過食症、倦怠感、便秘、寒がり、胸がけいれんするように痛いなどが改善し、精神状態も良くなった漢方薬症例

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こんにちは、李哲です。
ニハイシャ先生1の弟子、楊貞先生の治療例10を翻訳しました。前回の記事は以下をご覧ください。

患者は女の子、24歳、肥満症。
100kgくらいあります。

症状:
この2年、生理は2ヶ月に1回来る、最近は2ヶ月半に1回。毎回生理痛が1日あり、生理出血は3~5日。量は普通、色は濃い赤色、たまに血の塊があり。生理前は胸が張る。

朝歯磨きするとき、気持ち悪くなる。

この1年、ほぼ毎月風邪を引いて咳をするから、病院に行って点滴します。
たまに胸がけいれんするように痛む。
気力が足りない。
夜の睡眠はまだ良いけど、昼は倦怠感で眠ったい。

過食症、食べる量はとても多い。
昼は暑がりだけど、夜は寒がりで厚い布団をかぶる。手足は温かい。

喉は渇かないので、水を飲むことを忘れる。
汗が出やすくて、寝汗はかかない。
便秘、2~3日に1回の排便。便秘だけど、お腹は痛くならない。おならはする。尿の色は薄い黄色。

舌苔は薄い黄色、舌の辺縁部はザギザギ。
脈は細弱、左脈はほとんどない。

診断:
●真寒偽熱
●少陰病

治療(単位は銭):
◯◯2、◯◯2、炙甘草2、麻黄2、細辛2、◯◯5、土瓜根(この生薬は買えません)、芍薬10、桂枝3、三稜3、◯◯3、◯◯3、◯◯3、◯◯3、◯◯3、◯◯3、柴胡5、黄芩3、生姜2切り、生半夏3、厚朴3、茯苓5、白朮3、澤瀉5、◯◯3、◯◯3。

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栀子(クチナシ)の画像

9杯の水で3杯にまで煮詰める。1日3回。

最初の1杯目の漢方薬を飲んだ1時間後、全身が寒くなり始めたけど、唇が麻痺する感じはない。翌日は3回黒い便が出て、その後は毎日1回便が出る。精神状態は良くなり、倦怠感と眠ったい症状は減りました。

この処方箋は10日飲んで進歩しているけど、食欲は相変わらず強すぎる。前回の処方箋を昼と夜寝る前だけにして、朝と昼はもう一つの処方箋にしました。白虎湯(石膏4両、知母5、炙甘草2)2週間後には石膏を6両に増加。

この処方箋を3ヶ月飲んでから、彼女はどんどん精神状態が良くなり、食欲は50%減り、ずっと食べ物を探したい気持ちがなくなりました。

しかし、生理は3ヶ月で来るようになり、出血量も増え。生理痛は以前の半分に減りました。ほかの症状は、ほとんど消失。

2つの処方箋が面倒くさいので、生理のあとに処方箋を変えました。

治療:
柴胡5、白朮5、茯苓5、◯◯3、◯◯2、大黄2,三稜3、莪朮3、桂枝3、芍薬3、◯◯3、◯◯3、生姜2切り、炙甘草2、石膏50、知母6、なつめ10個。

柴胡(さいこ)の花

新しい処方箋にしてから、その日の夜また全身が寒くなりました。その後の1週間は、毎日黒い便が2回出ました。現在はまだ漢方薬を飲んでいるところ。

この患者さん、私は自信がありません。
ニハイシャ先生の指導がほしいです。

倪海厦(ニハイシャ)先生の評価

楊貞は中国の医師で、20年以上の勤務歴があります。彼女は西洋医学がどのくらい治療できるかを知っています。こちらに来て研修してから、彼女は一般の中医師よりかなり強くなっている。

研修しただけで、こんなに正確な判断ができています。処方箋はちょっと複雑になっているけど、これは彼女のせいではない。彼女は新米だから。でも、彼女の思考は経方の道に入り、選んだ生薬は患者さんの症状にも合っています。もう少し時間が経ってれば、彼女はもっとうまくなって、地方の柱になるでしょう。

李哲の説明:
楊貞先生は中国河南省通許県に滞在しながら、地元の大型病院のバック指導者になりました。コロナが流行った時期、楊貞先生とアメリカの李宗恩博士の共同作業で、地元のコロナは迅速にボツ滅したのです。どんなにひどい患者さんでも死者ゼロ、短期間で退院できました。当時の漢方薬症例は以下をご覧ください。

新型コロナ肺炎4人を完治した中国病院の報道(漢方薬処方箋も説明)

私は正規品を買った学生さん、師匠を尊重する学生さんしか指導しません。

中医学の普及には品が最優先です。海賊版を販売・購読した学生さん、師匠を尊重しない学生さんは、私の陣営には入れない。国際で恥をかきたくないから。

私がどこに行っても、なるべく皆さんを呼んできて指導し、最初の経験と知識を補充してあげます。 皆さんの楊貞医師の治療例を見れば分かりますが、彼女は私の指導をずっと受けられます。私が死ぬ日まで、このような訓練は中止しません。

李哲の説明:
計10話の長いシリーズでしたが、皆さんは読んで中医学治療の良さが分かったでしょうか。漢方薬を試したけど思ったような効果が出なくて、仕方なくて病院の薬を飲む方もいると思いますが、それはあなたが選んだ漢方医の腕が足りないだけです。

もう少し探せば、治してくれる漢方医を見つけると思います。

楊貞先生の最初の1話は以下をご覧ください。

胃切除後のダンピング症候群、お腹が空くと手が震える、頻尿、尿が我慢できない、性的機能がなくなった男性、1ヶ月の漢方薬で著しく改善した例

(おわり)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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