痛風の痛みは恐怖的なものです。
味わった人にしか分からない恐怖!
西洋医学では、尿酸値が高いから痛風になるといいます。カロナールよ、ボルタレンよ、ロキソニンよ、すべて治療薬として登場。
患者は死ぬまで薬を飲めば良いですかね?
また、薬が効かなくなってきたらどうしますか?
薬以外に足つぼでも痛風を治せると言ったら、皆さんはびっくりするでしょう。
しかし、これは現実的な話です。なぜなら、私は何人も治しているから。以下は一つ、たったの足ツボ40分で、痛風の痛みを止めた例です。
ついでに、痛風の原因に関する中医学の解釈と、流行っている間違いの常識を訂正しました。参考になると幸いです。
14年も治らない痛風、鎮痛剤も効かなくなってきた
こんにちは、李哲です。
今日は私の足つぼ施術例。
男性患者、40代。
痛風歴は、なんと14年!ほぼ毎年発作して、いろんな薬を飲んだけど治らない。
彼は最初お店に入ったとき、歩くのが大変でした。
親指を軽く触っただけで痛い!
彼は電車でここまで来るのが、冷え汗までかいたそうです。
彼が言うのは、「今回の痛みにおそわれたのは、もう1ヶ月くらい続いています。病院の鎮痛剤は、もう効かない。来ないと痛くて耐えられないから、頑張ってくるしかなかったです。」
足つぼしてから、痛風の痛みの変化
コーヒーは痛風を引き起こす、そして悪化させる
カルテを見たら、コーヒのところに丸。彼はコーヒが大好物でした。
足ツボを始める前まで、彼は「なぜコーヒがそんなに悪いですか?」と、不信感がいっぱい。足ツボをしながら彼を説得しました。
私の説得はいつも簡単です。
「3ヶ月だけ止めてみましょう。よくなるなら、私の話が正しい。よくならない場合は、私が間違っている。」
これなら誰でも納得できるでしょう?
ちなみに、コーヒー・お菓子・チーズなどは当院の禁止物。なるべく止めさせてもらっています。詳しいのは以下の記事をご覧ください。
足つぼ1回で痛風の痛みが消えた
40分の足ツボが終わって帰るとき、親指の痛みはだいぶ消えました。歩くのもさっきよりスムーズ。
なぜ痛みが消えたか、彼は不思議な表情でした。
施術に関して彼の冗談がありました。
「痛風の痛みより、足つぼのほうがもっと痛かったです!」(笑)
「足つぼが鎮痛剤みたいに効く」と言われた
2回目に来た時に教えてくれたのは、「鎮痛剤を飲んだみたいに、次の日からは激しい痛みが消えた。」(足ツボは鎮痛剤ではないのに…)
しかし、親指を上に曲げると痛い。つま先で地面を蹴るのが、まだできません。
つま先で地面を蹴っても、痛くなくなった
4回目か5回目に来たときは、親指のつま先で地面を蹴っても大丈夫になりました。つまり、痛風の痛みは治り。
もちろん完璧に消えてはないし、ほかの6つの健康症状 も完備してないけど、以前と比べたら遥かに良い方。
以前は仕事もできなくて困ったのに、今は普通に歩けるし会社も行ける。
6つの健康症状は以下の記事をご覧ください。

前と変わったのは、コーヒを完全に止めたことかな。私が冗談で「3ヶ月後に飲んでみたらどうですか?」と話したら、彼は頭を振りながら「怖くて飲めない!」と言ってました。
西洋薬では痛風が治らない!
この例は、自慢話にしたくて書いたものではありません。皆さんに分かって欲しいのがあるから書きました。
西洋医学は、痛風を治せない!
上記の男性、14年も痛みに襲われました。14年間で飲んだ山ほどの西洋薬。それで何が変わりました?
ある日痛風だと診断されたら、病院の治療には行かないでください。
カロナール、ボルタレン、ロキソニンなど、いっぱい飲んでも治りません!
逆に鎮痛剤で肝臓がやられたら、肝不全と腎不全になり、その次には人工透析患者になる。信じない方は、ぜひ自分の体で検証してください。
痛風に関する新しい常識(中医学理論)
次は痛風に関する皆さんの間違えやすい常識と、なぜ痛風患者はほとんど男性で女性は少ないか?なぜ、ほとんど左の親指が痛くなるか?…など詳しく説明します。
1.痛風は尿酸の上昇で発症すると言うけど、尿酸はなぜ高くなるのか?
