漢方薬で心血管のつまりが溶ける理由|中医学の“寒熱”と八綱弁証(第3話)

こんにちは、李哲です。

心血管のつまりは、血液だけの問題ではありません。

中医学では「寒」が血塊を生み、心臓の働きを弱めると考えます。
なぜ漢方薬が血栓を溶かせるのか――その核心を第3話で明らかにします。

目次

漢方薬で心血管のつまりが溶ける理由(中医学の原理)

私は1番簡単な方法で、漢方薬で心臓病を治せるのを証明できます。

一つの例を挙げるだけでいい。
皆さんは小さい時の事を覚えているでしょうか。

その時は、高性能な洗剤はなかったです。母親たちは油ゴミを落とす時、アルカリ性の炭酸ナトリウム塊を水に溶かすと、簡単に油ゴミを落としました。

すべての漢方薬はアルカリ性で、レモンみたいな酸っぱいのもアルカリ性です。詳細は、レモンが体に良い理由(アルカリ性の働き)をご覧下さい。

自然な生薬はアルカリ性が潜んでいるから、もちろん体内の油ゴミを溶かせます。

すべての西洋薬は酸性物質だから、当たり前のように効かない。

中医学が重視する「アルカリ性」と血流の関係

酸性電池の寿命が、アルカリ性電池より少ないのを知らなかったら、あなたは知識がなさすぎ、常識すらありません。

健康長寿になりたいなら、体をアルカリ性電池みたいにすること。

漢方薬はまずいけど、アルカリ性です。
西洋薬は利便性があって飲み込みやすいけど、みんな酸性物質。

どちらを選ぶかは、自分で決めてください。

以下は重篤患者の漢方薬治療例。心不全で死にかけた患者さんでも、漢方薬なら救えられます。

🔗肺水腫・心不全を改善した漢方治療の実例

病死が多い医学は根本原因を見誤っている

昨日私が見たのは、台湾テレビでまたアメリカの100年歴史があるアスピリンを紹介していました。

同時に、台湾の有名な心臓病の権威:朱樹勲教授が、現場でアスピリンを1粒飲むのを見せるシーンがありました。

私は西洋医学の権威たちの人柄と専門知識には感服します。しかし、私たちが議論するのは医学。

人の生死を司る大事な学問です。

絶対に間違えてはいけない!

医師にとって、人々は誰でも最後は死にます。ただし、病死ではなくて、年を取りすぎて老死になるのが正常。

もし病死だったら、その医学に問題があります!

西洋医学が血栓の原因を説明できない理由

朱教授の話によると、「血栓が冠動脈につまるから心筋梗塞を起こす。また、血栓が脳血管につまったら脳卒中になります。」

皆さん、もう少し賢くなってほしいです。

西洋医学の先生に聞いてください。

「なぜ体内で血栓が生まれますか?」

答えは、「分かりません」

黄色い犬が首をかしげている顔のクローズアップ写真。横に大きな「?」マークが描かれている。
血栓の原因を説明できない西洋医学を、首をかしげる犬の表情で象徴的に表したイメージ。

アスピリンの血栓予防は“半分だけ正しい”

西洋医学が知っているのは、アスピリンは血をサラサラにすることができる。アスピリンは瘀血を溶かせるから、心臓の病気の予防になると言います。しかし、この話は半分だけ正しい。

中医学は1千年前から具体的な理論があり、解決済みになっています。

このニュースが流れたあと、台湾・中国の中医師が出てきて、間違いを訂正するのを見てないです。西洋医学を怖がって、みんな黙っている。

私は怖がる必要がないと思います。
真理は真理。
どの国に行っても通じるもの。

今回は中医師と西洋医学の先生たちをプンプンさせる、小生のの私が説明をします。

八綱弁証と四綱弁証|中医学と西洋医学の決定的な違い

中医学と西洋医学の違うところは、たくさんあります。

私は先に診断方法から言います。
中医学には八綱弁証(はっこうべんしょう)がある。

「陰陽、寒熱、表裏、虚実」の8種類

しかし、西洋医学が知っているのは、 「表裏、虚実」だけの四綱弁証。「陰陽、寒熱」はどんなものか知らないから、まだ化学的な医学に止まっています。つまり、テクノロジーに頼る医学。

陰陽寒熱、この4種類の弁証法が足りないので、すべての病気の原因が分かりません。いわゆる予防医学と言うのも、ずっと役に立ってない。

病気の原因が分からないから、予防もできない。
これはCommon senseです。

中医学は西洋医学より、「陰陽・寒熱」の4項目が多いので、病気の原因が分かります。

🔎合わせた読みたい:中医学の基礎と西洋医学との違い(メリット・デメリット)

