30年以上の花粉症・鼻づまり・耳のつまりが鍼で大幅改善|右耳パリパリ音が消え、便秘が良くなった症例(最終回)

こんにちは、李哲です。

この記事は、30年以上の花粉症・鼻づまり・耳のつまり・冷え性を抱えていた女性の鍼治療シリーズ最終回です。

右耳の耳抜き時のパリパリ音が明らかに減り、鼻をかんでも痛くなくなりました。右鼻の通りが良くなり、足の冷えも和らぎ、体が温まる感覚まで出てきた——長年の悩みが、少しずつ確実に変化していく過程を、患者さんの生の声とともにまとめました。

「これでやっとスッキリした」と実感できる部分がたくさんあります。ぜひ最後までご覧ください。

目次

右耳の耳抜きパリパリ音が減り、鼻をかんでも大丈夫に|花粉症の鼻づまり改善

2017年5月30日。

彼女の報告:
右耳の耳抜きした時のパリパリする音が減った。だから、今は鼻をかんでも大丈夫。右耳は良くなっているけど、まだ右鼻との間に薄い紙がある感じ。以前は厚い板が挟まって、全部詰まっている感じだった。
大便はまだ細い。
左足の踵はまだ冷たくて、太腿で押して温めたくなる。

今日はなぜかうつ伏せで鍼したら、胸が痛くなりました。

仰向けでお腹など刺し終わったあと、「下腹部が脈を打つのが分かる」と言ってました。以前は下腹部が脈を打つ時は、だいたいお腹が痛い時だった。

彼女からメールをもらったので、また引用させて頂きます。

こんにちは
30日以後の経過を感じたまま書きます。

30日の鍼を打っている時、初めて体が温まる感じがするという感覚を持ったこと。
強く感じた訳ではありませんが、時々ブログの記載にある体が熱い、暖かいとの他の人と同じ状態なのかなと。

今回は耳に鍼を打つと左右とも、猛烈に痛かったです。前回からの余韻が残っているのもあり、耳の治療を再開し始めてから一番痛かったです。特に右耳の中は火曜日くらいまで痛かったです。

幼い頃の記憶が蘇ってきました。
よく中耳炎になっていた時の痛みと似ていると。 鼻炎で鼻詰まりで通年具合が悪いのは小学生から、世の中に花粉症が認知される前から服薬でしのぎ、17歳の頃には臍帯血の注射もうけました。

ダイビングで無理をして、右耳を痛めたのは20歳、 今回の痛みで、古い記憶が呼び起こされました 幼児の頃から耳鼻科に通っていたのを思い出しました。

 耳の中に細い器具に綿花に薬を付けたものを入れて、患部を治療しガーゼを入れていました。診査後は赤い暖かいライトに耳を当てていました。 


自分で耳かきをする様になってから、ガーゼが耳の中から出てきた事がありました。

今朝は右耳の痛みはありません。
でも、まだ耳の中に薄い膜が張った感じがあり違和感があるので、耳抜き(習慣化している)をして空気を抜いています。

耳の痛みやつまりを表現した漫画風イラスト。黄色い服の女性が両手で耳を塞いでいる
耳抜き時のパリパリ音や耳のつまりに長年悩まされていた症状をイメージしたイラストです。


30日のお腹の凝りへの鍼は、いつもより痛かったです。少し柔らかい細い便が続いていましたが、翌日はなかなか出すことが出来ず、出たのは小石の様な小さなものが少量でした。


今朝は太めの物がでて、少しスッキリしました。
そもそもスッキリする日の方が稀なのです。

今朝はなんと足の指先が、じわんじわんとして暖かいです。
踵の両方に少し冷たさを感じますが、足に血が流れている感覚の方が強いです。

5月末で退職したので、昨日はご挨拶に行ってきました、お礼にと同僚からお菓子を頂きましたが、残念ながら食べる事も出来ずにいます。 砂糖をとならい生活もできつつあります。

