こんにちは、李哲です。
最近、鍼灸専門学校のテスト準備で更新が少ないです。書きたい内容はたくさんあるけど、テストが終わってから徐々に書きます。
今日は倪海夏(ニハイシャ)先生1の治療日記の翻訳文です。中国語本文のリンク先は、こちら
西洋医学でいう検査値のために喜んだり泣いたりする人もいますが、果たしてそれは正しい診断なのか?あなたは考えたことがありますか?中医学ではどのように見ているのか?ニハイシャ先生の症例をぜひご覧ください。
前立腺がんと疑われて、怯えて恐怖の生活を送る男性
05/22/2007。
白人男性、67歳。初診で奥さんが付き添いで来ました。
PSA値は86.5(正常値は4以下)。
高血圧症で170~100。
会ってまもなく私に話したのは、「前立腺がんの可能性があり、血圧も高いので、薬で血圧を下げないと脳卒中になると言われました」。彼はとても緊張して、主治医が話した内容を何回も繰り返し。
私は静かに話を聞いてから質問しました。
「あなたの両足は暖かいですか?」
彼は漠然とした顔で、何と答えたらいいか分からなくて、隣の奥さんを見てました。彼の奥さんが代わりに話したのは、「両足は冷たいです。夜寝るときに布団をかぶらないと寒くて寝れないから。」
彼の両手を触ってみたら、艶があって潤いもある。
私は大声で断言しました。
「私の唇をよくみて下さい。あなたは前立腺がんではありません!」
喜怒哀楽が検査値に操られる可愛そうな人生
このようなバカはとても多いです。彼らは毎日血圧、血糖値、コレステロールがどれくらい高いのか…のために生きている。彼らの人生は、数値がすべて。
もし、値が良かったら楽しく過ごせる。逆に値が悪かったら、緊張して楽しくない1日を過ごす。数値に操られる人生、どんなに愚昧で楽しみがない人生だろう。
私は違います。
毎日好きな本を読んで、好きな音楽をギターで引いてる。毎日どうすれば生徒さんに中医学を伝授できるかを考えています。
中国のあちこちを観光して、地方見聞録を書こうと計画してる。どうすればギターがうまくなるか、退職後の生活はどうすればいいかを考えています。私は毎日忙しくて、頭の中には数値に惑わされたことが無い。自分のやりたいことだけに集中しています。
私の人生とバカな数値人生の違い、皆さんはどう思いますか?
コレステロールが高い人は癌がない
私は彼に聞きました。
「コレステロール値はどれくらいですか?」
聞いた理由は、彼は必ず覚えていると思ったから。
やっぱり。
彼はすぐ「214です!」と答えてました。
彼は自分の足が暖かいか冷たいかも分からない。でも、数値はみんな覚えて、数値が高過ぎるのを危惧してる。本当に西洋医学にもてあそばれるバカ。
私は彼に言いました。
「この数値が示すのは、あなたの考えているのと真逆。あなたは前立腺がんがない事を証明します。」
この話を聞いて、彼はその場で目が点になりました。

背中の痛みは鍼灸で簡単に治る。手術すればもっとひどくなるだけ!
彼は背中の痛みもありました。西洋医学の検査によると、腰椎第3番が潰れて坐骨神経を圧迫してるから、痛みが生じたそうです。
私はすぐボロクソ言いました。
「デタラメな話ばかり!西洋医学を信じて手術をしたら、必ずもっと痛くなります。しかも死ぬ日までずっと痛い!手術しなかったら、背中の痛みは鍼灸ですぐ治せます。しかし、手術を受けた後は鍼灸でも効きません!
あなたの主治医は、半日かけていろいろ話したでしょう?結果的に何の役にも立ってない。これはすでに間違った医学であることを示ります。
私には、もうこんな間違った情報を話さないで。判断するとき勘違いするから。このような痛みは、鍼灸ですぐ効果が出ます。
世の中の人は、みんな背骨が多少曲がっているので、大袈裟に言わなくていいです。骨が折れてなければ、曲がっていても大丈夫です。手術は絶対やめて!」
李哲の説明:
以下は足ツボ整体のときの症例です。曲がった背中が改善され、背中の痛みも施術後に消えました。
側弯症の2つの原因。側弯症の背中の痛みを改善した例 | 本場の中国鍼 李哲鍼灸院のブログ
PSA値が高いのは、毎日飲むビタミン剤が原因!
私「ビタミン剤は食べてますか?」
彼「毎日1粒の総合ビタミン剤を飲んでいます」
私はまたボロクソ言いました。
「あなたは心の底で、前立腺がんをとても危惧しています。しかし、あなたの行動はちょうど前立腺がんを作り出している。ビタミン剤を飲んでいるから、PSA値がとても高いのです!」
漢方薬でダイエットさせて心を落ち着かせば、高血圧は自然に治る
無知な患者さんは、知っているふりをする西洋医学にもてあそばれ、本来なら楽しい人生が白黒の数値化の人生になり、毎日癌になると恐怖の生活を過ごしている。
これは悪魔しかできない仕業。
私は悪魔ではありません。
悪魔と天使の真ん中にいる中医師だけです。
肥満症と西洋医学の脅かしが、高血圧の本当の原因。彼の気持ちを落ち着かせて、漢方薬でダイエットさせれば、血圧も自然によくなるはず。
デタラメの西洋医学で、どんどん怒り気味になっている私
私「どうやってここを知りましたか?」
彼と彼の奥さん「名前が有名だから何回も聞きました。知らない人まで薦めてくれました。なぜなら、彼らの難病を先生が全部治したから。」
彼と奥さんは来る前に、すでに私の実力を認めて、ここに来て私の検査を受けてから更に安心しました。
彼は何回も話してました。
「自分でも前立腺がんではないと思います。しかし、西洋医学の先生はPSA値がとても高いので、何か問題があると。。。」
皆さんはここまで見て、数値化された人間になりたいですか?もしくは、私みたいに楽しい人間になりたいですか?
私は小さい時から、従順ないい子でした。しかし、医師の仕事を始めてから楽しくなくなり、怒りとボロクソ言い始め、深夜にはなぜ自分がこの道を選んだか問います。
本当に最悪な職種、ほかの職種にすれば良かった。毎日怒りで頭がパンパン、なんの得もしない!

