治療すればするほど病気・痛みが増えて、モルヒネ中毒で死にかけた女性。手術・抗がん剤で大腸がんが転移した男性。

こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療例、故事篇專講案例給大家聽を翻訳しました。

西洋医学の治療をすればするほど、死に至るまで悪化した女性の例と大腸がん患者のエピソードが入っています。いろいろ警鐘を鳴らす内容、参考になると幸いです。

目次

治療すればするほど病気・痛みが増えて、モルヒネ中毒で死にかけた女性

09/25/2006。
患者さんは1952年生まれの女性。先に彼女の病歴を簡単に説明します。

  • 1979年:背中の痛みで手術したけど、手術後に背中の痛みは更に増えた。
  • 1981年:腎臓結石で手術した時に、子宮と卵巣も切除。
  • 1989年:乳癌で手術。
  • 1990年:乳癌が左腕に転移したので手術。
  • 1992年:乳房再建手術。
  • 1993年:逆流性食道炎で手術。
  • 2004年:左足裏に傷口ができて、2005年に右足裏にも傷口ができた。この2年、ずっと治ってない。

今まで飲んだ西洋薬は、数え切れないくらい多いです。痛み止めのモルヒネは、1日の服用量がなんと1200mg。モルヒネ中毒で、死にかけたこともあります。

モルヒネの薬瓶と注射器が木製のケースに収められている写真。鎮痛剤の過剰使用による健康リスクを象徴。
モルヒネの薬瓶と注射器。鎮痛作用はあるが、過剰使用は肝臓がんや死亡リスクを高める危険な薬です。

傷口すら治せない西洋医学

現在、彼女の服用中の薬は以下のとおり。

  1. モルヒネ
  2. Protonix(プロトニックス)
  3. Zoloft(ゾロフト)
  4. Sptronotactane
  5. Vesicanなど

背中の痛みと両足裏の傷口で、彼女はこの何年間ずっと杖で歩いていました。運動ができないので、体重は一直線で上がり、体重が上がると更に動けなくなる悪循環に落ちています。彼女の足は地機穴から下が黒くなり、足の切断が必要な状況!

李哲の説明:ニハイシャ先生の漢方薬治療で、足の切断を避けた患者さんはたくさんいます。いかが一つの症例、参考にしてください。

糖尿病が完治して、足の切断も要らなくなった例

20年も治せなくて患者さんを苦しめた西洋医学

彼女は涙目で訴えてました。
1979年から20年以来、一日もよく過ごしたことがないです。毎年健康診断に行っても癌が増え、がんが骨までに転移しています。生きてるより死んだほうがマシです!カルテに書いてる症状は氷山の一角。まだ書ききれてない症状がたくさんあります」

 皆さん、Common senseで考えてください。
傷口すら治せない医学が、体内の病気は治せますか?

私「中医学の治療を受けたことがありますか?」
彼女「1回もないです」

私「あなたが治らない原因は、ここにあります。道端で任意の中医学診療所を探しても、あなたを助けられます。長年病気で苦しみながら、違う医学を探そうともしない貴方はすごい!

これが私がよく言う「愚かさで死んだ人」。

李哲の説明:
ニハイシャ先生の記事には、愚か者がたくさんいます。以下の記事、参考になると幸いです。

放射線でリンパ癌からリンパ癌+白血病になったおバカさん

中医学の問診内容

問診記録は以下のとおり。

  • 不眠症
  • 便秘
  • 食欲はない
  • 小便の色は黄色
  • 全身倦怠感
  • 両足は氷みたいに冷たい
  • 体内はとても寒い

まだモルヒネを使っているので、両足は痛みはないけど、足の感覚もありません。

李哲の説明:
足の感覚がないのは、漢方薬もしくは鍼治療でも治ります。以下の記事は私の鍼治療例、参考にしてください。 

脊柱管狭窄症の手術後に残った足のしびれは、鍼治療1回で軽くなり、膝下からの感覚麻痺も改善された例

彼女の顔色は、黒い黄色。
実年齢より20歳も老けて見えます。
目力が全くない。
(バカの目)

私は彼女に外用薬を渡して、傷口に塗るように教えました。内服薬の処方箋は保留します。

皆さん、あなたの知っている西洋医学の先生に聞いてください。
「患者さんがここまでひどくなったら、西洋医学は何の治療ができるか?」

嘘は言わない、本当の話だけ。
西洋医学の先生の答えは何か、想像してみてください。

李哲の説明:
日本の例を挙げると、樹木希林さんがいます。抗がん剤を受けてないけど、抗がん剤を打ち続ける人よりも元気に生活できました。なぜ、こんな結果でしょうか?

