【中医学】突然倒れて気絶する原因は冷え!足つぼ整体で生理痛、むくみ、冷え性が改善した女性。

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突然倒れて気絶する女性

こんにちは、李哲です。

一人の女性の不思議な話をします。

彼女は貧血もないのに、いきなり気絶して倒れるそうです。頻度は1年に1回くらい。最初は冬だけ倒れたけど、近年は春だけ発作。「前ぶれとしては、目の前が真っ白になり、そのあと意識がなくなる」と彼女は話してました。

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不思議なのは、10分くらいでまた意識が戻る。そして、何もなかったように、また仕事ができるのです。

会社で倒れたらまだいいけど、駅ホームとか車の運転中だったら大惨事になるわけ。だから、早く治さないといけません。

毎度気絶して、病院に搬送されると目が覚める患者

私は本で彼女より面白い人を見ました。いきなり倒れて、救急車で運んだら病院に着いたとき目が覚める。しかも何回も同じことを繰り返す。病院に行くと意識が戻るのです。

病院の先生は検査しても、原因が分からない。結局、患者のいたずらだと判断し、その患者が運ばれてくると嫌がってました。

笑うしかないです。 
いきなり倒れるのは患者の演技ですか?
暇つぶしの為にやる患者はいるでしょうか?

ニハイシャ先生1は以下の症例で説明しましたが、病気の原因を知らない医学は必ず病気を治せません。だから、原因不明ですと言われた時は、ほかの治療方法を探すべきです。

いきなり気絶する原因

中医学では臓器(肝、心、脾、肺、腎)に「寒気」が集まって、正常な気の流れが止まったのが原因だとみています。この理論は2000年前の「黄帝内経こうていだいけい」に書いてあります。中医学の言葉で言うと「尸厥(しけつ)」。

現在の言葉でいうと仮死状態。一時的に回線がショートし、呼吸と脈が非常に弱いだけで、本当に死んだわけではありません。体の気がまた流れて回線がつながったら、意識も戻ります。

歴史上の有名な話をあげると、春秋時代の虢(かく)の太子が尸厥(しけつ)になったとき、扁鵲が緊急救命した例。詳細はコトバンクー扁鵲をご覧ください。

突然倒れて意識不明になる人は、冷え性の方.過労の方が多い。

以下の症例にも、いきなり気絶する患者さんがいました。指定難病のクライン・レビン症候群。本記事内の患者さんと似ている症状が多いのは、大体の原因は同じだからです。ただし、クライン・レビン症候群より程度がかなり低い。

冷え性、生理痛、むくみは施術後に改善

サプリメント.コーヒー.乳製品(牛乳.ヨーグルトなど)、彼女はこちらに通い始めてから全て止めました。当院で禁止物にしている理由は、コーヒー、清涼飲料水、牛乳(乳製品も含み)、サプリ、西洋薬などを禁止する理由をご覧ください。

足つぼ整体をしてから、冷え性と生理痛.むくみはまだ完全に治ってはないけど、前よりはマシになり、あざもできにくくなりました。前は足つぼをやると、すごいあざができたけど、今はほとんどありません。あざができるのは血の流れがそうとう悪いから。できなくなったのは、流れが良くなっている証拠です。

ちなみに、足つぼ10回受けてもアザだらけになる女性患者がいました。詳しい施術例は、以下の記事をご覧ください。

おわりに

彼女の治療には、まだまだ時間がかかりそうですが、原因を分かってるので心配は全然ないです。

もう一つ自信がある理由は、これから夏にかけて冷え性を治すチャンスだから。自然環境の力が助けてくれるのです。

足つぼの力+自然環境のパワー。
冷えに負ける理由がありません。

(おわり)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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