万人にオススメできる、体にいい「レモン」
こんにちは。李哲です。
いろんな病気に関して相談のメール、「普段の養生に良い食べ物はないですか?」の質問がありました。
今日は、まとめて答えします。このブログを読んでいる方、当院の常連も試して下さい。
万人にオススメできる、体にいい「レモン」!

レモンが体にいいのは、アルカリ性だからです
もちろん、これは自然なレモンですよ。
市販の人工的なレモンジュース.レモンが入っているガム、サプリではありません。
毎日、食後にレモンを1個、もしくは半分を食べてください。
空腹ではダメですね。
食後に食べることをオススメします。
レモンを陰陽五行論で分析する
レモンを中医学の理論で分析すると以下の通りです。
味は酸っぱい・甘い。
酸っぱいのは肝臓に入り、肝臓の解毒作業を助けます。
甘いのは脾胃に入り、胃腸を助ける役割があります。
レモンの色から見ると、黄色い。
黄色は陰陽五行論で脾胃(土)に属する色です。つまり、味も色も脾胃に良いことを説明しています。
ただし、酸っぱいのが1番強いので、肝臓の解毒を助ける作用が1番強いと言えます。脾胃に良いのは2番めの作用ですね。
肝臓の解毒作業ってなに?
簡単にいうと、体に溜まっている酸性のゴミ・毒物を分解し、新しい血液を作り出す過程。酸っぱいレモンは、この過程を強化する効能があるのです。
また、レモンは単純な酸っぱさだけではなく、甘みもあるので脾胃にも良い。一石二鳥の効果があるとも言えます。
レモンは美容・美肌にもオススメ
9月27日更新:
レモンは酸っぱいので、れもん水にして飲むと和らげます。もっと飲みやすくしたい場合は、黒砂糖など入れると甘みが出ます。
痛風.リュウマチなどは、薬よりレモンを食べてください。
西洋医学の化学薬品より100倍も効果があります。
倪海厦(ニハイシャ)先生1
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
も冗談を言ったけど、「この発言でレモンがスーパーで消えたら困るな~」(笑)レモンは味が酸っぱいけど、実はアルカリ性の果物。
値段が安くて栄養たっぷり。
女性の美肌・美容効果には最高な栄養素です!
アルカリ性食べ物で、体内の環境を整う
癌であろうと痛風であろうと、西洋医学の病名は山ほどあるけど、病気の原因は一つだけ。体内のアルカリ性環境が壊れたからです。
難しく考えないでください。体内のアルカリ性環境が壊れた元凶は、酸性のもの(化学薬品.サプリメント.清涼飲料水など)を食べ過ぎ。治すのには、酸性の食べ物を止めて、アルカリ性のものをいっぱい食べればいいのです。
2019-05-17追加内容:
日本の果物は、残留農薬が大きな問題になっています。
皆さん、レモンを買うときは、なるべく農薬が少ないのを買ってください。じゃないと、食べるのはレモンではなくて農薬です。
コメント
こんにちは。
以前より密かにこちらのブログを拝見しておりました。
食や医学のことなど、私が疑問に感じていたことを切れ味鋭く指摘してくださるので、読んでいてとても痛快です。
レモンは栄養豊富で美容健康に良いのですね。
こちらの記事を、私のブログで紹介させてください。
佐藤遼子 さん
コメントありがとうございます。ご紹介されるのは光栄です、どうぞ引用してください。
レモンは美容健康にもいいので、適量を食べたほうがいいですね。気をつけることは、日本のレモンは残留農薬が多くて、EUに輸出もできないレベルだそうです。
無農薬のレモンがあれば、一番良いですね。
李哲さん、補足情報をありがとうございます。
そうですね、なるべく安全なレモンを選ぶようにします。
せっかく栄養を摂ろうとしてるのに、過剰な農薬によって台無しになるのは勿体ないですよね。