下半身の重さ・痛みが完全に消失!鍼灸10回で卒業した72歳女性の症例(後編)

下半身の重さ・痛みが8割改善し、指のこわばりまで動くようになった72歳女性。

治療が進む中で、ついに“症状の原因”が判明し、わずか10回で完治へ。
後編では、改善の決め手となったポイントと、中医学的な原因を詳しく解説します。


この記事でわかること(後編)
  • 下半身の重さ・痛みを悪化させた“意外な原因”とは何か
  • 鍼灸10回で完治できた理由と中医学的な解釈
  • 筋力低下・倦怠感が鍼灸で改善するメカニズム
目次

症状の原因が判明:下半身の重さを悪化させた意外な要因とは?

要約:患者さんの症状が大きく改善したタイミングで、下半身の重さを引き起こした“きっかけ”が明らかになりました。


2021-12-22
彼女の報告:
ふともも後ろ側の重くて痛いのは、痛みは完全に治り、重いのは半分以下になっている。歩き出したら、あとは気にならないレベルです。

今日、彼女と病状を討論したとき、一つのキッカケが判明できました。

彼女「8月~10月までコレステロールを下げる薬を飲みました。8月前は下半身の重くて痛い症状はなかったです。でも、薬との関連性はまだ確定できないですね…視力は良く分からないけど、帰るとき目が明るくなったのは何回かありました。何気なく指の間を挟んで握れるのが嬉しかったです。以前は指が曲がらなくてできなかったから」

コレステロールに関して、皆さんは間違った認識を持っています。これは西洋医学とメディアが手を組んで民衆の洗脳教育を何十年もやり続けた効果。

ニハイシャ先生1は以下の記事で、コレステロールは癌を抑える最適なものだと説明しました。もうこれ以上コレステロール値を気にする人がいないことを願います。

コレステロール薬と筋力低下の関係について詳しく知りたい方はこちら

今日も鍼したあと、手足のお腹、体全体が暖かくなってきたそうです。1回目の鍼治療を終えてから、すでに手足が暖かくなっていました。

彼女の”土台”がしっかりしているから、1回目から反響が良かったですね。もし、冷え性がひどい、食欲不振だったら、こんなに速く進歩しないと思います。

下半身の重さと痛みが完全に消失し、鍼10回で卒業へ

要約:年末の治療後から症状が再発せず、ついに「もう治りました!」と報告。日常動作も問題なく行える状態に。


2022-1-7
来院してから、着替える前に彼女から話がありました。
小学生みたいに嬉しそうに小声で報告。

彼女「もう治りました!下半身が重くて痛いのは、もう大丈夫です!」
私「良かった!良かったです!」

ぴょんと飛び上がったみかんに黒ペンで笑顔が描かれ、頭の両側に+マークが8個くらい散らばっている喜びを表現したイラスト。
「もう治りました!」患者さんが小学生みたいに嬉しそうに報告してくれた瞬間

鍼治療するとき、彼女が詳しく教えてくれました。
「正月休みの前、鍼をしてから下半身の重みはずっと再発していないです。下半身の痛みは、もっと前に治っています。指が細くなって、以前入れなかった指輪が付けられて嬉しいです。ちょうど回数券の10回目が終わるときなので、このタイミングで1回休んで様子を見たいと思います。」

私も嬉しくて彼女に話しました。
「本当にビックリするタイミングで治りましたね(笑)1回休んでも良いと思います。万が一、調子が悪くなったら、また連絡ください」

彼女はまたほかの報告がありました。
上腕部の重くて痛いのは、毎回鍼をしたあとに軽くなります。目の調子ですが、以前は遠い人が見れなかったけど、今はちゃんと人の顔が見えます」

📗関連記事:目の疲れ・視力低下が改善した鍼治療例はこちら

治療経過からわかった“本当の原因”と薬の影響

要約:45年間の薬+2ヶ月のコレステロール薬が、筋力低下と下半身の重さを引き起こした可能性が高いことが判明。


彼女が45年も飲んだ甲状腺の薬:メルカゾールは、五臓六腑の機能低下を起こしています。調べて見れば分かりますが、スタチン・フィブラート系薬は両方とも筋肉痛・筋力低下の副作用があります。