両足の温度で分かる「寒証」と血栓の深い関係

寒熱の概念がどれだけ大事なのか、皆さんに紹介しました。

我々経方家は、「両足が暖かいか冷たいか」を非常に大事にしています。

これは健康な人に必ずある症状。
健康な人にはどんな具体的な症状があるのかは、セルフ健康チェック6項目で毎日健康管理!中医学の健康診断法をご覧ください。

氷の塊はどこから来たか分かりますか?
冷凍庫から。

北方は冬になるとすべて凍ります。
なぜだと?
寒いからです

海の上を流れる大きな氷の塊が並んでいる風景。
北方の海に浮かぶ氷塊。寒さが氷を作るように、体内の「寒」が血栓を生むという中医学の比喩として使用。

これがいわゆる中医学の寒証。

両足は心臓から1番遠いところ。もし両足が暖かければ、体内に血栓がないのを証明します。もし両足が冷たかったら、体内には冷えがあって血栓を作り出しているのが分かる。

冷蔵庫の冷凍室が、氷を作り続けているのと同じ。

寒いから体内に血栓が生じるのです。

今、日本の患者さんがビビる腹部大動脈瘤破裂も、極度の冷えが原因です。詳細は、大動脈解離の前兆と冷えの関係(中医学の分析)をご覧ください。

体内が冷える原因は、心臓が弱い、心臓の陽気が足りないからです。

上記の血塊に関して、私より説明できる人はいないと思います。

読者の皆さん、日本人は温泉が大好きなのを知っているでしょう。温泉は国民運動みたいなもので、みんな長生きできています。長年温泉に入ったら、体内にも血塊が出にくい。

たくさんの温泉は、氷点下の環境にあります。これは本当に自然の神さまがくれた宝物。

附子・硝石・紅藍花酒で血塊を溶かす中医学の実践法

芍薬甘草附子湯(去杖湯)が血塊を溶かす仕組み

漢方薬には芍薬甘草附子湯、別名「去杖湯」があります。

●すべての酸味がある生薬は、回収・収縮作用があるので、芍薬は静脈血を回収できます。

●炙甘草は小腸を潤う同時に心臓の強化ができる。

●加工したトリカブト(附子)を入れた目的は、附子の熱を利用して体内と足の温度を上げる。附子の強烈な熱で、すべての血塊は高温処理をしたみたいに全部溶けます 

乾燥したスライス状の附子を右手のひらに乗せている写真。
芍薬甘草附子湯に使われる加工附子。強い温熱作用で体内の冷えを取り、血塊を溶かす働きがある。


瘀血を溶かす生薬は一つも入ってないけど、使ってみればその速効性が分かります。冠動脈のつまりを溶かすだけではなくて、体内で血塊が作られる環境を治す。つまり、治療と予防が同時に行います。

今のたくさんの中医師は、附子・麻黄・桂枝を鬼みたいに怖がって全然使わない。自分の生徒にも使わせない。使い道が分からないから、西洋医学が言うのは全て正しい。西洋医学の専門家に合ったら、頭も上がらないのです。

硝石+雄黄の舌下療法はニトログリセリンと同等の即効性

皆さんに、ほかの漢方薬を紹介します。

西洋医学には狭心痛・心臓痛の時、ニトログリセリンの舌下錠がある。我々中医学は、1千年前から硝石(しょうせき)と雄黄(ゆうおう)の混合物を、舌下に入れて治療する方法があります。効能はニトログリセリンと同じ。

紅藍花の花を近距離で撮影した写真。黄色と赤が混ざった花弁と緑の葉が写っている。
強い活血作用を持つ紅藍花。紅藍花酒は心臓痛に即効性を発揮する中医学の重要な処方。


そして、漢方薬には紅藍花酒があり、強烈な心臓痛の時に使います。強烈であればあるほど、漢方薬の効果は即効性が現れます。以下は一つの漢方薬治療例、どうぞご参考に。

このような1千年も続けた貴重な宝物、後世の人たちは使わないだけではなくて、封建迷信だと軽蔑し、欧米のものが最高だと思う

心臓移植が不要になる中医学の治療観

ダメな中医師は、心臓移植手術しかないと言われたら困るでしょう。我々正統派の中医師にとって、心臓は君主でもともと病気にならない。たとえ心臓の組織に異変があっても、心臓移植手術は要りません。

西洋医学は「陰陽寒熱」の概念がないから、なぜ心臓の弁膜が損傷したのかが分からない。

陰陽が分かる中医師は、心臓の組織に異変があるとき簡単に解決できます。たとえ心臓の弁膜症、心臓肥大、心房細動など。心臓移植手術は必要がない。

私はネットであまり言えません。具体的なのは人紀クラスの生徒たちに説明します。

複数の生薬を並べて陰陽太極図の形に配置した俯瞰写真。
陰陽・寒熱・表裏・虚実を分析する中医学の核心を、生薬で作った太極図で象徴的に表現した写真。

第三話のまとめと次回予告

医者易也。
(李哲説明:医術はもともと簡易なものである)

私の論理思考に 、反論できる西洋医学の先生はいないと思います。しかも、私は簡単で正確に検査ができます。ハイテクノロジーの機械、造影剤を打たないとスキャンできない検査機械は一切要りません。

私の方法は簡単すぎて、子供すらすぐ勉強できます。

患者さんの足が冷たいか暖かいか、これだけ聞けばいい。

脈診も要らず、すぐ分かる。
そして、治療と予防になる処方箋も出てくる。

これが正統派の中医学。

↓第四話へ続く↓

第4話:附子・硝石・紅藍花酒で血塊を溶かす中医学の実践法

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