黒い便が黄色い便になり、透明な尿が少し色がついてきた:膝痛、頑固な便秘症の鍼灸治療例(3/4)

こんにちは、李哲です。

前回は膝痛が50%減り、便通が3日に2回になるなどの変化をお伝えしました。今回は黒い便が黄色い便に変わり、透明だった尿に少し色がつき始めた過程を記録します。かかとのしびれや腰痛も徐々に改善し、意外な耳鳴りや尿もれの変化も出てきました。腎の回復を実感できる回です。


続きの施術記録です。前回の治療内容は以下をご覧ください。

目次

黒い便が黄色い便になった

2017年7月19日。

彼女の報告:
右かかとは相変わらずしびれて痛い。
膝は冷えなければ痛くない。
大便は2日に1回。 以前は黒い便で、今は黄色い便。
尿の色も当院に来る前より、だいぶ色が付いてきたけど濁っているのは変わらない。

尿が濁っているのは、腎機能がダメだからです」と彼女に教えました。

彼女の睡眠時間を聞いたら、夜中によく親に起こされる。睡眠時間は5時間以下だそうです。

これは困りました。
ちゃんとした睡眠をとらないと、内臓の修復ができません。

かかとのしびれ範囲が半分に、便通が2日に1回へ

2017年7月20日。

彼女の報告:
右かかとのしびれる範囲は半分くらい減った
膝は段差が大きい階段の昇降では、まだ痛い。

今日は仰向けのみにして、施術の時間を長めにしました。

2017年7月26日。

彼女の報告:
右かかとの痺れる痛みは変化なし。
左腰はまだ痛い。
膝は疲れなければ痛みが出ない。
大便は2日に1回。
小便はまだ濁っている。

彼女は最近歩くように心がけているそうです。会社の階段を使ったり。

関連記事:かかとが痛い息子、清涼飲料水を止めただけで治った

2017年7月28日。

彼女の報告:
膝痛はなくて、少しこわばっている感じ。
大便は2日に1回。
左腰はまだ痛い。
右かかとはそれ以上の変化なし。
尿の色も薄くて尿が濁っている。
なぜか、左小指がたまにピリピリする。

彼女は、「以前より歩くのが遅くなって、みんなにどんどん抜かれるようにな感じ。股関節が固まっているみたい。」と言ってました。

歩くのが遅くなったのは、臓器の退化の一つですね。私はヨガとか歩く時間を伸ばしたりで、もっと運動することを勧めました。

緑豊かな公園でヨガのポーズを取る女性。足を前後に大きく開いたストレッチで、下半身の柔軟性を高めている様子。
運動不足が腎の回復を妨げやすいため、ヨガやストレッチで少しずつ体を動かすことをおすすめしています。このようなポーズで股関節や足の柔軟性を高めましょう。

尿の色が少し黄色くなり、腰痛6〜7割軽減

2017年8月4日。

彼女の報告:
腰はまだ痛い。
膝は疲れなければ大丈夫。
大便は3日に2回。毎日出る時もあり。

2017年ん8月9日

彼女の報告:
前回の針のあと、腰痛がました感じ。曲げる時が大変だそうです。
右かかとのしびれるのは変化なし。
小便はだいぶ色が付いてきた。以前は透明な白。

今日は以前と同じように陰谷と委中、腎兪と大腸兪などで腰痛対策を取りました。仰向けでは腕順1,2。霊骨、大白など董氏奇穴を使い、効果が上げることを狙いました。

董氏奇穴の腕順1と腕順2に刺鍼した様子。手背のツボを使って腰痛・坐骨神経痛・冷え性の改善を狙った鍼治療。
坐骨神経痛や腰痛対策として董氏奇穴「腕順1・腕順2」に刺鍼した様子。置鍼中に両手がジンジンする反応が出ました。

