肝臓がんの腹水は1週間で尿からたくさん出て、睡眠・体力が良くなり、大便もたくさん出るようになった。血圧179でも脳卒中にはならない!

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こんにちは、李哲です。

アメリカの著名な中医師、倪海厦(ニハイシャ)先生1の症例、2010年08月13日跟診之診療日誌を翻訳しました。

漢方薬治療を希望する方は、台湾の中医学診療所がオススメです。以下の記事に電話番号、住所など詳しく書いてあるので、参考にしてください。

腹水がたくさん出て、睡眠が良くなり、大便もたくさん出るようになった肝臓癌患者

先週、Viread(テノホビル:テノゼット,ビリヤード )を飲んでから肝臓がんになった中国人女性、今日また診察に来ました。前回の治療内容は以下をご覧ください。

今日、彼女が言うのは、漢方薬飲んだその夜から尿が出始め、次の日は両足のむくみがだいぶ消えた。尿の色は濃い茶色から薄い黄色になり、1日3回の小便が1日6回に変わって、尿量も増えている。

睡眠はよくなり、夜中はまだ2時と4時に目覚める。でも、またすぐ寝れる。体力はよくなり、たくさんのコーヒー色の便が出ました。

漢方薬を飲んだあと、睡眠の質が良くなった
漢方薬を飲んだあと、睡眠の質が良くなった

望診で分かるのは、顔色にはまだツヤとする黄色が残っている。Viread(テノホビル:テノゼット,ビリアード )を飲んでからできたニキビはあだあります。

舌診では、白くて湿気の多い、赤い点々が多かったのが、黄色の湿気の舌苔になっている。脈診では、もとの1回呼吸で7回の脈が6回に下がっている。鼓動は緩やかになり、強く押せば脈が無い現象はなくなった。

たくさんの症状が示すのは、患者さんは良くなっています。

漢方薬の威力は、本当に天下無敵。

彼女は今日私に話しました。カナダの先生は彼女の肝臓を部分摘出術して、手術後に肝臓がんが再発したら、抗がん剤を投入する予定だったそうです。

西洋医学の先生は考えたこともないでしょう。
こんな野蛮な治療法、健康な人に使うったらすぐ死ぬ。患者さんに使ったら、さらに死ぬしかないです。

李哲の説明:
抗がん剤は笑い話です。患者さんにはオススメするけど、現実では病院の先生が癌になったら、抗がん剤を受ける先生がいません!以下の記事で詳しく説明しました。参考になると幸いです。

病院の先生すら抗がん剤を受けないのに、患者には容赦なく使う。先生たちの良心はどこにあるのか?

彼女は1周間の漢方薬を飲んで、すべての病状が進歩している。

今日渡した処方箋は同じ。
処方箋を変えないのは、大事な原則。

師匠の処方箋が効き目が出たのに、それを変えようとする生徒さんがいたら危ないです。処方箋を変えると、次に私が診るとき、症状はまた変わっている。また最初からやり直さないといけない。患者さんの生死を無視する行動はしないで下さい。

処方箋の有効性が現れたら、患者さんに唯一の有効な処方箋であることです。なんでまた変えますか?

肝臓がんの腹水を治すのは、本治療院に使っている漢唐101号(既成品)。(生徒さんに託す言葉は省略) 

高血圧で179/103でも脳卒中にならない男性、漢方薬ですべて調子が良い

高血圧症のポーランド中年男性、今日また診察に来ました。

調子はすべて良いです。
3日前は頭に圧力がかかって、締め付けられる感じがしました。当時に検査したら血圧は103~179。

私は彼に話しました。
「あなたは正しい概念が必要です。この数値が示すのは、あなたの血圧が103~179でも脳卒中にならないこと。だから、次回に102~178が測れても緊張する必要がない。

血圧はただひとつの指標。
血圧計はあなたの体が、どのくらいの血圧に耐えられるかを計るだけ。

血圧の数値を盲信してはいけない
血圧の数値を盲信してはいけない

私たちは数値に弄ばれるとダメです。 いったん血糖値、血圧などの数値を気にしだすと、あなたの人生は暗くなります。死ぬ日まで西洋の製薬会社に鼻を釣られ、短い人生を過ごす牛と同じように。本当にかわいそう。

血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬、コレステロールを下げる薬を飲んでいる患者さんは、近くの中医師に診てもらって下さい。フロリダ州まで来て私を探さなくて良いです。私は西洋薬を飲む中国人は診ません。」

李哲の説明:
血圧が高いとき、漢方薬はもちろん効果バツグンで、鍼も良い効果が出ています。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

高血圧でめまい・フワフワする女性、4回目の鍼治療で血圧が130になり、脈拍も80代に戻った例

大腸がんで血便が出る女性、1年の漢方薬治療で状況はとても良い

去年、台湾から来た大腸がんの70代女性。当時、彼女の症状は、ずっと何かが肛門に詰まっている感じで、血便が出る。

私の治療を受けてから台湾に戻りました。その後は、劉先生に診てもらっています。彼女は去年から私の処方箋を飲んでいて、処方箋は変わっていません。

望診で分かるのは、顔色は正常。
唯一に目の下が青色。

現在は毎日10回以上の排便があり、便には血と食べ物が混ざっています。体力はまだ良い。患者さんは血便が出るけど、貧血症にはなっていません。

李哲の説明:
血便は大腸がんの主な症状。 もう一つは、抗がん剤の副作用としても出ています。それでは、抗がん剤を打った後に血便が出たらどうすればいいのか?西洋医学の特に治療法がありません。神さまにまかせて我慢するだけです。しかし、中医学は直す方法がある。以下の症例、参考になると幸いです。

抗がん剤の副作用、血便・ひどい倦怠感と食欲不振・味覚障害を治した漢方薬症例。

ここで分かりますが、たくさんの癌患者が貧血症になったのは、抗がん剤のせいである!抗がん剤が体の造血系を破壊しています。貧血は癌と直接な関係がありません。

彼女は毎日たくさんの血便をしているけど、顔色では貧血症が見えない。

脈診では緩やかで有力。強く押すと脈がなくなる。喉は渇いて冷たいものが飲みたがる。両足は氷みたいに冷たい。これは上熱下寒の症状です。夜11時から朝の6時まで寝れる。状況はとても良いです。

彼女は私に教えてくれました。

一人の友人のお父さん、同じ大腸がんになった。高雄長庚医院に行って手術し、1年後は骨髄に転移。そのお父さんは現在入院して、毎日人工肛門(ストーマ)を付けている。同時にがんが尾てい骨まで来ているので、そのお父さんは毎日座ったまま跳ねる動きをしないと、尾てい骨の痛みが緩和できない。

李哲の説明:
癌ではなくて単純に尾てい骨が痛い症状だったら、鍼でも十分な効果があります。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

腰・尾てい骨が痛いのは5回で治り、体力が増えて風邪も引かなくなった。

彼女が話したのは、「自分が手術しなくて良かった!手術してたら、必ず今は入院して死ぬのを待つだけ。

私は上熱下寒を治す標準的な処方箋を出して、他にも補瀉を考えてアレンジしました。とりあえず1週間飲んでから決めます。

(おわり)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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