尿酸値は何が原因で高くなったか?
皆さんは病院の先生に聞いたことありますか?
尿酸って何か、素人の患者にはわかる必要がありません。 これは、顕微鏡で研究する研究員の仕事。(残念ですが、研究員たちは患者を目の前にする先生ではない。だから、現実の患者のことはもっと知りません)
患者が分かりたいのは、なぜ尿酸値というものが高くなったか?詳しい原因は?どうすれば治療できるか?
その原因を防げば、病気は緩和できるはずです。治る可能性もあります。
原因が分からなかったら、いくら『科学的』な専門用語を使っても無駄。治療ができません。
こんな西洋医学の話を聞いたら、あなたは早死します。
以下は、もう一人の痛風患者の話。
彼は昔から尿酸値が高いと言われました。そして最近、足の親指が痛くなり、自分でも痛風の疑いがあると思っていたそうです。
病院の検査では、はっきりした数値が出てないので、「100%痛風たとは診断できない」と診断。
症状から見て、私は痛風であることを確信しました。血液検査には出なくても、症状があるから。値に出たときは、もう手遅れです。
そして足つぼをすすめ。1回で親指の痛みがだいぶ減りました。現在も足つぼに通ってますが、痛風の痛みが復活したことはありません。
私が思う彼の痛風の原因は、夜更かし+お酒。しかも、お酒を飲むのは夜中でした。
前、話したことありますが、夜1時~3時の間は肝臓が頑張って修復する時間帯。この時間帯は、肝臓に負担をかけてはいけません。寝たほうが良いです。
内臓の修復というのは、寝ている間が一番多い。
だから、質がいい睡眠はすごく大事です。
寝つきが悪い.夢をたくさん見る…など。
こんな睡眠はダメですね。
自然療法をやっている所で、治してもらったほうがいいです。
尿酸というのはどんなものか、私も詳しく分かってないですが(恐らく研究員もはっきり分かってないでしょう)、簡単に言うと肝臓が代謝できなかった老廃物(毒素)の一つです。
言い換えると、肝臓に元気を与えれば、休む時間を与えれば、こんな老廃物(毒素)は少ない。痛風にもなるわけがない!
尿酸値を下げるのには、薬も要りません。
大量のお酒と夜更かし習慣を直せば、尿酸は十分下がります。
2.痛風で痛い時、冷やした方が良いのは本当?
事例での男性から聞いたけど、病院の先生は痛い時に「冷やしてください」と言ったそうです。
おそらく赤く腫れて痛いから炎症だと診断して、冷やしてくださいと言ったでしょう。これは大間違いなので、痛風の患者はマネしないでください。
冷やすのは、痛風の緩和になりません。
正しい方法は、温めること。
この男性も、1回目の足ツボが終わってから、毎日熱い足湯をしてました。そしたら、次の週まで痛みがなかったです。
なぜ温めるのが正しいか。赤く腫れて、中は炎症だと思われるかも知れませんが、実は中は熱いのではなくて寒い、冷えているのです。
西洋医学はテレビを通して、たくさんの間違った知識を普及しています。
3.痛風の患者は、ビールを飲んではいけないのか?
痛風の原因は、別にあります。
ビールが一番の原因ではありません。
ビールは確かにいっぱい飲むと体を冷やしますが、コーヒーとか白砂糖.乳製品に比べたらまだ小物!
皆さんがビックリするかも知れませんが、私は前治療に来た痛風の患者に、逆にビールを飲ませました。少量でストレス解消になるなら、飲んでも発作しません。
4.なぜ痛風は、女性より男性の患者が多いのか?
中国の統計データを見ましたが、男性の患者の割合は95%だそうです。
女性が痛風になりにくいのは、女性ホルモンが尿酸を分解する作用があるからだと言われてます。
西洋医学の考え方は分かりませんが、私が考えたのは女性は生理があるから、血の新陳代謝が男性より強いから、痛風になりにくい。
生理は古い血の代謝ができるので、女性にとって生理はすごい『武器』です。
血行が悪くて体内に血の塊があるとき、1ヶ月1回の生理で外に出すことができる。肝臓にためている血液を、新しい血液にすることができます。
残念ですが、男性はこれができない。だから、肝臓に負担をかけやすくなる。
男性の平均寿命が女性より短いのも、生理がないからだとも言えます。
西洋医学の治療法では、生理をわざと止める治療方法(乳癌治療)もありますが、これはそうとう危険なやり方です。乳がんの原因は、以下の論文を参考になります。
生理を止めるやり方だったら、大小便まで止めたほうが、もっとすごい効果が出るのではないですかね?
