【※本記事は2019-11-09更新しました】
こんにちは。李哲です。
倪海厦(ニハイシャ)先生の治療例を翻訳しました。
元の中国語リンク先は、
- すい炎・胃がんの傾向がある患者、西洋医学の治療が入ってないので治療は簡単
- 生検したあと、乳がんが更に大きくなり、化膿して出血し始めた乳がん
- 生検したあと生じた内臓痛は、モルヒネでも痛みを抑えられない!
- 乳癌のしこりは生検さえしてなければ、1ヶ月くらいで小さくなる
すい炎・胃がんの傾向がある患者、西洋医学の治療が入ってないので治療は簡単
今日たくさんの患者さんが来ました。
その中で特殊な治療例を上げて、生徒さんたちに説明したいと思います。
一人目はカナダ人。
この夫婦二人は長年の患者さん。
体調不良なら、なんでも治療に来ました。
旦那さんが今日来た原因は、去年から逆流性食道炎がひどいから。
彼は指で指しながら、症状を教えてくれました。
- 左腹部の上、膵臓のあたりがとても痛い。ずっと痛む時もある
- 最近は毎晩、大量の胃酸が喉まで上がって来て、夜は眠れない
- 痔が再発して、毎日大量の鮮血便と黒便が混ざっている
- 腰辺りも痛い
- 両足の感覚がなくなり、両足に力が入らない
- 毎日高血圧症を治す西洋薬を飲んでいる
- 性的機能なんかはもう気にもしなくなり、もちろん完全になくなっている
学生の皆さん、以上の症状は診断するとき、陰陽の知識を利用すると、患者さんに一体何が起きているかが分かります。
患者さんは胃がん?ただの膵炎?すい臓がん?
簡単な問診をしたあと、私は断言しました。
彼は膵炎、同時に胃がんの傾向がある。
(なぜなら、大便に血が見えるのはだいたい痔が原因。もし黒便だったら、胃の出血の可能性が高いからです)
彼はまだ陽が陰に入れない症状が出てない。だから、癌の可能性は低いです。
彼はビール好きで、毎日朝から晩まで飲んでいる。
お酒はコーヒー以外に、胃がんを引き起こす2番めの主因です。
彼の両足の無力と性的機能の消失は、腎不全の初期症状。
これは、長年飲んだ高血圧症の薬と関係があります。薬を止めないと、腎不全は治りません。将来的にはもっと悪化するだけ。
現在、彼は毎晩7回のオシッコに行くそうです。
ほぼ1時間毎に行っている。
読者の皆さん。
この生活、クオリティはいかがだと思いますか?
もし、彼が謙虚に私のアドバイスを受け入れないで、続けてビールをたくさん飲んだら、彼はすぐ胃がんになります。今度の膵炎も適当な治療をしないと、将来的に遭うのがすい臓がん。
西洋医学の生検でしか分からない「すい臓がん」。生検したとしても、患者さんが生きるのはあと数ヶ月だけです。
彼は本当に運が良い。
私が診療所に戻ったのを聞いて、すぐ治療に来たのです。西洋医学の病院には行かないで。
おそらく神様が死なせたくないでしょう。だから、彼はこのような決め事をしたのです。
彼の処方箋をもう出しました。
とりあえず2週間分を出して、その後様子を見るつもり。
膵炎は鍼だけでも治せます。
以下の記事、どうぞご参考に。
生検したあと、乳がんが更に大きくなり、化膿して出血し始めた乳がん
一人の女性、乳がん。
中国の大陸から来ました。
彼女は生検した後に、私を探して来ました。
以前から私はホームページに書いています。
「生検した患者さんは診ません」
彼女は診察前のチェックで、カウンター受付の人に「生検したことがない!」と言ったから入って来れたのです。
西洋医学の生検と言うのは、胸をぺたんこに圧迫してから長くて太い針を刺して、細胞組織を取って検査するやり方。
彼女はおそらく西洋医学を信じていたでしょう。
去年の7月に生検した後から、右の乳がんは更に大きくなり、化膿して出血し始めました。そして、痒くなったり痛くなったりします。
私は彼女に質問しました。
「なぜ自分が乳がんになったかを知っていますか?」
彼女はたくさんの西洋医学の診断書を渡しました。
私の診察に役に立つと思ったでしょう。
私は彼女に話しました。
「こんな資料は全く無用です。
役に立つなら、なぜ乳がんはどんどん悪化していますか?」
生検したあと生じた内臓痛は、モルヒネでも痛みを抑えられない!
私はこの一生、西洋医学の生検が大嫌い!
西洋医学の先生は、よく患者さんに言います。
「生検してみないと、病名が確定できません。
確定できれば、治療ができますけど。」
これはぱっと聞いただけでは、とても筋が通る話です。
しかし、どれだけの患者さんがこの言葉に騙されて、治療で殺されたでしょうか?
西洋医学の先生よ、私は質問してみたいです。
病名が確定できたあと、
あなた達は本当に正しい治療ができますか?
今まで患者さんの命を救ってきたでしょうか?
事実は、あなた達はすい臓がんだと確定した時、患者さんにこう言います。
「申し訳ありません。もう打つ手が無いです。家に帰って下さい。」
患者さんは生検した日から、生検の針を入れた所に内臓痛が始まる。その激痛はモルヒネを打っても収まらない。
患者さんは毎日死ぬ恐怖から逃れなくて、数日で亡くなる。これがあなた達のやった素晴らしいこと!
乳がんの場合、生検したあとの治療は難易度が倍に上がって、逆に治療効果は倍に下がります。特に右胸にできた腫瘍は、左胸の腫瘍より治しにくい。
乳癌のしこりは生検さえしてなければ、1ヶ月くらいで小さくなる
私はもう一度呼びかけます。
乳がんとすい臓がんが治せない西洋医学の先生たち、一步下がって下さい。中医学治療の邪魔をしないで。治療を受けてない患者さんは、逆に安全です。
もちろん、患者さんも本物の中医師を探さないといけない。
ダメな中医師は、逆に治療のタイミングを逃します。
世の中の女性。
乳房にシコリが見つかったら、すぐ有能な中医師に診てください。
先に西洋医学の生検をしないで。
生検さえしてなければ、だいたい1ヶ月くらいの治療で、シコリが小さくなるのが分かります。自分の命で遊ばないで下さい!
乳がん治療は、難しくありません。
ただし、患者さんの協力が必要です。
乳がんの原因をなくして、治療を始めれば良い結果が出ます。
例え患者さんが、
自分の乳がんは西洋薬のせいであることに気づきました。
この薬を止めないかぎり、あなたの乳がんは治りません。
上に書いた患者さんは、自分の病気の原因が分からない。これが一番怖い所です。
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