樹木希林さんの死去ニュースを見て思ったこと、抗がん剤を受けないほうが長生きする。

手術、抗がん剤で大腸がんが肺・肝臓に転移した男性

今日、もう一人の新規。
65歳の男性。
2004年、大腸がんで手術し、抗がん剤を受けました。しかし、結果は?大腸癌が肺と肝臓に転移。現在は毎週金曜日に抗がん剤を打って、死ぬ日まで打ち続けるそうです。

中医学の理論で、大腸は五臓六腑の「腑」に属します。腑の病気は、もともと治しやすい。しかし、患者さんは西洋医学を信じて手術して抗がん剤を受けた結果、腑の病気は更に深い臓にまで入っている。つまり、西洋医学が治療すればするほど、悪化しています。

李哲の説明:
簡単な胃痛なのに、3回手術しても治らない、逆に正常な胆嚢まで切られたおバカさんもいます。嘆くしかないけど、病院ではしょっちゅう起きているケース。詳細は以下をご覧ください。

テノゼットの副作用で、肝炎から肝臓がんになった女性。3回も手術したのに胃の痛みが治らなくて、正常な胆嚢まで切除された患者。

彼は友人の強い薦めでここに来ました。
この二人はみんなアメリカ人。
友人が治療を受けて良くなったから薦めてきたのです。
(ダメな中医学の先生を叱るところは省略)

漢方薬局経営者の悲劇:誤った知識が招いた死

この治療例を書いてるうちに、昔の学生さんの話を思い出しました。学生さんの家族は、代々漢方薬局を経営。

彼らは自分が正しいと思っている処方箋を全部試しても大便が出なくて、結局西洋医学の手術を抗がん剤を受けました。そして、癌が肝臓と肺に転移して最後は死にました。

大腸がんになってから死ぬまで、2年もかかっていません。最後死ぬ前、私に話したのは、「漢方薬は効かない。やはり西洋医学のほうが効く!

このような人は、本当に我々の恥です。

我々中国語には俗語があります。
「王二麻子売瓜子、自売自誇」。
(意味は、自画自賛)

彼らは生薬を売りながら、「生薬が効かない」と言う。自分でピンタをしているのと同じです。

彼らは反省したこともない。
知識不足で大腸がんが治ってないか?
漢方薬が効かないから治ってないか?

彼らの家族は温病派(現在、最も多い間違った中医学の流派)。処方箋には大黄.芒硝すら怖くて使ってない。

李哲の補足説明:
温病派の漢方薬は、なぜ病気を治せないのか?以下の記事で詳しく説明しました。参考になると幸いです。

漢方が効かない原因は、「温病派」処方かも知れない。「経方派」と「温病派」の処方箋の違いを詳しく説明します。

彼らは少し知っているだけで、すべての生薬を知り尽くしたように言う。だからこのような悲劇が起きたわけです。自分の無知と愚かさを現す以外に、親族が死ぬ時にまた中医学の恥をかいても分からない人たち。

皆さん、なぜ中医学が普及されないか、分かったでしょうか?このような漢方薬局とも関係があるのです。

漢方薬は末期癌でも延命治療・生活の質を保てる

上記の女性の例。
抗がん剤治療後、以下の症状が現れました。

  • 顔色はとても赤い。
  • 便秘
  • 不眠症
  • 両足は氷みたいに冷たい
  • 体内はとても寒い

これはすでに科学的証拠。
抗がん剤が効かない事を証明してます!
しかし、西洋医学は患者さんを逃さない。死なせる日まで抗がん剤を打ち続けます!

李哲の説明:
患者さんには抗がん剤をすすめるけど、いざと自分が癌になったら抗がん剤をやらない先生たち、世の中はおかしくないですか?

75%~91%のがん治療医は、自分が癌になったら抗がん剤を受けない

以上の2つの症例。
傷寒雑病論しょうかんざつびょうろんに詳しい先生が治療しても、患者さんが生存する可能性は低いです。

しかし、一点だけは断言できます。
患者さんの寿命を伸ばし、病気からくる痛みは最小限に減らせる!

傷寒雑病論しょうかんざつびょうろんに詳しい先生こそ、こんな不利な状況でも患者さんのためになります。温病派の先生は隣で見る分しかない。

西洋医学は最悪!
いったん治療を始めると、患者さんは苦痛だらけで短命になり、生活の質なんかありえない!

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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