せっかく良い方向に向かっていますが、渡米の為しばらく治療はお休みです。
なるべく食事に気をつけたいと思っております。

右鼻の通りが良くなり、右耳の違和感が消えた|足の冷えも軽減した変化

2017年5月30日。

彼女の報告:
飛行機に乗って上昇した時、圧力で耳がパンと鳴って痛みが消え、飛行機が降りる時はそこまで鳴ってない。前回、耳周りのツボを刺してから、2日は痛かったけど治るような痛みだったので、苦にはなってない。

今は鼻をかんでも、耳が痛くならない。左鼻と右鼻は、同じように通っている。

今気になる主な症状は、

  • お腹のシコリ
  • 便が悪い
  • いきんで大便すると、左腰の昔コリがあったところが痛くなる
  • 首肩コリ
  • 右目下の内側に、ものもらいができて赤い

肩こり、首コリは臨床でよく聞く症状です。鍼治療にとって難しくない、だいたい1回で軽くなります。以下は他の患者さんの治療例、どうぞご参考に。

鍼を刺した瞬間に膝下が暖かくなってきた

2017年6月14日。

彼女の報告:
右目と右鼻の間に、薄い膜のような物がある感じ。
前回の飛行機で完全になくなったと思ったら、薄い膜がまだ残っていた。
前回の鍼したあと、左鼻からまたたくさんの鼻水.痰が出た。

彼女が言うのは、「昔の蓄膿症を思い出す。」

私は彼女に説明しました。
「 以前ちゃんと治してなかったので、それが今出ています。」

彼女「便の中に消化されてない食べ物があります。
私「小腸の冷えがあるので、消化されてない食べ物が排出されます。ちなみに、ヘソ周りの硬いしこりも、冷えから来るもの。」

今日は委中などを刺したけど、彼女が言うのは、「委中を刺した瞬間から膝下が暖かくなった。」

気のスピードは本当に速いものです。他の方々の治療例で、刺した瞬間に痛みが消え始めたのがあります。そして、気のスピードがどのくらいなのかを討論しました。良かったらご覧ください。

足の冷えは改善し、右鼻のつまりは治ってずっと通っている

2017年6月30日。

彼女の報告:
台湾に行った時は便通が良かったけど、日本に戻って来たらまたコロコロの硬い便が出た。「ストレスですかね?」と彼女は言ってました。

左踵、左アキレス腱は前の氷みたいな冷えはないけど、少しは冷えを感じる。
右鼻は通っている。
右耳はパリパリ音がしなくなった。
他の所が良くなったせいか、肩こりが以前より強く感じる。前回の鍼したあと、へそからまた浸出液が出たそうです。

紅葉の上に置かれた6本の鍼治療針。鍼と紅葉の影が美しい
他の症状が改善したことで相対的に感じるようになった肩こりへの鍼治療をイメージした写真です。前回の鍼のあと、へそから浸出液が出たという報告もありました。

2017年7月4日。

彼女の報告:
右耳の鼓膜に、なにか詰まっている感じ。
左鼻の中にもなにか詰まって、かむと痰が出る。
左踵と左アキレス腱は、右より冷える。へそ下は前よりは楽だけど、たまに冷えと痛みを感じるそうです。

今日は左腰の奥のコリが痛いというので、うつ伏せで腎兪.京門などを刺しました。仰向けでは臍下の陰交穴などを追加。硬いしこりが、ちょうど陰交穴まで伸びています。

大便の太さは小指→中指になった

2017年7月7日。

彼女の報告:
右耳の薄い膜が1枚残っている感じ。大便は良くなっている。小指みたいな太さから、中指みたいな太さになった。

左腰の奥のコリが痛いのは、前回の鍼したあと楽。左踵が冷えるのはまだあり。

彼女が言うのは、「以前は食事中に汗をかいたことがなかったけど、今は汗をかく。 」
以前は皮膚が冷気に少しでも当たると、ヘソ周りのシコリが痛くなり始めたけど、今は多少の冷房は平気。

関連記事:冷房など冷えによる下痢の治し方:人参湯+四逆湯で改善した症例と漢方の効果

今日見たら、左のふくらはぎ(くるぶしから上3~4寸の所)に赤く腫れている所がありました。彼女に聞いてみたら、おそらく虫刺され。刺絡して毒素を出すことにしました。ついでに、以前気になっていたクモ状血管も刺絡。