両足が暖かくなり、コレステロールが220を超えたら癌が治ったと言える
昨日来た一人の白人女性、48歳。子宮がんで子宮全摘出術をしました。手術後に腹水症になり、病院で腹水を抜いてもらったけど、また腹水症が再発。彼女は友人の紹介で来ました。
自覚症状と検査値は
- 両足が氷みたいに冷たい。
- コレステロールは66。
彼女はがん細胞の転移をとても怖がっていました。なぜなら、手術後に主治医から言われたのは「子宮がんステージ3」。だから彼女は毎日心配で仕方ない。
私は彼女に話しました。
「治療過程は簡単です。漢方薬を飲んで、両足がどんどん冷たくなったら、漢方薬の無効性を証明してます。もっと有能な治療院を探してください。逆に、両足が暖かくなれば、効いていることを証明します。続けて飲んでコレステロールが220を超えたら、漢方薬を止めても良い時期です。」
彼女は私の話を聞いて、その場で目が点になりました。
彼女はきっと理解不能でしょう。
世の中にこんな医師もいる?
生検してから腹水が起きて、まもなく死んだ肝臓癌患者
一人の肝臓がん患者さん。
サンフランシスコから来た69歳の建築設計士。
彼はもともと体調は良かったそうです。しかし、今年の健康診断でCTスキャンをしたら、肝臓に腫瘍が発見されました。西洋医学の先生が言うのは、「肝臓の生検をしないと、どんな種類のがん細胞なのか確認できません。」
彼は西洋医学を信じていたので、その場で検査を同意しました。検査の結果は本当に肝臓がん。その後は腹水症になり、抜いても抜いても腹水は再発。現在、彼の信じてる西洋医学の先生は、「あなたは余命2週間です」と言ったそうです。
彼の親戚が私の弟子なので、例外として助ける事にしました。
読者の皆さん、覚えてください。
西洋医学を信じるけど、中医学は信じない。
西洋医学に治療が無効だと言われて、死ぬ寸前になってやっと中医学の治療を求める。私は絶対このような患者さんを診ません!

死ぬ直前に来て、私はどう治療したらいいですか?今になって探しに来るなら、なぜ最初から漢方薬治療に来ないですか?
私は処方箋を出しました。
こんな状況で、どのくらい助けられるか分かりません。
もし最初、西洋医学の話を信じてなかったら、こんなひどい状況になったでしょうか?
生検をしてから腹水になり、余命2週間だと言われるまで、2ヶ月しかかかっていません。 合法的に患者さんを殺せるのは、西洋医学のみ!
彼は処方箋出した翌日に亡くなったそうです。処方箋に書いた漢方薬は買わないで。死ぬ前に言ったのは、「どうすれば漢方薬の有効性を証明できる?」
生検は非常に危険なやり方!
皆さん、時間がある時検索してみてください。
台湾の政治家:陳立夫の息子が、台湾と中国の中医学交流会のために北京に行きました。上記の建築設計士と全く同じ、頭が行かれて健康診断を受けたのです。
検査後には腹水症が始まり、後で肝臓がんが発見。北京の中医学病院から最先端の西洋医学病院に運ばれ、手術して肝臓の腫瘍を取ったけど、まもなく死亡。
私は前から話しました。
パンドラの箱は開けてはいけません。
開けると死神が来ます。
例外がありません。
早く死んで欲しい人がいたら、病院の健診に行かせなさい
あなたは親孝行したくない、親の財産を早くもらいたい。でも、親はとても長生きして、なかなか死なない。この時どうすればいいか?
私が良い方法を教えます。
半年に1回親を連れて、健康診断に行きなさい。「親を愛してるね!親孝行してるね!」とみんなに言われます。2年も経たないうち、あなたの親は必ず病気が見つかり、治療で殺される。そして、親は死ぬ前まであなたの親孝行を絶賛。あなたも正々堂々とすべての遺産がもらえる。

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倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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