【※本記事は2019-07-25更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳文です。元の中国語リンク先は、
漢方薬治療を希望する方は、台湾の中医学診療所がオススメです。以下の記事に電話番号、住所など詳しく書いてあるので、参考にしてください。
- 肝臓がんの腹水は尿からたくさん出て、睡眠が良くなり、大便もたくさん出るようになった
- 高血圧で179/103でも脳卒中にならない男性、漢方薬ですべて調子が良い
- 大腸がんで血便が出る女性、1年の漢方薬治療で状況はとても良い
肝臓がんの腹水は尿からたくさん出て、睡眠が良くなり、大便もたくさん出るようになった
先週、Viread(テノホビル:テノゼット,ビリヤード )を飲んでから肝臓がんになった中国人女性、今日また診察に来ました。前回の治療内容は以下をご覧ください。
今日、彼女が言うのは、漢方薬飲んだその夜から尿が出始め、次の日には両足のむくみがだいぶ消えた。
尿の色は、濃い茶色から薄い黄色になり、1日3回の小便が1日6回に変わって、尿量も増えている。
睡眠はよくなり、夜中はまだ2時と4時に目覚める。
でも、またすぐ寝れる。
体力はよくなり、たくさんのコーヒー色の便が出ました。
望診で分かるのは、顔色にはまだツヤとする黄色が残っている。
Viread(テノホビル:テノゼット,ビリアード )を飲んでからできたニキビはあだあります。
舌診では、白くて湿気の多い、赤い点々が多かったのが、黄色の湿気の舌苔になっている。
脈診では、もとの1回呼吸で7回の脈が6回に下がっている。
鼓動は緩やかになり、強く押せば脈が無い現象はなくなった。
たくさんの症状が示すのは、患者さんは良くなっています。
漢方薬の威力は、本当に天下無敵。
腹水が治ったのは、ほかにも治療例があります。
以下の記事、どうぞご参考に。
彼女は今日私に話しました。
カナダの先生は彼女の肝臓を部分摘出術して、手術後に肝臓がんが再発したら、抗がん剤を投入する予定だったそうです。
西洋医学の先生は考えたこともないでしょう。
こんな野蛮な治療法、健康な人に使うったらすぐ死ぬ。
患者さんに使ったら、さらに死ぬしかないです。
現実では病院の先生が癌になったら、抗がん剤を受ける先生がいません!
彼女は1周間の漢方薬を飲んで、すべての病状が進歩している。
今日渡した処方箋は同じ。
処方箋を変えないのは、大事な原則。
師匠の処方箋が効き目が出たのに、それを変えようとする生徒さんがいたら危ないです。
処方箋を変えると、次に私が診るとき、症状はまた変わっている。
また最初からやり直さないといけない。
患者さんの生死を無視する行動はしないで下さい。
処方箋の有効性が現れたら、患者さんに唯一の有効な処方箋であることです。なんでまた変えますか?
肝臓がんの腹水を治すのは、本治療院に使っている漢唐101号(既成品)。
(生徒さんに託す言葉は省略)
肝臓がん、肝硬変の吐血・腹水は漢方薬なら救えられます。
以下のもう一つの治療例、参考になると幸いです。
高血圧で179/103でも脳卒中にならない男性、漢方薬ですべて調子が良い
高血圧症のポーランド中年男性。
今日また診察に来ました。
調子はすべて良いです。
3日前は頭に圧力がかかって、締め付けられる感じがしました。
当時に検査したら血圧は103~179。
私は彼に話しました。
あなたは正しい概念が必要です。
この数値が示すのは、あなたの血圧が103~179でも脳卒中にならないこと。
だから、次回に102~178が測れても緊張する必要がない。
血圧はただひとつの指標。
血圧計はあなたの体が、どのくらいの血圧に耐えられるかを計るだけ。
私たちはこの数値に弄ばれるとダメです。
いったんこの数値を気にしだすと、例えば血糖値がどのくらい?血圧はどのくらい?あなたの人生は暗くなります。
死ぬ日まで、西洋の製薬会社に鼻を釣られ、短い人生を過ごす牛と同じように。本当にかわいそう。
血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬、コレステロールを下げる薬を飲んでいる患者さんは、近くの中医師に診てもらって下さい。
200まで行った高血圧、鍼治療ですぐ下げた例もあるので、どうぞ参考になると幸いです。
大腸がんで血便が出る女性、1年の漢方薬治療で状況はとても良い
去年、台湾から来た大腸がんの70代女性。
当時、彼女の症状は、ずっと何かが肛門に詰まっている感じで、血便が出る。
私の治療を受けてから台湾に戻りました。
その後は、劉先生に診てもらっています。
彼女は去年から私の処方箋を飲んでいて、処方箋は変わっていません。
望診で分かるのは、顔色は正常。
唯一に目の下が青色。
現在は毎日10回以上の排便があり、便には血と食べ物が混ざっています。
体力はまだ良い。
患者さんは血便が出るけど、貧血症にはなっていません。
ここで分かりますが、たくさんの癌患者が貧血症になったのは、抗がん剤のせいである!
抗がん剤が体の造血系を破壊しています。
貧血は癌と直接な関係がありません。
彼女は毎日たくさんの血便をしているけど、顔色では貧血症が見えない。
脈診では緩やかで有力。
強く押すと脈がなくなる。
喉は渇いて冷たいものが飲みたがる。
両足は氷みたいに冷たい。
これは上熱下寒の症状です。
夜11時から朝の6時まで寝れる。
状況はとても良いです。
大腸がんの治療例はほかにもあります。
以下は一つ、参考になると幸いです。
彼女は私に教えてくれました。
一人の友人のお父さん、同じ大腸がんになった。
高雄長庚医院に行って手術し、1年後は骨髄に転移。そのお父さんは現在入院して、毎日人工肛門(ストーマ)を付けている。
同時にがん細胞が尾てい骨まで来ているので、そのお父さんは毎日座ったまま跳ねる動きをしないと、尾てい骨の痛みが緩和しない。
彼女は「自分が手術しなくて良かった!手術してたら、必ず今は入院して死ぬのを待つだけ。」と言ってました。
私は上熱下寒を治す標準的な処方箋を出して、他にも補瀉を考えてアレンジしました。とりあえず1週間飲んでから決めます。
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