ドライアイ(目が乾く)は治り、胸から喉まで冷たい空気が突き上げるのも著しく改善した例

夜になると目が乾きすぎて目が覚める——。

近視手術後から続いたつらい症状が、漢方と鍼でどのように改善したのかを紹介します。

目次

患者さんのプロフィールと主訴

患者さんは53歳の女性。
治療に来た原因は目が乾く。昼間はまだ我慢できるけど、夜は乾きすぎて目が覚める

メガネを手に持ち、目の乾きや不快感で眉間を押さえるシニア女性の写真。
目の乾きや不快感で眉間を押さえる女性。夜間に悪化するドライアイ症状のイメージ。

患者さんが言うのは、自分は脱水された服みたいに乾燥して緊張してる。彼女の友達は当院を強く勧めのたです。

彼女の症状は、胃が腫れて冷たいものは食べられない。胸から口の中まで、冷たい空気が登ってくる。食べ過ぎると心臓がドキドキする。普段からも心臓がドクンドクンする。

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私は思いました。天山童姥てんざんどうぼは想像で書いたものではない。現実には確かに原型がありますね。

これまでの経過と背景

彼女の友達は話しましたが、若い頃何人かの友達が集まって近視手術を受けることにしました。彼女が一番最初はやったのです。でもやった後はずっと不調が出て、他の友達は怖くて手術をやめました。彼女は手術した後、目の問題はどんどん大きくなって、現在では辛くてしょうがない。

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治療の流れ

私は先に心臓のドキドキを治しました。目の乾きは針をした後改善されるけど、数日経った夜はまた乾いて目が覚める。

漢方薬と針の併用があって、彼女の目が乾くのはすぐ緩和されました。しかしの冷たい空気が登るのは我慢できないそうです。毎回鍼治療に来た時私に話します。「心臓は良くなってますよ、すぐこの冷気をとって欲しいです」

乾姜+調胃承気湯ちょういじょうきとうを飲んだあと、胸から喉までの寒い空気はほとんど消えて、喉から口の中まで冷たい。他の所は温かくなりました。

症状が大きく改善した瞬間

最も不思議だったのは、ある日寝てる時に目が乾いて辛いので、彼女はすごい目を擦ったら、目ヤニが信じられないほど出て、その後目が乾く症状は完全に治ったのです。

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再診察の時、彼女は非常に喜んでました。

彼女「目はもう治りましたよ。冷たい空気はちょっとあるだけです」
私「最後の冷気を治せば、あなたも来なくて大丈夫です」

李哲の解説(まとめ)

胸から喉まで冷気が走る原因(中医学的解釈)

上記の患者さん、胸から喉まで冷たい空気が走る。胃が腫れて食べられないのは、みぞおち辺りから喉までが冷えて、食べ物が詰まっているからです。

だから、乾姜+調胃承気湯ちょういじょうきとうを処方したあと、著しく改善したのです。乾姜は胃腸と食道、胸を温める作用が強い。

大きな乾姜(かんきょう)の塊の写真。胃腸を温める漢方薬の原料。
乾姜は胃腸・食道・胸を温め、冷気の症状を改善する重要な薬材。

近視手術後の後遺症としてのドライアイの可能性

患者さんの友達の陳述でわかりますが、患者さんの我慢できない目の乾きは明らかに手術の後遺障害です。しかし、西洋医学は自分が犯したミスを補う方法もなく、患者さんはどんどん悪化。

中医学治療がなかったら、彼女は永遠に点眼薬などを使う事になるでしょう。

ドライアイは本来治しやすい症状であること

手術の後遺障害でなければ、目が乾く症状(ドライアイ)は治しやすいものです。印象深い女性は1回で治り、ほかの諸症状も全部治しました。

もちろん、これはあくまでも一つの症例であり、誰でも1回で治るとは保証できません。以下の記事、参考になると幸いです。

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※中国河南省石家荘市の女医、張静中医師1の症例、眼睛干涩( 2024年07月20日 発表)を李哲が完全翻訳しました。

  1. 張静先生は中国・河北省石家庄市の中医師です。『傷寒雑病論』の処方箋で様々な病気を治す若者実力派。本ブログでは彼女の症例を数多く翻訳しました。張静先生の診療所住所・電話番号などは以下の記事をご覧ください。オススメの漢方医・鍼灸医(海外)

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