以下はその一部画像。刺絡したあとの画像です。

右膝後ろの上↓

右膝後ろの上部に刺絡療法を行った後の画像。瘀血を排出したあとの様子
右膝後ろの上部に行った刺絡治療後の画像です。

左膝の裏↓

左膝の裏側2箇所に刺絡療法を行った後の画像。赤く腫れた部分の治療後
左膝の周囲2箇所に行った刺絡治療後の画像です。

以下の画像は虫刺されの所を刺絡して、瘀血を出しました。

虫刺されの腫れた部分に刺絡療法を行った後の画像。毒素と瘀血を排出
左ふくらはぎの虫刺され部分に行った刺絡治療後の画像です。腫れと痒みが引いたと報告がありました。

まとめ:30年以上の花粉症・鼻づまり・耳のつまり・冷え性が鍼でここまで改善した

2017年7月9日。

彼女からメールを頂いたので、引用させて頂きます。

今までの鍼治療で、変わった事に関する患者さんの記録です。これで本シリーズの締めにしようと思います。

いつもお世話になっております。

施術して2日経った経過を感じたまま書きます。

頭皮がプヨプヨしていたのは、鍼をする様になってから水分が抜け、嫌な痛みは無くなりました。前頭骨と頭頂骨の間にあるくぼみは、まだ時々痛みますが、施術後は暫く痛くなくなります。

右の耳の中の奥の下の方に何かまだ溜まった感じがありますが、2日経って少し落ち着いて来た様に思います。

鼻と耳と歯の微妙な空間に、何かが残っていると言うのが、一番近い表現でしょうか。

これまでは耳の圧を抜かないと違和感があり、気持ち悪くていられなかったのですが、耳抜きしても、ほぼ音が鳴らなくなりました。


透明な痰は量が減りましたが、出ます。

鼻水も両側から、かめるようになりました。

前回の施術から、状態がぐっと良くなったように思います。

寝起きは、まだ右の鼻が詰まった状態で起きます。

日中は両方の鼻が通っています、何年も詰まり続けたので、鼻通りに関しては治療の効果を強く実感します。


鼻詰まりの治療で鍼をすると、唇にかけて痺れが走ります。

深く入れた時に、左右共にビリっとします。

痺れがあった時は、先生に深く鍼を入れましたかと尋ねています。

痺れは大概その時だけで治るのですが、今回は右頰下のコリを触ると右の口輪筋がピリピリします。

右肩の方がコリも強いですし、右の奥歯(スパークした歯)も常に歯茎に違和感があるので(長年の歯ぎしりと虫歯の影響??)常に右側の方が滞りが強いからでしょうか、、、


お腹はかなりシコリが取れて柔らかくなり、表皮の冷えが取れつつあります。

ですがまだ冷たい部分もありますし、おへそ周りを手のひらで押すと鈍痛があります。

今回もおへそから体液が出ています。

臭いもあります。

施術以前は冷えを感じると、腹痛と体液の浸出は同時に起こりましたが、今は痛みはありません。

長年、尿膜管遺残?なのかと思い手術しか治療法はないのかと思っていましたが、このままシコリや痛みとお別れ出来たら、悩みの1つが消えると思っています。


虫さされは腫れが引き痒みもおさまりました。でも毒がまだあり、赤く盛り上がり傷口が膿んでしまったので、悩んだ結果少しだけリンデロン軟膏を付けました。

跡にならないと良いなと思っています。

足の冷えもかなり良くなりました、踵に集まった冷えが変化したのか足首から踵にかけて固い感じがします。動きが悪いというかにぶいというか。寝起きに特に強張りがあります。

もっと歩いて足裏を使うといいのかなぁと思ったりしています。


今回の施術で、特に左足裏に電気が走った様な感覚がありました。

翌朝、左足裏が厚くなった様な感覚がありました。だんだん厚い範囲が小さくなり今は短小趾屈筋?辺りに薄く集まって来ています。

表現として変な文章もあり お伝えしきれない事もありますが、素直な感想です。

暫く都合で通えないので 、ところどころ不安な事もありますが食事に気を付けて 、治療で改善した状態を悪くしないように過ごしたいと思います。

またご連絡します。

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