【※本記事は2019-05-23更新しました】
- 手の指と腕の湿疹は、だいぶ治った
- 蕁麻疹と手の指の湿疹は、もう治った
- 鼻づまりと花粉症は30年以上も続いて、今は匂いがよく分からない
- 両ひざ下が冷えて痛いのは、ましになった
- 一番冷える左足が、だいぶ暖かくなってきた
- お菓子を食べて体調不良になったのを1回で治した
- 喉の痛み、発熱でステロイド飲んだら、息切れが出た
- お菓子を食べたら、翌日に手の痒い湿疹が再発した
手の指と腕の湿疹は、だいぶ治った
こんにちは。李哲です。
今日は続きの記事。いろんな変化を書いてあります。
2016.6.14
5回目。
左足はまだ冷える。
左腰の昔ケガした所のコリはなくなった。
右脛骨内側のケガして腫れた骨は引っ込んだ。
彼女はこれが一番びっくりしたそうです。
右膝は小学生の時から正座ができなかった。
正座をすると、かかとがお尻にくっつかなくて、拳が入るくらい空いている。
「これは、なんとかならないかな?」と彼女に聞かれました。
もちろん、鍼で試してみます。
筋の問題なので、陽陵泉.風市穴.陰市穴などは効果があるはず。
左膝の状態を診るため、今日膝を曲げてもらったら、左膝の半月板が出っ張っている。左右の形が全然違いました。
彼女が言うのは、左足首下の外側が痛いというか感覚が鈍いというか、かなり冷えるそうです。
手指と上腕の湿疹は、鍼してからほとんど消えました。
2016.7.7
6回目。
顔と腕に、蕁麻疹みたいな痒いのが出て、後頭部にも赤い湿疹が出ている。
仕事場で虫に刺されたのか、上腕に大きな湿疹ができて、痒くて痛いそうです。
へその右下、手術した切口の周囲が昨日ねじられるような痛みがあった。今日お腹を押してみたら、中には硬いしこりがありました。
右鼻は2回の針で、通りがよくなったけど、今日また調子悪い。
左膝の内側の痛みはまだある。
左足はまだ冷えるけど、前よりは良い。
以前は寒くて仕方なかった。
以前は夏でも汗が出なかったけど、今はたくさん汗が出る。
尿は薄い黄色になってきたそうです。
汗をかくのは、正常な体の反応です。
汗をかかない人が、治療した後に汗をかく、これは進歩していること。
ほかの患者からも同じ感想がありました。
鍼治療してから、汗が出るようになった!
蕁麻疹と手の指の湿疹は、もう治った
2016.7.19
7回目。
強い冷房のせいなのか、治ったと思った冷え症が再発。
膝下3分の1がとても冷える感じがして、へそ周辺の円盤状の硬いしこりはまだある。
「下半身にあるくも状血管は、減った気がします」と、彼女は言ってました。
昨日は食事会でチーズ.アイスなど食べたら、帰宅後に吐いてしまった。体が受付しないみたいそうです。
右鼻づまりはまだある。
「じんま疹は、もう出ない。治りました!」と、彼女は言ってました。
じんましんであろうと普通の湿疹であろうと、皮膚の病気に対して、鍼治療は効果があります。以下は、頑固な貨幣状湿疹だと診断された女性の鍼治療例。2~3ヶ月かかりましたが、やっと落ち着いて一安心しました。
2016.7.28
8回目。
腕内側に出るじんま疹は、再発してない。
手指間の荒れる症状も消えた。
両膝下はまだ寒い。
へそ周囲のしこりはまだある。
最近、胸骨の方が詰まる感じがする。これは前からあった症状かも知れない。
最近は仕事のストレスが原因なのか、便秘気味。
便秘気味は、鍼治療にとって難しい症状ではありません。
数回続けてみれば、すぐ効果が実感できます。
以下は一つのはり治療例、どうぞご覧ください。
鼻づまりと花粉症は30年以上も続いて、今は匂いがよく分からない
2016.8.4
9回目。
膝下の冷えはまだある。
胸が少し苦しい。
最近、匂いがよく分からないことに気づいた。
なぜなら、同僚が「臭い!」と言っているのに、自分だけ分からないからです。
彼女が言うのは、鼻づまりは冷え症より病歴が長い。小学生のときから耳鼻科に通ったそうです。
今まで計算すると、30年以上の鼻の不調が続いている。
最初の鼻づまりのとき、鍼治療若しくは漢方薬治療だったら、こんなに頑固な病状にならないと思います。
花粉症に対して、鍼治療はとても効果が良いです。
数回治療すれば、改善するのが目に見えます。
以下はもう一人の治療例、どうぞご参考に。
両ひざ下が冷えて痛いのは、ましになった
2016.8.23
11回目。
両膝下の冷えはまだあるけど、以前より良い。
以前は寒くて痛くて、どんな姿勢をとってもダメだったけど、今はそうでもない。
最近は目が疲れやすい。
生理はまだ来てない。
去年の5月から完全に止まった。
去年の5月前は、半年に一回来たり不規則だった。
