【※本記事は2019-03-13修正更新しました】
こんにちは。李哲です。
腰痛、肩こり、痛風のなごり、手指関節のこわばり・リウマチの痛みを治すついでに、ばいあぐるみたいに「元気になった」鍼治療例です。
リウマチの痛み・朝のこわばりは、1回の施術で1週間持つ
2017年6月15日。
私のオジサン。
腰痛がひどくて鍼に来た。
いつもの右腰が、痛くてたまらない。
オジサンは「先週鍼を休まないで、来れば良かった」と言ってました。
私が指で押してみたら、右の志室穴のあたりが痛がってました。
すぐ鍼を志室穴に刺して、その後は首肩も辛いというので、だいちゅう(骨会).天柱を刺しました。
腰は腎兪のあたりが痛くなかったけど、念のために追加してあげて、少し回したらオジサンが叫んでました。
「その1本めちゃくちゃ痛い!あちこち響いてる!ぎっくり腰になりそうだよ!」
でも、20分後は仰向けになった時、かなり楽になったような感じ。
仰向けで刺したのは、関元と中極。復溜。太衝。合谷穴から後渓穴までつなげる。
オジサンは合谷穴から後渓穴までつなげるのが、お気に入りみたいです。
手のひらで雷が鳴っている感じで嫌がるけど、効果があるので認めています。
リウマチの痛み・こわばりを治すのは、この一箇所のツボのみ。
1回刺すだけで、1週間はかなり楽だそうです。
リウマチの関節痛にはセルフお灸もあるので、鍼治療に来れない方はどうぞ試してください。
復溜穴と腎臓のつながりが確認できた
関元と中極は、以前ほど強く響かないみたいです。
私はオジサンに説明したけど、「これは老廃物が減って、流れが良くなると響きも減る時がある。」
太衝穴を刺したのは、オジサンの主訴があったからです。
オジサンは以前、何回か痛風になったことがあり、今回はなぜか足の親指の痛みではなく、足の裏が痛いというか感覚が変。
今週は歩いたのは2日のみ。他の日は、ほとんど車移動。
「足の裏が変なのも、歩いてないから老廃物が足の裏に溜まっているからだよ!」と歩くのを強く勧めました。
復溜穴を刺して回した時、オジサンはまた叫んでました。
「なんだこれ、電流が腰と脇の方まで来たよ!」
復溜は腎経の母穴で、腎虚証にとてもよく使います。
オジサンの証言から分かりますが、復溜穴は確かに腰の腎臓までつながっています。
おそらく、オジサンは経絡に敏感な人だと思います。
数回で針を回した時に、気がどこまで流れるかを教えてくれる人は、なかなか少ない。
ほかの経絡の流れに関する感想は、以下の記事をご覧ください。
痛風の足裏の痛みは、1回でだいぶ楽になった
オジサンは末子のせいなのか、超痛がりで大げさで面白い人です。
コーラとコーヒーなど止めさせようとしていますが、オジサンは苦笑いして、「朝一杯はどうしても目覚める為にコーヒーを飲みたい」と言ってました。
まだまだ説得が続きそうです。。。
鍼が終わって車で帰る時、オジサンからメッセージが届きました。
「足の裏がとても楽になったよ、ありがとう。」
痛風の痛みは、足つぼでも簡単に治せます。
痛風の常識も書き直して、記事にしたのがありますが、よかったらどうぞご覧ください。

太衝と復溜。
2つだけで効果があって良かったです。
オジサンは昔の私のマッサージをよく受けたので、マッサージをやってないことをとても残念がってました。
しかし、「鍼はマッサージより効果が素早くて強いのは、実感している」と言ってました。
関元穴を刺すと、バイアグラみたいに元気になる
臍下のツボ:関元穴などに関して、オジサンは感想がありました。
「このツボを刺すと、元気になるのが分かる。ばいあぐらみたい!」
今まで男性の施術を見れば、みんな元気になると言ってます。
みんな関元など刺すと、「尿道までビリビリ電流が流れるような気がする」と言うので、生殖器系に良い作用があるのは当たり前のこと。
関元.中極などは、昔から滋養強壮のツボとして有名です。
ツボの紹介は、過去の記事をご覧ください。
リウマチのこわばりも治る。
ついでに腰痛を治す。
ついでに首肩コリを治す。
ついでに「元気」になる。でも、ばいあぐらみたいに副作用がない。
これが鍼の良い所です。
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