こんにちは、李哲です。
アメリカの中医師、鄭智城先生1の記事、爱莫能助:卵巢癌晚期患者亲人的电话_郑智城_新浪博客(2011-10-21 発表)を翻訳しました。
末期がんの腹水、呼吸困難、腎不全を治す神の薬:「真武湯」、ぜひ活用してください。
卵巣がん→腎不全→腹水で、病院の先生も手を上げた患者
昨日、一人の中年男性がミネソタ州有名なメイヨー・クリニック(Mayo)から電話してきました。電話の中では、とても疲れた声でした。自分の彼女が卵巣がんになって、抗がん剤と放射線療法をしたけど効果がない。お医者さんも両手を上げて、慰めるしかできないそうです。
患者の主な問題は、腎不全から来る腹水。
中年男性は私のブログ記事で、末期肝臓がんの腹水を治療したのを見て、「なにか良い薬がないのか?」と聞いてきたのです。
私は答えられませんでした。
別に治せないのでなくて、治したくないからです。
なぜなら、「治る」と言うのはハイリスクだから。
西洋医学は「合法的な殺人資格」があるけど、中医学はない!
中医学は西洋医学と違います。
合法的な「殺人資格」がありません。
License To Kill!
西洋医学は患者さんにたくさん同意書にサインしてもらって、昔いわゆる生死状(自分が死んでも、相手は責任を取らない約束)を書く。
しかし、中医学はできますか?
ダメでしょう?
たとえ漢方薬治療で良くなったら、言う事ありません。しかし、何かの問題が生じた時、皆さんもご存知のように病気治療は順風満帆ではないです。良くなったり悪くなったり、波があるのです。
何か少しでも悪くなった様子があったとき、患者さんの親族は必死に電話かけて来ます。その溢れる緊張感は、十分あなたを殺す。あなたの努力とリタンは、全然比例になりません。
病院の癌治療は、やればやるほど悪化する、例外なく!
以上の事を考えて、私は腹水を治す方法をここで発表します。皆さん自分でメモして下さい。
一番先に説明したいのは、西洋医学で癌を治すのは、全然当てにならない。
治せば治すほど悪化する。
例外がありません!
手術、抗がん剤、放射線、抗生物質、ステロイド剤。何回も強力な斧を出した後、患者さんは半殺しになって、生命力がほとんどありません。簡単に言うと、身体の重要な臓器が全面的に衰弱。もっと具体的に言うと、心不全.肝不全.腎不全になります。
中医学の『傷寒雑病論』でいう「少陰症」と「厥陰症」。
肝不全・腎不全が原因で水腫が起きて、身体に水が溜まり始めます。
腎不全→尿閉→腹水→嘔吐、呼吸困難になる
この卵巣がん患者さんは腎不全で尿閉、尿が出なくなりました。水が出ないと、患者さんは必ず嘔吐が始まります。だから、この卵巣がん患者さんは今嘔吐が激しい。 西洋医学は胃液を抽出することで、嘔吐を止めているそうです。
水が溜まりすぎると、心臓に負荷がかかるので、患者さんは現在呼吸困難がある。中医学では、この現象を「水気凌心」と言います。
腹水を治す真武湯を解釈
以下は各生薬の効能を説明したもの。
- 附子(トリカブト)は心臓と腎臓、この2つの大事な臓器を刺激する
- 白朮は胃腸の動きを強化して、水を排出
- 茯苓は利尿作用以外に、心臓の強化にも良い
- 芍薬は平滑筋のけいれんを止めて、鎮痛剤になるし利尿作用もある
- 生姜は嘔吐を緩和する
自分の祖先の名前も忘れて、「中医学は癌治療ができない」と言う人たち、ちょっと真武湯を研究して下さい。
もし、患者さんの嘔吐がひどかったら、生姜の量を増やす。
小便の出が悪かったら、茯苓の量を増やす。
とにかく真武湯は、すべての末期癌の症状を含んでいます。
あなたが大腸がんであろうと肝臓がんであろうと、卵巣がんであろうとわけわからん癌であろうと、西洋医学のむちゃくちゃ治療を受けて最後は、必ずむくみ(水腫)が出ます。
真武湯は最後のむくみ(水腫)を治す元祖処方箋で、あとからたくさんの処方箋が派生してます。例えば 実脾飲、五苓散.苓桂朮甘湯などなど。
腹水を治せるのは、中医学しかない
中医学は水腫の治療では、とても経験が豊富です。
西洋医学の物理的に腹水を抽出やり方とレベルが違う。
西洋医学は検査で癌だと分かります。
分かって、なにか役に立ちますか?
治せますか?
上記の卵巣がん患者は現在、腹水を抽出する機械で延命治療しています。しかし、毎回抽出した後は元気がなくなり、血圧が下がって、心臓の動きも止まりそうになる。
もっとも残念なのは、水を抽出することができても、あとの回復治療はどうするのか?がわからない。
西洋医学の手に入ったら、癌患者は十中八九「死」です。
この記事を見た人は転載して下さい。
西洋医学の治療で死にそうになっている人たち、自分で自分を救って下さい。
李哲の感想:腹水には漢方・鍼灸がオススメ
道ばたで、つらそうに歩いている方を見るたびに話しかけようとするけど、止めました。きっと私が不審者扱いにされて、詐欺師だと思われるから。
患者と先生には、縁が必要です。
しかも、信じてくれないと治せない。
上記の鄭智城先生が話したように、治療で良くなった場合は、患者の家族もハッピー。文句なし。しかし、少しでも悪化した場合、全部漢方薬のせいにして、責任を問うのです。
病院は?
すでに同意書にサインしたから、法律上で問題はない。
こんな不公平感、差別。
あなたが漢方医・鍼灸医ならどう思いますか?
腹水は末期のがん患者に現れる症状です。危ない症状ですが、漢方薬・鍼灸ではなんとか治せる。以下は一つの鍼灸治療例、参考になると幸いです。
腹水、むくみ、内臓痛、肝臓の腫れなどは改善したけど、最終期が来た:末期乳がんの鍼治療例(4/4)
漢方薬はさらなる効果があるので、ぜひ信頼できる漢方医に診てもらってください。海外の漢方医は、台湾漢唐中医診療所をオススメします。
鄭智城先生はアメリカで開業している漢方医。様々な面白い症例があったので、翻訳させていただきました。人物紹介と診療所情報は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外)をご覧ください。
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