足のむくみが長年続く、いつも疲れている、とても驚きやすい腎臓がん女性、漢方薬で著しく改善した例

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こんにちは、李哲です。

腎臓がんの話をします。
患者さんは40代の女性。

  • 腰痛歴が8年。
  • 万年両足がむくんで、いつも疲れている感じ。
  • 普段とても驚きやすい。ビビリやすい。

上記の3点は、すでに腎臓が弱くなった時の症状です。中医学でいうと、腎虚。

彼女は健診に引っかかって、大きい病院に行ってみたそうです。順●堂大学病院で検査を受けたら、悪性の腎臓がんだと診断され、「すぐ片方の腎臓を取りましょう!」と言われました。

病院の先生はCT画像を見て淡々と話をするだけで、隣の患者さんの顔色が真っ白になっているのも気づいてない。彼女は当時、先生の診断を聞いて、席を立つ力も出なかったそうです。「もう終わりだ!」と絶望の淵に落ちました。

しかし、彼女はすぐ手術を受けてません。なぜ手術を選んでないのか、彼女は当時にこう思ったそうです。「例え手術が成功しても、残りの腎臓は1個だけ。残りの腎臓に癌ができたら、また腎臓を切るのか?そうすると死ぬしかない!」

こちらに来た時、彼女の声は震えてました。
「どうしたら良いですか?」

私からみると、彼女はただの両足の浮腫みで、すぐ手術しないと3年くらいで死ぬ病状ではなかったです。

彼女は手足も温かい。睡眠も良くて、食欲も落ちていません。だから、致命的な癌だとは言えない。でも、念の為に台湾の診療所に行ってみる事をススメました。台湾の漢方薬診療所の詳細は以下をご覧下さい。

台湾のオススメ漢方診療所『台北漢唐中医診所』 | 本場の中国鍼 李哲鍼灸院のブログ

漢方薬と鍼灸をメインにして、足ツボ.整体は、ただ候補の体調を整える治療法として行う。

台湾の診療所に行ってきたら、彼女は諸症状が改善されて、顔色まで良くなりました。そして、漢方薬を1ヶ月くらい飲み続けて、「体調はなかなか良い」と言ってました。

彼女は漢方薬を飲んでから、面白い事があったそうです。下腹部が硬くて日常生活で苦しかったけど、漢方薬を飲んで1週間経ったら硬いものが消えた

私は彼女に教えたけど、これは水毒が溜まっている時の症状。ただ、1週間で消えるなんてその速さにはビックリ。

残念なのは、彼女が足ツボの痛みに耐えられなくて、最後は漢方薬だけにしたこと。足ツボ.整体を続ければ腰痛.浮腫みが更に早く治るのに。痛みに耐えられなくて止めたのは仕方ないですね...

漢方薬のみでも彼女の腎臓を治せるし、浮腫みも治してくれるので、続けて飲んでいればきっと良い結果になると思います。

漢方を飲んでいる間に、私は彼女に病院の検査を止めることをススメました。なぜなら、毎回病院の検査に行ってきた後、彼女の顔色はとても悪い。夜は眠れなくなるし、怯えて声まで震えてるからです。

中医学の理論からいうと、腎臓を壊すのは「恐怖」の気持ち。「恐傷腎」と言います。しかし、西洋医学の先生はこんな事を気にしてません。逆に「手術しないと、余命3~5年」は平気で言います。

聞いてる患者さんの気持ちはどうなっているか、その話でどれだけ免疫力がダウンしてるか、彼らには無関心。彼らの関心事は、がん細胞。患者ではない!

私はよく患者さんに言います。
「病院に行って楽しい事があれば行きなさい。」

病院は病気が治るところか、お金払って医療被曝して帰る。すごく暗い気持ちになって、その日の夜から眠れなくなる。これが皆さんが望んでいる治療法ですか?

私が健康診断、人間ドックなどのボロクソ言うのは、その理由があるのです。詳細は以下をご覧下さい。

彼女は漢方薬を飲んでからしばらく経って、病院の検査にまた行ったそうです。多分本人はどうしても、腫瘍の大きさが気になったでしょう。

しかし、病院の先生は「正確に分からないけど、パット見た感じは大きさがだいたい同じ。なんで手術しないか理解できない!自分の命で遊んでますか?」と怒ったそうです。

ここで、西洋医学と中医学の大きな分岐点を話したいと思います。

がん細胞(腫瘍)があるかないか。
がん細胞(腫瘍)が何センチなのかは、健康.長生きと関係がありません。

誰でも体内にがん細胞をもっています。
毎日たくさんのがん細胞ができて、またたくさんのがん細胞が死んでいます。以下、アメリカの学者が書いた本を一部抜粋して翻訳したのがあります。参考になると幸いです。

100歳くらいで死んだ老人。解剖すると必ず西洋医学で言う肝臓がん.腎臓がんなどあります。しかし、老人たちは癌で死んだのではなくて、年を取り過ぎて死んでいる。つまり、臓器の自然衰弱で亡くなっています。たとえ癌があっても、体の運営(システムの正常な運転)に影響がなければ、無視して良い。

何を基準にして、体の正常な運営に影響がないかを判断するか。中医学はその基準があります。詳細は以下をご覧下さい。

たとえがん細胞が見つけても体の正常な運営には影響がない。がん細胞を無視して良いです。そのまま50年ほったらかしても、貴方の健康維持には影響が出ないから。

しかし、西洋医学はその基準がない。小さながん細胞(腫瘍)を見つけても大変だと言います。腫瘍が何センチだったら、致命的であるか。腫瘍が何センチだったら、体の日常生活の運営に影響が出るか。

このような判断は、西洋医学ではできません。何故かというと、西洋医学は健康な人の判断基準がないから。

というか、不調が出ても原因不明もしくは「病気がありません。すべて正常です!」という荒唐無稽な診断が出る。以下が笑うしかない症例です。

彼女は最初悪性の腫瘍だと言われた時、先生にこう言われたそうです。
「腎臓は二つあるから、1個取っても大丈夫だよ、普通に生活できるよ!」

これはとても幼稚な発言です。

幼稚なその理由は2点を挙げます。

1.西洋医学では五臓六腑の機能を把握してないけど、大丈夫だと言って切りたがる。たとえば虫垂(盲腸)、胃、脾臓、肝臓。切っても大丈夫だと言うけど、手術後患者さんは地獄の後遺障害に堕ちます。以下は胃の一部切除したあと、不幸にもダンピング症候群になった男性の例。

2.人間を創った神様はバカでしょうか?

最初から腎臓を2つくれたのに、1個はなくても大丈夫だと判断する先生、貴方は神様より賢いでしょうか?

そんなに片方がなくても大丈夫なら、先生の片目.片足.片手.片方の睾丸を切り取っても、宜しいですよね?

2025-01-01追記:
上記の女性は以下の記事でも書きました。

非定型精神病の不眠症・落ち着きがないのを鍼4回で治し、ついでに手足のむくみ・足がフワフワするのも改善した例 | 本場の中国鍼 李哲鍼灸院のブログ

上記の症例は13年前の記述。もう11年も経ちました。漢方薬でちゃんと生きています。余命3年だと診断した先生は、どんな気持ちでしょうか?

(おわり)


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