毒素を外に追い出したい。しかし、自ら『ドア』を閉めた。毒素はどこから出たらいいでしょう?
5.なぜ痛いのは、ほとんど左親指の関節か?
なぜ痛いのは薬指と小指ではくて親指なのか?
なぜ痛いのは、足の指で手の指ではないのか?
皆さんは考えた事がありますか?
以下、中医学の解釈を聞いてみてください。
今まで何人の痛風患者を診ましたが、ほとんど痛いのは左親指。痛い場所までほぼ同じです。詳しく示すと、脾臓の経絡のツボ「太白」.「大都」。
なぜ血液中の尿酸値が増えてるのに、脾臓のツボが痛くなるか?
これはまた陰陽五行論で説明しないといけません。
尿酸というのは、血液中のものでしょう。
血液の毒を分解するのは、肝臓です。
肝臓は陰陽五行論でいうと「木」。
脾臓は「土」。
「木克土」。
木は土に勝つと謂います。つまり、肝臓に負担をかけすぎた場合、その悪影響は直接脾臓のところまで来ます。
だから、痛風の時には脾臓の経絡に痛みが生じるわけです。
2000年前に書いた『傷寒論』 には、『治肝先実脾』という名言があります。直訳すると、肝臓の病気を治療するときは、先に脾臓を強化する。肝臓の病気が脾臓に移らないように。
洪水があるとき、下流のところの堤を先に強化するのと同じです。次のステップを強化しないと、病気はそのまま移ります。
臨床でよくあるのは、肝臓の気がつまったりすると(例えばすごい怒ったとき)食欲がなくなる。あと、肝臓がんの末期はみんな腹水ができます。お腹に水がいっぱい溜まる症状。
このような中医学の考え方は、以下の記事で詳しく述べています。どうぞご参考にしてください。

6.なぜ痛風は、ほとんど右足ではなくて、左足の親指が痛いのか?
中医学の理論では、「左主血」.「右主気」。
人間の左側は、血が多い。
右側は気(エネルギー)が多い。
普通の人だと右利きが多いでしょう。
右の腕が力つよい。その理由は、右側に気(エネルギー)が多いから。
血の病気は、左側に先に出る。
気の病気は、右側に先に出るといいます。
血液中の毒素が増えてるから、左側に症状が出るとも言えます。
以上の理論はすべで「黄帝内経」のもの。
4000年前に書いた「黄帝内経」。そして、その理論を極限まで発揮した東漢時代の張仲景の「傷寒雑病論」。張仲景は1800年前にすでに処方を書いたのに、まだ痛風の患者が多いと言うのは、虚しい時代です。
痛風の原因に対する、中医学の解釈と治療薬(処方箋)
痛風は中医学でいうと「風」.「寒」.「湿」。この3つの気が絡んでいるから、痛みが生じたと謂います。
中医学の抽象的な言葉、例をあげて分かりやすく説明します。
- 風というのは、扇風機の風とか冷房の風とか、自然の強い風など。
- 寒というのは、冷房の寒気.冷たい水.冬の寒さなど。
- 湿というのは、梅雨期の湿気.水が多い場所に長年いた(例えば花屋さん.厨房)など。
一番よくあるケースは、運動した後.大汗かいてる時に冷房もしくは扇風機に体を当てること。この時は「風」.「寒」.「湿」が一気に生じるので、気を付けないといけません。
痛風の原因を分かっているから、漢方の処方箋には「風」.「寒」.「湿」を一緒に追い出す生薬を入れます。有名なのは1800年前に書いた「甘草附子湯」 。
うまい漢方医に診てもらうと、1杯目の漢方を飲んですぐ痛みが減ります。(足ツボの力は漢方の下っ端です。足ツボ1回だけでも痛みが減るから、漢方だったらもっと効くはず。)
残念なのは、日本の現在の漢方医はトリカブト(附子)を使うのを怖がっている。日本の薬事法で規制されて、1回で使うのは2~3gくらいの少量。
これでは、何も治せませんよ…
「甘草附子湯」 の最後、赤い文字のところを見てください。
処方した附子は10gです。
2g使ったら治ると思いますか?