生理不順のの症状は、もう5年も続いています。
右膝が完全に曲がらない。
正座をするとお尻にくっつかない。
大けがした左膝の前、出っ張っているのはなくなったけど、膝中に少し違和感がある。右鼻づまりはまだありました。
2016.9.2
12回目。
生理はまだ来てない。
膝周辺のクモ状血管は減ってきた。
左膝下はまだ冷える。
右肩がこりやすい。
右顔は左顔に比べると、動きが鈍い感じがする。
左足首の外側、昔ねんざしたところ、ぼんやりする痛みだったけど、今はハッキリ痛い場所が分かってきた。
足の4~5指の間が痛いそうです。
私は「ここは胆嚢の経絡が走る場所」だと教えました。
彼女が言うのは、
「へそ周辺のしこりは、だいぶ少なくなっています。」
私が触ってみたら、しこりはへそ下の石門穴周辺に集中して、ほかのところは少ない若しくは柔らかくなっていました。
2016.9.15
13回目。
左足首の外側の感覚が、ハッキリしてきた。
今は何かが、薄い紙が剥がれるような痛みがあったそうです。
そして、左足首の後ろ側の崑崙穴あたりが痛い。
左足首周辺は以前、ただつらいだけで具体的な感覚はなかったそうです。
肩こり.膝周辺のクモ状血管は減ってきた。
ただし、彼女はお酒を飲むと、クモ状血管が太くなり黒くなるのが分かるそうです。
これは肝臓の解毒作業がまだ弱いので、毒素が回っているからクモ状血管が太くなります。私のオススメは、なるべくお酒を飲まないこと。
これじゃなくても、もともと鍼治療中はお酒が禁止です。
左膝下はずいぶん温度が上がってきたけど、左右を触るとまだ温度差がありました。
大腿部は水が抜けたせいか、以前よりセルライトがよく見えるそうです。肝心な生理はまだ来てない。
一般的に、突発性閉経(生理が来ない)のは、治すのに時間がかかりません。以下は一つの例。
ただし、彼女の体質改善にはまだまだ時間がかかるので、生理が来るような調子までは戻ってないですね。
一番冷える左足が、だいぶ暖かくなってきた
2016.10.1
14回目。
左膝下はまだ冷える。
左大腿部の陥没した肉が戻ってきたのが、一番嬉しいそうです。
2016.10.8
15回目。
左のふともも.ふくらはぎは、だいぶ暖かくなってきた。
ほかには特に記載なし。
お菓子を食べて体調不良になったのを1回で治した
2016.10.15
16回目。
もらったお菓子を1週間食べ続けたら、急に体調が悪くなった。
風を引いたみたいに鼻水、鼻づまり、体が寒い(悪寒)、腹痛、だるい。
【▲体調が良くなればなるほど、加工食品には敏感に反応します】
今日刺したツボは、
迎香穴。上星透顖会。通天。合谷穴。承漿。巨闕。中脘。天枢。関元。膝五鍼。三陰交。
2016.10.22
17回目。
前回、風邪の症状(咳、熱など)は、前回帰ってからすぐ治ったそうです。
はり治療にとって、風邪の諸症状を改善するのは、よく見かけます。
以下は一人の治療例、参考になると幸いです。
2016.10.29
18回目。
今まで両膝の痛みが気になったけど、膝五鍼を刺してから右膝は大丈夫になった。左膝はまだ奥が少し痛い感じ。
ほかには特に記載なし。
喉の痛み、発熱でステロイド飲んだら、息切れが出た
2016.11.21
19回目。
発熱.喉の痛み.食欲不振などの体調不良で、1週間で4kgも落ちた。
今は対症療法の西洋薬で治しているそうです。
2016.11.19
20回目。
今週も西洋薬を飲んだ。喉の為に。
ステロイド剤だそうです。
食欲はあるけど、体重が戻らない。
少し歩くと息切れで、ハアハアする。
症状から見ると、消化系がダメだけではなくて、心臓までダメになっているのが分かります。
このステロイドは、本当に悪名高い。
治ったところか、逆にひどいうつ病にもさせるのです。
お菓子を食べたら、翌日に手の痒い湿疹が再発した
2016.11.26
喉はもう治った。
左足の下半分が冷えてしびれる。
右足は三陰交あたりから下が寒い。
お腹のしこりは、少し硬くなった感じ。
膝の痛い場所はハッキリ分かってきた。
以前は、ぼんやりの痛みだったそうです。
昨日、焼き食いでお菓子をたくさん食べたら、今日はすぐ手の湿疹が出て痒くなった。
ここで分かりますが、
食べ物には気をつけないといけない!
特に鍼治療で体質が変わると、体に良くないものには敏感になるので、外から入ってくるとすぐ反応します。
逆に、食べ続けている人は、反応が出ません。
これはあなたの体が丈夫だからではなくて、汚染され過ぎて体が反応する力もないからです。
~つづく~
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