今日は置鍼している間、両手がずっとジンジンして寝れなかったそうです。彼女は下半身のむくみがひどいので、いつも陰陵泉、地機、三陰交を刺してあげました。

今日は刺したあと、なぜか彼女が言うのが、「膝下がスースーしている。冷房でもあたっていますか?」

私「いいえ、冷房はあたってないです。おそらく体内の気血の巡りが変わっているからでしょう」

鍼を刺してから暖かくなるのはよく聞きますが、彼女みたいに逆にスースーするのは初めて聞きました。人間の身体は本当に不思議なものばかり。

関連記事:鍼の響きが肩・足まで!中国鍼の経絡伝達現象の面白い体験談

2017年8月11日。

彼女の報告:
腰痛はだいぶ楽になった。6~7割減った感じ。
大便は2日に1回。
右かかとはしびれるというより、何か硬いものを踏んでいる感じ。

今日の鍼、うつ伏せの時に初めて寝れたそうです。仰向けでは怖くて寝れないと言ってました。

2017年8月18日。

彼女の報告:
腰痛と右かかとの違和感がある。
尿には少し色が付いてきているそうです。
仰向けでは鍼がジンジンしているので、やはり寝れないそうです。

関連記事:肩の痛みが治り、押された肩と背中がポカポカになった。夜もぐっすり寝られて、翌日は尿の色まですごい変わった【足つぼ整体の症例】

腰痛と踵のしびれがほぼ消失、耳鳴りも1回の鍼で緩和

2017年8月23日。

彼女の報告:
腰痛はほとんど消えた。
大便は野菜を食べてないせいか、あまり出ない。
尿はほんの少しだけ色がついて、ほとんど透明色。しかも濁っている。
膝は普通に歩く分には良いけど、疲れすぎると痛くなるそうです。
右かかとの感覚は、ほとんど正常になりました。

関連記事:かかとの痛みは腎虚証が原因:足つぼ整体で腰痛・肩こりも改善した事例

2017年8月25日。

彼女の報告:
昨日は大便があったけど、今朝はない。
腰が少し痛い。

彼女はなぜ白い眉毛が出るかの質問がありました。

私「眉毛は肺が管理しています。眉毛はもともと黒いのに、白が出るのは肺の機能が弱いことですね。」 
彼女「肺を強化するのは、肺活量を鍛えることですか?」

私「そうですね。運動が必要ですね。」
彼女「やっぱり運動ですか…」

緑道を軽やかにランニングする男女。日常的に歩く・走る習慣で内臓機能の回復をサポートしている様子。
歩くのが遅くなったと感じるのは臓器の退化のサインの一つです。緑道などで少しずつ運動量を増やすことをおすすめしています。ランニングやウォーキングで肺や腎の機能を高めましょう。

2017年9月9日。

彼女の報告:
大便は毎日ではないけど、昔みたいに硬くはない。昔は大便が硬すぎて、出産みたいにすごい力を入れないと出なかった。
今日は腰と膝が少し痛い。
膝は高い階段を昇るのに痛い。

今日は耳鳴りの為に鍼をしました。鍼が終わってお茶を飲む時、彼女が言うのは「右の耳鳴りが減った感じがします

関連記事:中耳炎が1ヶ月治らない…抗生物質効かない耳垂れが鍼3回で完治した症例

鍼中にお腹が温かくなり、尿もれが気づかないうちに改善

2017年9月13日。

彼女の報告:
大便はまだ2日に1回。朝バタバタしてて、時間がないのが原因かも知れない。
左腰はまだ少し痛む。
膝は痛みではなく重い感じがする。

全部の鍼が終わってから彼女が言うのは、「仰向けになったとき、お腹は鍼をしてから暖かくなるのに、膝下はまだスースーします。尿もれは前より良くなりました。尿もれは、難聴は小さい時からあって、以前は咳をしただけで尿もれがしたけど、今はほとんど尿もれがないです

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尿もれ症状と耳鳴は、最近聞いたばかり。前の主訴ではなかった。おそらく、一箇所が良くなると、ほかの所も思い出すんですかね?

彼女の頑固な腰痛は、腎虚証であります。耳鳴、尿もれも腎虚証であります。

なぜこんなに腎臓がボロボロなのか。化学薬品の後遺障害か、先天不足のせいかはよく分かりませんが、小さい時から症状が出たので、その時からすでに腎臓が弱かったと判断できます。

生まれてから今までの50年、誰も彼女の腎機能を回復してあげてない。

↓次回へ続く↓

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