【※本記事は2019-05-23更新しました】
花粉症の顔の赤みと痒み・目の腫れはだいぶ引いた
こんにちは。李哲です。
続きの記事です。
2017年3月28日。
彼女の報告:
前回の針の後、翌日に鼻の外側の赤みは消えました。
目のかゆみ.くしゃみ.鼻水は日本堂薬局でもらった漢方薬で、だいぶ良くなった感じ。
昨日は大泣きして、今日はまぶたが腫れて赤くなっている。
「夜なのにサングラスして来ました。偽芸能人です。」と、彼女は笑ってました。
今日の鍼した後に、「目の腫れはもっと減った感じがする」と、彼女は言ってました。
花粉症の目がかゆい・目が充血するのは、鍼で簡単に治せます。
以下はほかの治療例、参考になると幸いです。
2017年4月11日。
目の下.鼻の外側の赤みは、ほとんど消えました。
赤みが残っているのは、首の前に少し。
臍下のしこりが減ったのか、体重が急に1~2kg減ったそうです。
左膝はたまに痛む。
目の内側から、まだ粘着質の液体が出る。
そのせいで掻いて荒れ、馬油などを塗っているそうです。
2017年4月14日。
目の内側が痒い、乾燥して脱皮する。
唇も乾いて痒い。
両鼻がつまる、特に右鼻。
首の前が痒くて赤くなっている。
今日は腎兪などを刺した時、お腹まで響いてました。お腹の針を刺した時、わずかの腸が動いている音がしたそうです。
翌日、彼女から報告のメールが入りました。
===以下は引用です===
昨日はありがとうございました。
今朝の状態、顔の赤みと痒みはだいぶ引きました。
左目頭にあった、ものもらいの様な出来物も小さくなりました。
左目の周りはまだ少し赤みと痒みがあります。
今朝は鼻の下から唇までの間が赤くて痒いです。
首の状態もだいぶ良い様です。
赤く痕がありますが、痒みはないです。
朝起きて、悪いものが出たような濁った黄色のお小水が出ました。
その後、柔らかく水の多い焦げ茶の便がでました。
左足の冷えをはっきり感じます。
足の裏は温かい常温?
ふくらはぎが冷たいです。
経過はこんな感じです。
===== 引用終了 =====
仕方なく「ステロイド剤を使ってください」と言った
2017年4月18日。
目の内側が痒いくて、掻いて傷になっている。
鼻から唇の間は荒れていました。
左膝前方、筋っぽい所が痛い。
右鼻が詰まる。
右顔半分の感覚が鈍い。
彼女から報告メールをもらったので引用します。
===以下は引用です===
===引用終わり===
2017年4月22日。
両目の周りは真っ赤になって腫れている。
私がゴム袋をした手で触ってみたら、熱さが分かるくらいでした。
今日は刺絡して、その後にいつもの鍼。
施術後、少し目が大きく開けられるようになったけど、まだまだ腫れてました。
明日はどうしても目が腫れているとダメだと言うので、「明日朝になっても目の腫れが引いてなかったら、ステロイド剤を使って下さい」と彼女に話しました。
容易にステロイド剤を使うのは反対です。
以下は一人の被害者、ステロイドでなんと「うつ病」になったのです。
しかし、特別な時は仕方ない。使わせます。
目の下が真っ赤に荒れて出かけるのは、誰でも嫌でしょう。
目の周りの腫れ・赤みが減って、へそから出る膿は治った
2017年4月26日。
前回の針の後、目の赤く腫れていたのは良くなったそうです。今日見たら乾燥して、白く粉ついているくらい。
左膝前方の靭帯の痛みは、階段の昇降の時にまだある。(前よりは良くなったけど)
お腹のマッサージをやりすぎたのか、へそから膿が出る。
昔、体調悪かったの時にも、へそから臭い液体が出たそうです。
彼女は親から「へそはいじってはダメ!」だと教わったので、へそはいじってはない。
へそから臭い液体が出る。
正直、私は昔の医学書でしか見たことがないです。
へそは身体の中心部で、「神闕穴(しんけつけつ)」というツボがあり、とても大事な所です。風と冷えに当たらないように、へそは守らないといけません。
中国の昔の人は、子供の服は必ずお腹と首の後は守ってました。他の所は出しっぱなしでも、へそと首の後だけはダメ。
へそから膿が出るのは、かなり内臓が弱くなったのが原因です。
彼女が小さい時に、鍼灸医若しくは漢方医に出会ったら、今のひどい体調不良にはなってないと思います。でも、もう過ぎたことなので、残念がっても仕方がない事です。
修復に時間がかかるけど、彼女の内臓など再建して元気になれば、昔の体調不良とはサヨナラができます。
へそから膿が出る患者さん以外、
体から母乳みたいな白い汗をかく患者さんもいます。
一体どういうわけなのか、以下の翻訳文を見ればわかると思います。
2017年4月29日。
左足の冷えは、絶骨穴から下まで。
特に前回の針の後、左足の踵がとても冷たかった。
へそからの膿は、もう出ない。
左膝前方の痛みは、普通に歩く時はない。
便通は良くない。
左足首のアキレス腱をつまむと、中が痛い。右のアキレス腱は痛くないそうです。(左足首が昔のケガした所)
アキレス腱の痛みは、ほかの女性患者にも主訴としてありました。
治すのに何回かかかりましたが、結果的には治って良かったです。その女性患者の記事は以下です。
今日の笑い話は、彼女が入ってきた最初の言葉。
お店に入った時、すぐサングラスを外して私に見せながら言いました。
「目の周りは、すごい綺麗になったでしょう?」
私(笑)「確かに。だいぶ良くなりましたね!」
ステロイド剤を使わないで、目の周りのかゆみと腫れを治すのに回数がかかったけど、良い結果が出て一安心です。
腫れと痒みがほぼないので、今日は刺絡なし。
いつもの鍼以外に、太谿穴から崑崙穴をつなぐなどを追加。
~つづく~
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