へそから膿が出るのは治って、花粉症の顔のかゆみ・目の腫れはだいぶ引いた:膝痛と30年以上の花粉症(4/6)

花粉症で顔が真っ赤に腫れ、目も腫れてサングラスなしでは外出できない状態だった女性(シリーズ4/6)。

30年以上の長年の花粉症に対し、鍼灸治療を続けると、顔の赤みと痒みはだいぶ引き、目の腫れも明らかに改善しました。しかも、へそから臭い膿が出るという内臓の深刻な弱りも、治療とともにピタッと止まりました。

ステロイドを避けたい方にとって、リアルで参考になる経過です。

目次

花粉症の顔の赤みと痒み・目の腫れはだいぶ引いた 

こんにちは、李哲です。
前回の治療内容は以下をご覧ください。

2017年3月28日。

彼女の報告:
前回の針の後、翌日に鼻の外側の赤みは消えました。
目のかゆみ.くしゃみ.鼻水は日本堂薬局でもらった漢方薬で、だいぶ良くなった感じ。

昨日は大泣きして、今日はまぶたが腫れて赤くなっている。
「夜なのにサングラスして来ました。偽芸能人です。」と、彼女は笑ってました。

今日の鍼した後に、「目の腫れはもっと減った感じがする」と、彼女は言ってました。

花粉症の目がかゆい・目が充血するのは、鍼で簡単に治せます。以下はほかの治療例、参考になると幸いです。

2017年4月11日。 

彼女の報告:
目の下.鼻の外側の赤みは、ほとんど消えました。赤みが残っているのは、首の前に少し。
へそ下のしこりが減ったのか、体重が急に1~2kg減ったそうです。
左膝はたまに痛む。
目の内側から、まだ粘着質の液体が出る。そのせいで掻いて荒れ、馬油などを塗っているそうです。