病状が発作する2ヶ月前に飲んだコレステロールを下げる薬。これが起爆剤になって、”いきなり”下半身の痛みと筋無力症が起きたのです。

45年の積み重ね+2ヶ月の起爆剤。
これが全部の流れ。

特にコレステロールを下げる薬は、腎臓に悪影響が強い。ニハイシャ先生は記事:薬漬け生活で短命に?コレステロールを下げる薬が短期記憶障害の元凶だと指摘しました。

中医学理論でいうと、腎臓が悪くなると、下半身に力が入らなくなる。脾臓がやられたら筋力低下・筋肉痛が起きます。

ALSは自然の中に存在しない病気。
上記の患者さんは薬のせいで病気になったのです。

薬のシートが3枚並んでおり、横に赤文字で「ALSなど昔なかった病気は、ほとんど西洋薬の副作用が生み出した病気」と書かれたイメージ。
ALSなど難病の多くは、実は西洋薬の副作用が原因かもしれない

わずか10回で完治できた5つの理由(中医学の視点)

要約:早期治療・体質・生活習慣・性格など、複数の要因が重なり、わずか10回で完治できた理由を中医学的に解説。

中医学理論でいうと、彼女が10回で治ったのは、いくつかの原因があります。

  • 発作2ヶ月で、すぐ鍼治療に来たから、戻す余裕がある。
  • 声が大きい:内臓の土台がまだしっかりしていることを示す。
  • 食欲不振がすぐ治って、食欲全開になった。
  • 楽観的な性格、診療中でもよく笑う。自分の趣味があって、毎日生活を楽しんでいる。
  • 毎日しっかり寝て、たくさん歩く。スーパーもわざと遠いところにして、歩いて買物している。

食事、睡眠、運動は健康維持の基幹です。
でも、楽観的な性格、よく笑うことはもっと大事

高齢の女性と男性が並んで大笑いするアニメ風イラスト。二人の頭の上に「ハッハッハ」と太文字で書かれている。
楽観的でよく笑う性格が、驚くほど早く回復させた大事なポイント


少しでも体調不良になると、すぐインタネットで自分はどの病気かを調べる。そして、万が一その病気になったらどうしよう~ばかり考えて夜も眠れなくなる。長期間続くと食欲不振になり、なにしても楽しくない。

このような患者は、治療しても効果がそれほど出ません。

以下、ニハイシャ先生の症例を見れば分かりますが、心の持ち方は本当に大事です。

🔗心の持ち方で治療効果が変わる症例はこちら

本記事で書いた70代女性は、私が1番早く治した人。早く治った理由は上記でも説明しています。

もっとひどい患者はまだ見てないので、なんとも言えませんが、筋力低下・手足の無力さを感じたときにすぐ鍼治療に来れば、まだ戻す余地があります。何年も経ったあとに来ると治療できない可能性が高まります。

おわりに:筋力低下・倦怠感は鍼灸で改善できる

要約:筋力低下や倦怠感は、病名に関係なく鍼灸で改善できる可能性があることをまとめます。


西洋医学でいう

  • 重症筋無力症(関連の鍼治療例はこちら
  • ALS(関連の漢方薬症例はこちら
  • クライン・レビン症候群(関連の漢方薬治療例はこちら

この3種類の病気は、みんな筋力低下があります。

西洋医学では様々な病名をつけているけど、残念ながら一つも治していません。なのに、今は全財産を費やしても最先端医療を受けようとする人たちがいる。副作用がひどくて辛くても「治療の一環だから仕方ない」と受け止める。

なぜ漢方薬や鍼灸を試そうとしないですか?
漢方薬、鍼灸を先に3ヶ月やってダメの時、病院に戻って治療しても間に合うでしょう?

力が入らない、倦怠感、筋力低下の関連症例

ALS、左半身の冷えが治って力が入るようになった症例はこちら

alsの両手に力が入るようになった漢方薬症例はこちら

コロナワクチン後、両足に力が入らない症状が改善した症例はこちら

全身のひどい倦怠感が改善した症例はこちら

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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