余命18ヶ月だと宣告されたのに7年も生きた多発性骨髄腫患者、血圧が240でも薬を飲まない理由。漢方薬を飲んだあとの反応で、乳がんであるかないかの判断ができる。

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こんにちは、李哲です。
倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療日記、2009年07月15日到18日的案例を翻訳しました。多発性骨髄腫、悪性皮膚がんのメラノーマ、肺がん、乳がん…など様々ながん治療内容が書かれています。参考になると幸いです。

また、がん治療で漢方薬を希望する方には、以下の台北市の中医学診療所がオススメ。

鍼灸治療を試してみたい方は、どうぞ当院に相談して下さい。

余命18ヶ月だと宣告されたのに7年も生きた多発性骨髄腫患者、血圧が240でも薬を飲まない理由

一人の患者さん。
7年前、彼が多発性骨髄腫だと診断された時、アメリカの西洋医学の先生が言うのは、彼の余命は18ヶ月。

彼は西洋医学の治療法に不審を抱いて、中医学の治療を受ける事を決意しました。私が彼の主治医です。彼は漢方薬を飲み続けて今日に至り、すべてが安定しています。唯一、彼の血圧がたまにすごく高くなる。普段測っても84~184。

李哲の説明:
高血圧は漢方薬以外に鍼でも治せます。以下は数回で血圧が下がった女性の例。もちろん、誰でも数回で血圧が下がるとは限らないので、参考になると幸いです。

高血圧でめまい・フワフワする女性、4回目の鍼治療で血圧が130になり、脈拍も80代に戻った例

一回、彼が病院で検査した時は110~240。当時、3人の西洋医学の先生が彼を囲んで話しました。「血圧を下げる薬を飲まないと退院させません!」

しかし、彼は断固として拒否。
彼が私に教えました。「飲んでない理由は、西洋薬を飲むと逆に体調を崩す。飲んでなければまだマシ。」

李哲の説明:
血圧を下げる薬は氾濫している薬です。本当に病気を治しているかどうかはあとにして、薬の副作用にやられて重い病気になった人は少なくない。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

血圧を下げる薬の副作用で心弁膜症・前立腺肥大になり、最後は前立腺がんの疑いがあると言われた患者

当時、西洋医学の先生らもやむおえず、彼に同意書にサインしてもらって、病院から出したそうです。

今日彼が来て診たら、全身で痛いのは右のお尻の痛み(環跳穴の痛み)と右膝痛。右お尻の痛みは、7年前に彼が骨の生検をしてから残った痛みです。右膝痛は肥満症が原因。多発性骨髄腫から来る痛みではない。

この患者の治療例は、後続があります。以下の記事、どうぞご覧ください。

水も飲めない肺がん、1回の漢方薬で救ってこられた

先週来た肺がん患者さん。
水が飲めなくて、脈診で1息8至で非常に危篤な状態だったけど、昨日診察したら全部回復しました。

私は最初、半夏厚朴湯はんげこうぼくとうを処方したけど無効。その後、半夏苦酒湯を処方したら一発で治しました。

患者さんは再び水が飲めて、ご飯も入れるようになりました。本当に危機一髪。

このような重症の患者さん、先生はだいたい1回のチャンスしかない。漢方薬しか患者さんを救うことができません。

漢方薬を飲んだあとの反応で、乳がんであるかないかの判断ができる

台湾から来た乳がん患者さんの治療過程を、生徒の皆さんに説明する必要があります。

彼女は漢方薬を飲んでから、腫瘍がある右乳房はたまに針で刺すような痛みが生じました。痛い場所は、生検で太い針を刺した所。

漢方薬を飲み始めて3日は刺されるような痛み。その後の2日は徐々に痛みが減って、今は少しだけ痛い。乳がん患部は縮まりつつあります。

李哲の説明:
乳がんに関して中医学治療は非常に効果的。ニハイシャ先生の症例に最も多い癌かも知れません。以下は一つの症例、ニハイシャ先生の弟子が書いた症例です。

乳がんしこりから汁が出る女性、5ヶ月でしこりが消えて、睡眠の質・体力が良くなり、気持ちまで晴れてきた。

我々はこの症状から、更に診断を確定することができます。正しい処方箋は乳房の腫瘍を消すことができる以外に、我々のさらなる正確な診断に役に立つ。つまり、患者さんは漢方薬を飲んで、刺さる痛みがなかったら、乳がんではない。刺さる痛みがあったら、乳がんです。

このような漢方薬で乳がんを診断する方法は、西洋医学の生検より何千倍も良いです。絶対に副作用がありません。

あなたが乳がんであろうと乳がんでないあろうと、みんな漢方薬で乳房のシコリをなくすことができる。何か疑問が残る方は、私がネットに公開した台湾中医師の所に行ってみて下さい。

もし、彼らに診てもらう機会がなかったら、私の診療所にある既成品:漢唐2号を飲んでも分かります。

悪性黒色腫、メラノーマに対して、西洋医学は治療方法がない

一人の患者さん、ボートの専門家です。

彼は多発性腫瘍(悪性黒色腫、メラノーマに近い)と診断されました。鼠径部のリンパ節で遊走し、西洋医学の手術ですでに3個取っていますが、まだ持続的に拡散中。

彼は友人の紹介で来ました。彼は体がとてもガッチリしている。なのに、手足が1年中氷みたいに冷たい。特に足が最も冷たくて、年中分厚いソックスを履かないと、夜は寝れないそうです。

この治療例が示すのは、中医学が正しいこと。

中医学の理論では、健康な人であれば頭と体は冷たくて、手足だけ温かい。年中手足が冷たかったら、すばやく中医学の治療を受けるべき。ほったらかすと将来的に最も癌になりやすい人たちになります。

皮膚がんの一種、メラノーマに対して、西洋医学は良い治療法もありません。

李哲の説明:
メラノーマはなぜ発症するのか?
ニハイシャ先生のほかの症例をみると、女性が常用するピルが原因になっていました。詳細は以下の症例をご覧ください。

10日の漢方で気を失いそうに眠い症状が治り、うつ病も良くなった。造影剤検査で全身の黄疸と腹水になった人、ほぼ治ってきた

(おわり)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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