こんにちは、李哲です。
月経随伴性気胸(胸腔内子宮内膜症性気胸)、病院の治療だと手術もしくは女性ホルモン剤。手術しても気胸の根絶はできません。また、手術は後遺障害も残ります。女性ホルモン剤の害は言うまでもない。
中医学の理論に基づいた足つぼ整体は2~3ヶ月で、副作用がなくて月経随伴性気胸の諸症状を治せます。以下は一つの治療例、参考になると幸いです。 もう一人の女性の例もあるので、合わせて読んでみてください。
「月経随伴性気胸」で息苦しい・胸と背中が痛い女性
患者さんは30代の女性。
2012年5月から気胸を3回繰り返しました。
こちらに来たのは、2012年の12月。
なぜ月経随伴性気胸になったのか?
私は彼女から詳しく聞きました。
彼女が言うのは、「生理と生理の間(排卵期くらいかな?)に胸と背中が痛くなり、息苦しくなりました。肺の膜がボロボロ剥がれる音が聞こえ、検査した結果が「月経随伴性気胸」 だと診断さました」
刃物に刺されてないのに、自然に気胸になった。
肺と肋骨の間で、何か剥がれる音が聞こえるのは、相当の恐怖になるでしょう。
西洋医学で月経随伴性気胸は子宮内膜症の一種類だとも言われています。簡単にいうと、子宮内膜が剥がれたのが何かの経由で肺に入って、肺に穴を開けるから気胸になった。
月経随伴性気胸は手術しても再発する
なぜ剥がれた子宮内膜が、肺の所で見つかったか?
病院の先生は何も話してない。
病気の原因は分からないけど、手術をすすめられたそうです。でも、彼女は先生の話を聞いて躊躇しました。
なぜなら、手術をしても3割は再発するからです。
彼女が考えたのは、
「運が悪かったら、また手術で肺に穴を開けることになる」
しかも、もっとおかしな解説があります。
7割が再発しないのは、完全に治った意味ではありません。気胸が再発しない意味は、手術すると気胸にはならないけど、子宮内膜が剥がれて肺に入るのはまだある。だから、生理中に胸と背中が痛くなるのは治らない
皆さんは手術が意味があると思いますか?
病院の先生がいうのは、無治療を選ぶ人は100人に1人だそうです。彼女は「家に帰ってちょっと考えます!」と手術を断り、いろいろ調べた結果こちらに来ました。
最先端技術の手術に対して、皆さんは容易に安心安全のイメージがつくでしょう。騙されてください。以下の翻訳文には手術後に内臓が陰部から垂れ下がって、10cmも出てきた例も書いてあります。手術はハイリスクで、後遺障害がある事を理解しないといけません。
様々な辛い症状を中医学理論で解釈
先に彼女の自覚症状を書きます。
問診表で気になるところ。
- お腹空いて何かを食べたい!の気持ちがない。
- ガスが溜まりやすくて、コロコロのうさぎ便になりがち
- 汗がき(多汗症)。夏は寝ている間、汗びっしょりなる。
- 両足は冷えやすい。出産前はとても冷え症だったけど、出産後はだいぶマシになった。
他の睡眠の質.生理の周期.体力などは、わりと良い。
彼女の自覚症状で、中医学は何が読み取れたかを説明します。
①食欲がないのは、脾臓が弱っているのが原因
何が食べたい!の気持ち(意欲)がないのは、脾臓の機能が低下してるからです。脾虚は彼女が長年のコーヒーを飲んで逆流性食道炎 になったのが一番関係している。脾臓が強い時は、“今日焼肉食べよう!”などの気持ちが湧いてきます。
②コロコロ便は心臓と小腸の問題
うさぎの糞みたいに、〇〇の便が出る。
これは大腸のトラブルではないので、一般の便秘薬.浣腸では治りません。
中医学で心臓と小腸は、表と裏の関係でつながっています。
心臓に問題がある場合は、小腸にも影響が及ぶわけです。つまり、コロコロ便の最初の原因は心臓が弱くなったこと。だから、コロコロ便を治すためには、心臓と小腸を両方治さないといけない。