誰が2,3gだと規定したか、
私は不思議で仕方ありません。
おそらく製薬会社でしょう。超金持ちの権力者。
附子が自由に使えると、白血病.乳がん.痛風.リウマチ.ADLS...すべての難病が治るから。
西洋薬の会社は、商売ができなくなりますね。
患者さんからもらったメール
先日、事例での男性からメールをもらいました。
今までの飲食習慣と変わったことです。
~以下は引用~
初回の足もみをしてからの状況です。
中止したもの:
1.薬:
尿酸を抑える薬と痛み止めを中止。
2.コーヒ:
1日5杯以上でした。
3.炭酸ジュース類:
毎日2杯程度。飲むときはもっとたくさん飲んでいました。
4.乳製品:
チーズが好きてよく食べていました。
5.白砂糖を使ったお菓子:
飴やクッキー.チョコレートをよく食べていました。
6.食パン:
昼食や夜食べていました。
開始したもの:
1.足もみ:
8回くらい(8月~10月)
2.自分での足もみ:
毎日片足10分くらい。
3.ニンジン.りんごジュース:
土日の朝できるだとき。石原流。
4.ダイエット:
朝なし、昼おにぎり2個、夜自由。
5.食品:
黒砂糖、はちみつの使用。
6.ビール、酒:
自由。
体調の変化:
1.便秘と下痢の繰り返しが多い。
2.食後に痰が絡む。
3.食後に眠い。
4.なるべく歩くようにしてる。3日で30km歩いたこともある。
5.足の脛がつることが無くなった。
~引用終わり~
患者さんが一番変わったのは、足の親指の痛みがなくなったことです。
足ツボマッサージだけでも痛風の痛みがなくなるし、漢方なども痛風の根元を切ることができます。
鎮痛剤で外側の症状を隠すか。もしくは自然療法で根本から解決するか。
よく考えてください。
薬の副作用は、わざと小さく印刷
上記の男性、一つの発見を教えてくれました。
服用してる鎮痛剤の副作用は、小さな文字で書いてるそうです。
「肝臓の働きが悪くなる」みたいな軽い症状を。
「肝臓の働きが悪くなる」=肝機能障害。その結果は、肝硬変と肝臓がんです。
お酒を飲まなくても肝臓が壊れる。
鎮痛剤だけで!
恐ろしい副作用でも、軽~~~く書く。
これが西洋薬の巧妙な言い訳、責任を負わないやり方。
左下腹の違和感が1回で治った患者と、私が理解できない西洋医学の治療【足つぼ整体の症例】 で書いたけど、言葉のゲームに騙されないでください。
鎮痛剤の副作用一覧に「肝臓がんになる恐れがある」と書いたら、誰も飲まなくなります。
臨床で大事なのは治療した結果、病気の原因ではない!
西洋医学では痛風の原因が、プリン体とか尿酸の値が何々とか言うけど、あんなものはどうでもいい。
大事なのは痛みを治すこと。値ではない。
医学で求めるのは結果で、原因が云々ではありません。
テレビにはよく〇〇病の専門家が出て、病気の原因.対策など説明してますね。肩書きも偉そうで、話してるのもなるほどと思われるかも知れませんが、私は一つの疑いがあります。
先生らは患者を触ったことがあるか?
実験室ばかりに座って、患者を触ったこともない専門家の話は、信用できますか?西洋医学の先生すら薬を信じないこと、あなたは聞いてないですよね?

治せなかった痛風は、1人だけいる
自慢話ではないですが、今まで診た痛風の患者、一人だけ治せなかったです。
足つぼが痛過ぎて、二度と来なかった男性。
それ以外は、みんな短期間で卒業しました。
追記(患者さんからのメール内容を説明)
下線を引いてるところは、まだ脾臓の力が弱いから出る症状です。
1.便秘と下痢の繰り返しが多い。
2.食後に痰が絡む。
3.食後に眠い。
脾臓の強化に、もうしばらく時間がかかるかと思います。
食後に、我慢出来ないくらい眠い。
この症状を持っている女性もいるので、いつか彼女の例を書くときに、また詳しく説明します。
2019-05-02追加内容
足つぼはもちろん、鍼治療でも痛風の痛みが消えます。
私が診た痛風がひどい男性は、足の親指が腫れて痛いだけではなくて、膝関節にまで水が溜まり、膝の痛みがありました。それでも、数回の鍼で膝の痛みが治り、足の親指の痛みも消えました。
以下は一つの鍼治療例、参考になると幸いです。

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