、私に話しました。
病院からもらった薬は、飲んでもドキドキ感が変わらない。飲んでも心臓の圧迫感は変わらなく、歩くことだけで精いっぱいでした。

私は彼女に話しました。
「飲んでも効かないなら、止めましょう。」

薬を手に持ち、水で飲もうとしている女性の手元の写真
心房細動の薬を飲んでも症状が変わらず、服薬を続けるか迷っていた時期のイメージ。


彼女は最近、病院の24時間心電図(ホルター心電図) の検査を受けたそうです。結果は問題ない。しかし、彼女はたまに出る息切れ.動悸はあるのです。だから、病院の先生は「突発性心房細動」だと診断。

病院の先生は、この前の検査でまた投薬治療と心臓の手術をすすめたそうです。

彼女は不思議に思って、逆に先生に質問しました。「たまにしか出ない症状の為に、死ぬまで薬を飲まないといけないですか?」

病院の先生の答えは、「そうです!」

🔎合わせて読みたい:リピトールの副作用で死ぬまで搾取される!製薬会社の闇とあなたの医療費を暴く

40年前に手術したせいで、骨盤の中が痛い

子宮筋腫・子宮内膜症の過去

彼女のしつこい腰と骨盤中の痛み。経絡の走行を分析して、相応しているツボを選びましたが、効果は薄かったです。

彼女の過去を聞いた時、その原因が分かるようになりました。彼女は若い時、子宮筋腫.子宮内膜症.卵巣嚢腫。同時に3つの病気で激痛がよくあった。特に左骨盤中にくっついているのがあって、それで左腰と左骨盤中がすごく痛かったそうです。

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当時、彼女は手術以外の解決方法を知らなくて、あまりにも痛かったのでそのまま手術。40年経った今、痛い場所はちょうど手術した所です。

手術後の慢性痛

私は彼女に話しました。「これは手術した傷口の痛み。痛い場所と切った所が、ほぼ一致しています。人為的に作られた傷口なので、治りが遅いです。」

一般的な外部から冷え.過労で、腰と骨盤が痛いのは鍼灸で効果は速いです。唯一に治りが遅いのは、人為的な傷口の痛み。もともと自然に存在しない痛みだから、治せない時が多々あります。

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子宮内膜症.子宮筋腫.卵巣嚢腫などは、中医学の漢方薬.鍼灸でも効果が高いです。一発で切り取る野蛮な手術よりは効果が遅いですが、安全で自然に体質を変えながら、徐々にあなたの体を変えられます。

お腹を開ける手術、皆さんは腸閉塞の原因が手術であることを知っていますか?

鍼灸で改善しにくいケース

私が手術を反対するのは、手術は内臓に傷口を作るだけではなくて、目に見えない経絡も切るから。経絡が切られ、流れが悪くなるので、更に老廃物(毒素)が溜まりやすくなる。

30~40年経つと毒素が氾濫して、いろんな不調が出るのです。この時、西洋医学はきっとまた手術を薦めるはず。

手術の後遺症でこんな事になったのに、また手術を受けないといけない?これは何の論理思考ですか?

🔎合わせて読みたい:レーシック手術の後遺症の報道を見た感想:漢方・鍼でも目の病気が治るのに、なぜハイリスクの手術するのか…

彼女は痛みは、少しずつ回復している感じなので、治せない事はないです。ただし、回数はもっとかかりそう。私はあらゆる方法を考えて、必ず痛みを解決します。

命にかかわることじゃないかぎり、手術はしないで下さい。体の部品も、簡単に切り取らないで下さい。ある日、あなたが中医学に出会った時、手術の傷口のせい.体の部品が足りないせいで、ものすごく治りが遅くなる。治せない時もあります。

🔎合わせて読みたい:手術して治らない症状は、あとで鍼灸しても治療効果が少ない。最優先は手術ではなく、鍼灸などを考えるべきです。

目の不調と「目の癌」と言われた症状

彼女は頑固な腰痛。心房細動以外に、もう一つの病名をもらっていました。

目の癌。
抗がん剤は効かないタイプ。進行が緩やかなので、病院の先生が言うのは「とりあえず手術しないで、様子を見ましょう」。目に炎症が何年も起きて、B型リンパ球がたくさん集まって、がん化したそうです。

西洋医学の具体的な理論はどうでも良いので、彼女の自覚症状を紹介します。

  • 眼瞼の中に、できものがある。
    これが、いわゆるがん組織。
  • 目やにが特に多い
    朝は目やにでまぶたがくっついて、目が開けられない。
  • 涙がよく勝手に出る。
    悲しくてもないのに、勝手に涙が出る。

目やには、足つぼ整体を受けた時は、少し減りました。鍼を受けてから、もうちょっと減りました。以前みたいに夕方になると、目やにが溢れるのはなくなりました。

目やにが多い患者さんはほかにもいました。以下の症例、参考になると幸いです。

最近はなぜか目が乾燥するそうです。
病院の先生が薦めたのは、「がん組織が大きくなって、視力に影響が出たら手術しましょう」。

どんな手術かは分かりませんが、異物を切り取るくらいでしょう。

手術しないで、なんとかならないか?
もちろん、鍼灸ではなんとかなります。

目の癌が治るとは言えませんが、目やにをなくし、日常生活で普通に見れるようにするのはできます。刺絡、そして目とつながっている肝臓のツボを刺せば、徐々に変わる。

2回くらい目のために刺したけど、彼女の感想は「目がぱっと開けられる。」

まだ刺した回数が少ないので、さらなる報告は受けていません。目の癌がどうなったかは、時間が経ってからまた書きます。

🔎合わせて読みたい:視神経萎縮による視力低下・失明リスクを漢方薬で改善!1週間で15%から45%回復の症例

鍼灸は心房細動のもう一つの選択肢

心臓の病気は、鍼でも十分変化が現れます。うまく漢方薬を併用すれば、治りがもっと早いです。毎週2回、もしくは3回の治療を受けると必ず変わるので、焦らず1ヶ月やってみて下さい。

1ヶ月やってみてダメだったら、心臓の手術をしてもいいじゃないですか?

心房細動.不整脈の場合、あなたには2つの治療の選択肢があります。

AとBの選択肢を示す2枚のプラカードを持つイメージ図
心房細動や不整脈には、病院の治療(薬・手術)だけでなく、鍼灸というもう一つの選択肢があります。体質や症状に合わせて、より負担の少ない方法を選ぶことができます。


選択1:カテーテル治療して、死ぬまで西洋薬を飲む。そして、運悪く途中で重篤な副作用で半身不随になる。もしくはあの世行き。

選択2:安全で副作用なしの鍼灸、漢方薬で治す。

保険適用してない時の手術金額、1回で200万円を払うか。1回で5000~7000円の鍼を受けるか。自分で選んで下さい。

まとめ

今までたくさんの心臓疾患の患者さんを診ました。動悸、息切れ、不整脈の方が大半。私の臨床経験からすると、効果がない方はほとんどいません。

人それぞれ体質が違うので、治る時間が違う。あとは100%治るか、70%治るかの違いだけでした。

鍼は素晴らしい効果があるけど、誰でも100%治せるとは保証できません。ただし、一つ保証できるのは、以前より体調が良くなり、副作用がないことです。

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