こんにちは、李哲です。
寝てるだけなのに、目の疲れが解消され、体が軽くなった簡単な鍼灸症例です。
ある30代の女性、3週間~1ヶ月に1回通っています。メンテナンス兼治療が目的ですが、メンテナンスの方がメイン。
彼女の主訴は主に首肩コリと腰痛。あとは手足の冷え。パソコン仕事での目の疲れ。
複雑な症状ではないので、刺すツボも少ないです。
うつ伏せでは、天柱、大チュウ(骨会)、心兪、肺兪、腎兪、申脈、後渓。仰向けでは三陰交穴、太衝、関元、中脘、巨闕、合谷穴、太陽穴、養老など。
主訴を解決する為のツボもあり、全体的に体質改善を狙うツボもあります。置鍼は各15分~20分。
1時間くらいで終わってお茶を飲む時、彼女が言うのは「目がよく見えて体が軽い.スッキリです」
目がよく見えるようになった感想は、患者さんからよくいただきます。以下はもう一人の症例、参考になると幸いです。
目の周りに刺したのは、太陽穴しかありません。しかし、目がよく見えるようになったのは、他のツボで目の周りの循環が変わった事です。体が軽くなるのも、全体的に血の巡りが変わって、老廃物の掃除が始まったからです。
ただ寝て鍼を置いてるだけなのに、面白い変化ですね。
病気治療だけではなく、普段のメンテナンスにも使える。これが鍼灸の良い所です。鍼はなぜ効くのかは、過去記事で説明した事があるので、良かったらご覧ください。
体が重い。
パソコン仕事で目が疲れる。
疲れ気味の方。
運動.温泉も疲労回復に良いですが、鍼はさらなる効果があるので試して下さい。
(おわり)
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