2017年4月14日。

彼女の報告:
目の内側が痒い、乾燥して脱皮する。
唇も乾いて痒い。
両鼻がつまる、特に右鼻。
首の前が痒くて赤くなっている。

今日は腎兪などを刺した時、お腹まで響いてました。お腹の針を刺した時、わずかの腸が動いている音がしたそうです。

鍼灸治療で使用した4本の鍼。テーブルに並べられ、隣に紅葉が置かれている。
治療で使用した4本の鍼。シンプルな鍼治療の雰囲気を伝える一枚。

翌日、彼女から報告のメールが入りました。

===以下は引用です===

昨日はありがとうございました。
今朝の状態、顔の赤みと痒みはだいぶ引きました。

左目頭にあった、ものもらいの様な出来物も小さくなりました。

左目の周りはまだ少し赤みと痒みがあります。

今朝は鼻の下から唇までの間が赤くて痒いです。

首の状態もだいぶ良い様です。
赤く痕がありますが、痒みはないです。

朝起きて、悪いものが出たような濁った黄色のお小水が出ました。
その後、柔らかく水の多い焦げ茶の便がでました。

左足の冷えをはっきり感じます。
足の裏は温かい常温?
ふくらはぎが冷たいです。

経過はこんな感じです。

                    ※患者のメールより引用

仕方なく「ステロイド剤を使ってください」と言った

2017年4月18日。

彼女の報告:
目の内側が痒いくて、掻いて傷になっている。
鼻から唇の間は荒れていました。
左膝前方、筋っぽい所が痛い。
右鼻が詰まる。
右顔半分の感覚が鈍い。

彼女から報告メールをもらったので引用します。

就寝時、眠りにつけないといったことが以前はよくあったのですが、今はだいたい横になるとすんなりと寝れる様になりました。

7時間後に一度目が覚めてトイレに行きました。

お小水は少し濁りのある黄色でした。

量は多めかと思います。

明け方 寝ている時に、何度かおならが出ました。

出そうで出ないおなら(通常おならを出すのに力まないと出ない事が時々ある)ではなく、すっきりした感じがあります。

お腹の固い部分を指で押しますと、痛みがあります。

シコリは小さくなりましたが、固い根っこの様な塊がまだまだあります。

今朝一番の症状は、右の鼻の詰まり。

ヒノキ花粉が最大に飛んでいるとのことで、天気の良かった昨日はかなり吸い込んでいたと思います。

施術後、鼻づまりは解消したように思ったのですが、やはりまた塞いでしまう感じがありました。また、珍しく くしゃみを連発しましたし、ムズムズ痒みがしました。

右の鼻から耳に掛けての詰まりがあり、右の鼻の周りがカサカサしています。

透明、白、薄い黄色の痰がいつもより多く出ています。

花粉の症状としては、軟口蓋が痒い、右の鼻づまりと耳の詰まった感じ、右の耳の中が痒い、目頭に粘土のある涙が溜まる、こんな感じです。

                        ※患者のメールより引用

2017年4月22日。

彼女の報告:
両目の周りは真っ赤になって腫れている。私がゴム袋をした手で触ってみたら、熱さが分かるくらいでした。

今日は刺絡して、その後にいつもの鍼。

施術後、少し目が大きく開けられるようになったけど、まだまだ腫れてました。明日はどうしても目が腫れているとダメだと言うので、「明日朝になっても目の腫れが引いてなかったら、ステロイド剤を使って下さい」と彼女に話しました。

容易にステロイド剤を使うのは反対です。以下は一人の被害者、ステロイドでなんと「うつ病」になったのです。

しかし、特別な時は仕方ない。使わせます。 目の下が真っ赤に荒れて出かけるのは、誰でも嫌でしょう。

目の周りの腫れ・赤みが減って、へそから出る膿は治った

2017年4月26日。

彼女の報告:
前回の針の後、目の赤く腫れていたのは良くなったそうです。今日見たら乾燥して、白く粉ついているくらい。
左膝前方の靭帯の痛みは、階段の昇降の時にまだある。(前よりは良くなったけど)
お腹のマッサージをやりすぎたのか、へそから膿が出る昔、体調悪かったの時にも、へそから臭い液体が出たそうです。

彼女は親から「へそはいじってはダメ!」だと教わったので、へそはいじってはない。

へそから臭い液体が出る。
正直、私は昔の医学書でしか見たことがないです。

へそは身体の中心部で、「神闕穴(しんけつけつ)」というツボがあり、とても大事な所です。風と冷えに当たらないように、へそは守らないといけません。

神闕穴(しんけつけつ)の位置を示したイラスト。女性のへそ中央に赤丸と赤い矢印、中国語で「神阙穴」と表記されている。
神闕穴(しんけつけつ):へその中央にあるツボ。様々な病気を治せる重要な経穴です。中国の昔の医学では、お腹の中心として特に大切にされていました。

中国の昔の人は、子供の服は必ずお腹と首の後は守ってました。他の所は出しっぱなしでも、へそと首の後だけはダメ。

へそから膿が出るのは、かなり内臓が弱くなったのが原因です。

彼女が小さい時に、鍼灸医若しくは漢方医に出会ったら、今のひどい体調不良にはなってないと思います。でも、もう過ぎたことなので、残念がっても仕方がない事です。

修復に時間がかかるけど、彼女の内臓など再建して元気になれば、昔の体調不良とはサヨナラができます。

へそから膿が出る患者さん以外、体から母乳みたいな白い汗をかく患者さんもいます。一体どういうわけなのか、以下の翻訳文を見ればわかると思います。

2017年4月29日。

彼女の報告:
左足の冷えは、絶骨穴から下まで。特に前回の針の後、左足の踵がとても冷たかった。以前は膝下から全部寒かったので、以前よりは冷える範囲が減っている。
へそからの膿は、もう出ない。
便通は良くない。

左膝前方の痛みは、普通に歩く時にはもう気にならなくなりました。
便通はまだ良くないものの、左足首のアキレス腱(昔のケガの影響)をつまむと中に痛みがあります。この患者さんのようにアキレス腱痛や膝の靭帯痛で悩んでいた方も、鍼灸治療で改善した例がいくつかあります。参考までに以下の治療例をご覧ください。

アキレス腱痛の改善例

膝痛の関連治療例

今日の笑い話は、彼女が入ってきた最初の言葉。お店に入った時、すぐサングラスを外して私に見せながら言いました。

「目の周りは、すごい綺麗になったでしょう?」

私(笑)「確かに。だいぶ良くなりましたね!」

ステロイド剤を使わないで、目の周りのかゆみと腫れを治すのに回数がかかったけど、良い結果が出て一安心です。

腫れと痒みがほぼないので、今日は刺絡なし。いつもの鍼以外に、太谿穴から崑崙穴をつなぐなどを追加。

↓次回へ続く↓

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