③冷え性と汗がきは心臓の問題
手足の冷え性、座っているのに汗がダラダラ、寝汗は心臓が弱い時の症状です。逆に言うと、以上の症状が治れば心臓が良くなったことを示します。
月経随伴性気胸の原因と治療ポイント
中医学理論で言うと、生理の血が逆流して肺の所で行って月経随伴性気胸を起こしています。
生理と言うのは、心臓の力で肺の中の母乳を子宮まで押し下ろして、生理の血になります。心臓がポンプの役割を果たしている。
要するに、生理の血が肺に逆流して、月経随伴性気胸を起こさないためには、心臓を強化しないといけません。
心臓が弱くなった時は、生理の血が逆流するだけではなくて、胸にたまりすぎて乳がんのもとにもなります。
月経随伴性気胸は3ヶ月で治り、走るときの息切れも治った
2013年2月に記録したのは、去年の12月から今日までの3ヶ月間、月経随伴性気胸は再発していません。ほかの症状もだいぶマシ。だから完治したと判断して、一時的に卒業させることにしました。
1回だけ背中の痛みが少しあって、心配でレントゲン撮ってもらったら、病院の先生が言うのは「あなたの肺は大丈夫です。ちゃんと拡張しながら呼吸してます」
彼女は月経随伴性気胸が治った以外、もう一つ良くなったがありました。
今日プライブケアまで走ってきたけど、息切れはあまりなくてビックリ。昔はとても想像できないことだった。つまり、体力も前より増えていることです。
息切れは鍼治療で容易に治せる症状。以下の記事には、心房細動(脈拍140)でひどい動悸・息切れの女性が改善された内容が書かれています。どうぞ参考にしてください。
ギックリ背中は、整体3回で完治
月経随伴性気胸を治す途中で、彼女から面白い話がありました。
ある日、ギックリ背中になってとても痛かった。周りの人に自分がギックリ背中になったと言ったら、みんな笑っていたそうです。 「ぎっくり腰は聞いたことあるけど、ギックリ背中は聞いたことない!」
背中がぎっくり腰みたいになるケースはあります。急に重い物を運ぶとか、急に姿勢を変えるとか。運動不足の方は、この急の変化で筋など痛めやすいです。
あと一つの特別なケース。
コーヒー愛用家、決まった所の背中痛が生じしやすい。
(肩甲骨の間の、ある部分が痛くなる)
この場合は整体だけでは完治が難しい。
コーヒーを止める必要が、とてつもあります。
彼女のギックリ背中は、3回の整体で痛みが消えました。
それ以来、痛みは出ていません。
背中の痛みは、比較的に治しやすい症状。
以下は永遠に治らないと言われた逆流性食道炎の男性、足つぼ整体で諸症状を治した例です。参考になると幸いです。
40分も笑い続ける患者は初めて見た
彼女の施術回数は10回、5回の回数券を2枚使いました。
施術の金額を計算すると、33600円✕2≒7万円。
西洋医学の手術はいくらか知りませんが、手術するよりは安上がりだと思います。そして副作用がありません。あ、唯一にある「副作用」は施術が痛い。
彼女は1回目の足つぼ受けながら、40分ずっと笑ってました。痛すぎて笑うしかなかったそうです。しかし、40分も笑い続ける人は初めて。10回目の施術になった時は、さすがに笑い声は少なかったです。
足つぼで笑ってしまう人もいれば、泣いた患者さんもいます。以下の記事で詳しく書いているので、どうぞご覧ください。
おわりに
彼女の例を上げたのは、自慢話の為ではないです。
一つの事例として、手術以外にどんな治療方法があるか?なぜ自分がこんな病気になったか?を知りたがっている方の為に書きました。
これをキッカケに足つぼ整体・鍼灸・漢方薬など自然療法を選ぶ人が増えたら幸いです。
(おわり)
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