あばらの下が痛い(左)・めまい・倦怠感・食欲不振は漢方薬で治り、5ヶ月止まった生理も再び来た

トイレに座り、顎を支えてため息をつく13歳のフィギュア選手の女の子のイラスト。左肋骨下の痛みや生理不順を漢方薬で治療するテーマを表現。
漢方薬で左肋骨下の痛みや生理不順を克服した13歳フィギュア選手の女の子をイメージしたイラスト

こんにちは、李哲です。
左肋骨下の痛み、めまい、倦怠感、生理不順で困っていた13歳のフィギュア選手の女の子が、漢方薬でびっくりするほど回復した症例を紹介します。

アメリカの中医師、鄭智城先生1の治療例(2011-09-21)を翻訳しました。この子は伝染性単核球症でんせんせいたんかくきゅうしょう(MONO)と診断されましたが、漢方薬で左肋骨下の痛みが消え、5ヶ月止まっていた生理も3日で戻ったんです!

目次

左肋骨下の痛み、めまい、倦怠感…つらい症状のオンパレード

この女の子、13歳のフィギュア選手。前に話したロシア人の親子の娘さんです。お父さんは漢方薬で偏頭痛を治して、1千ドルのMRI検査を節約したツワモノ(詳しくはこちら)。でも、娘さんはもっと大変な状態でした。診断は伝染性単核球症でんせんせいたんかくきゅうしょう。アメリカのテニス選手、アンディ・ロディックもかかった病気ですね。

彼女の症状はこんな感じ:

  • 左肋骨下の痛み(脾臓あたり)
  • めまい(3週間も続く)
  • 倦怠感と食欲がない
  • 生理が来ない(5ヶ月ストップ)
  • 頭痛と気持ち悪さ
  • 頻尿か尿が出にくい

左肋骨下の痛みはなぜ起こる?中医学でズバリ解説

左肋骨下の痛み、気になりますね。
中医学では、こういう痛みは「脾」や「肝」のトラブル、または「気血の滞り」が原因と考えます。脾臓は血をまとめる大事な臓器で、伝染性単核球症だとウイルスで脾臓が腫れて、左肋骨下に痛みが出るんです。

ストレスや疲れすぎも「気」を詰まらせて、血がドロドロに(瘀血)。この女の子の場合、漢方薬が脾臓を元気にし、瘀血をサラサラにしたから、左肋骨下の痛みがなくなったわけ。

李哲の解説
左肋骨下の痛みは、体のバランスが崩れたサイン。ストレスも大敵です。以下の例では、足ツボ整体でストレス性の不調を治したケースを紹介してます。

漢方薬1日で魂が戻った!めまいも食欲もバッチリ

母と娘さんが再診に来たとき、母親が興奮気味に話してくれました。「漢方薬、めっちゃ効いてます!1日飲んだだけで、娘のめまいが消えて、食欲がモリモリ出てきた。精神もまるで魂が戻ったみたいに元気!」って。反応が鈍かった子が、ピンピン動くようになったんです。

このケース、精神的な問題や知能低下と誤診されそうな子にも参考になるかも。漢方薬なら、自閉症や発達障害の症状も改善できる可能性がありますよ。

5ヶ月止まった生理、3日で復活!

この子の生理、5ヶ月も来てなかったんです。最後に少し出血があったけど、生理とは言えない状態。それが、漢方薬を飲んで3日後にバッチリ来た!血と水が混ざった感じだったけど、順調なサイン。顔色も真っ白からピンクに変わって、笑顔も増えました。座って見てると、ほんと元気そうで安心しました。

李哲の解説
生理が止まるのは、ストレスが一番の原因。以下の例では、足ツボ整体で2年止まった生理を復活させ、腰痛も治しました。

左肋骨下の痛みが消えた!好転反応の不思議

治療中、彼女の左肋骨下に一時的に強い痛みが出ました。母親いわく、「今までにない痛みで、試合を途中でやめたほど」。でも、その後、痛みは完全に消えたんです!私が思うに、漢方薬が瘀血を溶かしたから。こういう好転反応、漢方ではよくあります。左肋骨下の痛みがなくなって、彼女は試合に復帰できました。

李哲の解説
好転反応は漢方薬の効果の証。以下の記事で、乳がん治療の好転反応を例に、漢方のすごさを説明してます。

ニキビや口の苦みは小柴胡湯で解決

彼女、腕や顔にニキビができて、口が苦い、尿道炎もあるって。脈診と舌診で少陽症が強いとわかり、小柴胡湯しょうさいことうに白朮、茯苓、黄柏をプラスして5日分処方。そしたら、ニキビも口の苦みもスッキリ!小柴胡湯は生理のトラブルや皮膚病にもバッチリ効きます。

シアの牛の血と中医学、似てるよね

面白い話、聞いちゃいました。ロシアでは牛の血をチョコみたいにして食べて、血を補うんですって。中国のアギョウや豚のレバーと同じ発想!ロシアの運動選手はこれで赤血球を増やして、成績アップしてるらしい。豚のレバーなら私も大好き。広東の5つ星ホテルで食べたレバー粥、めっちゃ美味しかった!

中医学は血を補う方法がいっぱい。鉄剤なんてバカなものは使いませんよ。便秘になるし、消化も悪い。以下の記事で、鉄剤で便秘になった人を漢方で治した例を話してます。

伝染性単核球症って何?中医学のスッキリ解決法

伝染性単核球症、名前は怖いけど、実は大したことない(笑)。EBウイルスが原因で、高熱、喉の痛み、リンパ節の腫れ、発疹、脾臓の腫れが出ます(MEDLEY)。西洋医学だと「安静にしなさい」くらいしかないけど、中医学は違います。左肋骨下の痛みも、めまいも、生理不順も、全部まとめて治す!たとえば:

左肋骨下の痛みを漢方で治すコツ

左肋骨下の痛みって、脾臓や肝臓のトラブルが原因のことが多いんです。ストレスや疲れで「気」が詰まると、血が滞って痛みが出る。中医学は病名なんて気にせず、体のバランスを整えるから、左肋骨下の痛みもめまいも生理不順も一気に解決。

この女の子みたいに、漢方薬で脾臓をパワーアップさせて、瘀血を溶かせば、痛みは消えますよ。ストレスで似た症状が出てる人も、めまいや頭痛の鍼治療例を参考にしてみてください。

李哲の感想:病名より症状を治そう

伝染性単核球症なんて、名前だけでビビるけど、症状は高熱や喉の痛みくらい。西洋医学の病名って多すぎて、ネットで調べないとわかんないですよね(笑)。でも、中医学はシンプル。つらい症状があれば、全部治します。

左肋骨下の痛みに悩むあなた、病名に振り回されないで!漢方や鍼でスッキリしましょう。信頼できる漢方医や鍼灸師に相談するのが一番です。

李哲鍼灸院では、いろんな症状を中医学で治した例を載せてます。他の記事もチェックしてください!

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