冷え性を改善する単純かつ効果抜群の足湯:48度設定がオススメ!

こんにちは、李哲です。
朝晩の冷え込みが厳しい季節となってまいりました。

「冬来たりなば春遠からじ」とは申しますが、 一段と厳しくなった寒さに、夜は手足が冷えてなかなか寝つけず、 朝は暖かい布団の中からなかなか出られない・・・ そんな方が多いのではないでしょうか?

冷え性はとくに女性に多いのですが、寒さによる手足の冷えは、血の不足(血虚)により、陽気が体の隅々まで届いていない状態からおこります。

肌色がくすんで暗い、唇が紫色の人はもともと気が滞っている(気滞血淤)状態なので、寒さによりますます冷えがすすみます。下半身の冷えがひどい人は、 このタイプです。

冷え性は無視してはいけない症状です。なるべく治してくれる先生を参考にしてください。近くにいなかったら、以下の方法を試すのも良いです。


ご家庭でも手軽に出来る解決法は、「48度の足湯」です。

お風呂にゆっくりつかるのも効果がありますが、寒い冬に半身浴をすると、肩が冷えてしまったり、かといって肩まで長時間つかっていると、心臓に負担がかかり、 お風呂からあがった後に、動悸やめまいをおこす危険があります。

そこで「足湯」です。

出来るだけ眠る直前に行ってください。
服を着たまま、膝より下だけ。
足桶があるとベストですが、 なるべく深い容器に48℃のお湯を用意して 、20分くらい足をつけて温めてください。

48℃といいましたけど、これ、かなり熱いです。
厳密に温度計で計らなくても大丈夫です。

急に足をドボン!と入れると、熱くてビックリしちゃいますから、 静かに、片足ずつゆっくり。 しばらく動かず、じっとしていると慣れてくる、くらいの温度と考えてください。

注意点:膝痛の方は、足湯で悪化させる可能性があります。関連記事は以下の症例をご覧ください。
膝に水がたまる、膝が痛くてしゃがめないのは漢方薬と鍼で治った


当院でやってる、足ツボマッサージの漢方足湯を
経験された方は、すでにご存知かと思います。

当院の足湯は、漢方が入ってるので、 ピリピリ感があり、さらに体感温度は上がります。 でも、温度には理由があるんです。(いじめじゃないんです!)

一人の女性は、「足湯が熱くて話せない!」「足つぼが痛くて話せない!」と笑い話もありました。以下の記事に、彼女の事を書いてあるので、参考にしてください。

足湯につかって本でも読んでいれば、あっという間に 20分たってしまいます。

熱いお湯がぬるま湯になる頃には、 足元から全身にぽかぽかが広がっているはずです。
よく温まると、うっすら汗ばむこともあります。
ぽかぽかが消えないうちに、すぐに足を拭いて布団に入って眠ってください。

こうすると眠りが深くなり、たまっていた疲れもとれて、 翌朝起きたときのスッキリ感がかなり違います。 単純ですが、効果は抜群です。

ぜひ試してみてください。

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