へそ周りのしこり・両足のむくみは消えて、食欲が戻ってきた肝硬変の患者。間違った医学は40年勉強しても心臓病を治せない!

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こんばんは。李哲です。
倪海夏(ニハイシャ)先生1の治療日記、故事篇專講案例給大家聽(漢唐中醫倪海廈撰寫)を翻訳しました。

肝硬変患者が漢方薬治療でむくみ・食欲不振が治ったのを述べながら、特殊な症状、へそ周りにできる硬いしこりなども解釈しています。参考になると幸いです。

肝硬変患者は両足のむくみが消えて、食欲が戻ってきた

09/30/2006、金曜日。
今日は忙しすぎでした。

私の患者さんはほとんどアメリカ人で、中国人は珍しいです。アメリカ人たちは、みんな友人の推薦で来ています。

今日もたくさんの治療例がありました。人紀クラスの生徒さんの役に立つものを書きますが、他の方々にも中医学の治療効果を知ってほしいです。

今日、生きるチャンスが2回しかない、2回も肝硬変症.腹水症になった人が、また再診に来ました。以前の治療内容は以下をご覧ください。

現在、彼の病状は進歩してます。

  • 両足のむくみは、ほぼ消え
  • 食欲は戻って
  • 尿の調子は良い

顔のどす黒いのは消えているけど、まだ薄い黄色があるのは、肝硬変症で貧血だからです。

▼李哲の説明:
貧血は患者さんの主訴を聴く、顔を見るだけで分かります。検査なんかする必要がありません。以下は臨床で起きた笑い話。

貧血なのに採血で血を抜かれたよ!子宮筋腫は閉経後自然に縮まるので、手術なんか要らない!

へそ周りのしこりは、ほぼ消えた

彼は私に話しました。
「おへそ周りの円盤型の硬いしこりは、左下腹部に少し残っているだけ。ほかは全部消えています」

人紀クラスの生徒さん、09/27/2006の大腸がん患者さんを覚えていますか?彼は肝硬変症ではないけど、治りかける時、へそ周りに円盤型のしこりができて、治療後にはしこりが消えました。過去の治療内容は、以下をご覧ください。

今日書いた肝硬変症の患者さんも、左下腹部に少し残っているだけ。このような不思議な症状は、私はよく見ているものです。

おへそは陰陽の境目。
陰陽のバランスが崩れた時、へそ周りに硬いしこりが出ます。

陰陽のバランスは命にかかわる事であるし、命の極意でもあり、一人の寿命を決める要因です。陰陽の知識は、『金匱要略きんきようりゃく』講義で生徒の皆さんに説明します。

ここまで見た中医学の先生、私の話を盗用して患者さんに自慢話しないでください。

へそ周りの円盤型の硬いしこりは、陰と陽の区別があります。
あなたが自分の目で見ない限り、治療したことがない限り、患者さんを説得するのは不可能。私もあなたの説明を聞いただけで、真偽が分かります。

▼李哲の説明:
お腹のしこりは、私も治療したことがあります。漢方薬みたいに素晴らしい効果は出てないけど、しこりが徐々に減ると患者さんは言ってました。詳しくは以下の記事をご覧ください。

1回目の鍼で冷え症、肩こり、むくみは楽になった :膝痛、30年以上の花粉症(1/6)

胸が痛い、膝関節に水がたまって歩けないのに、病院で正常だと診断された患者

新規の患者さん。
57歳の白人男性。

主な症状は、

  • 胸が痛い。
  • 両膝関節に水がたまって、歩く力がない。

病院に行って検査をしたけど、異常なし。
検査しても正常だと言われるのは、臨床でよく見かけるから、ちっとも不思議ではありません。

彼は友人の推薦で、4時間も車運転して来ました。紹介した友人は、去年心臓の痛みが鍼1回で良くなった人です。彼は私に会ってすぐ立正し握手をして話しました。「すべて先生の言われたとおりにします!」

私は何箇所か検査して、彼の胸の痛みは、動脈硬化の詰まりが原因だと判断しました。鍼灸で心臓を治す以外に、漢方薬で膝関節に溜まっている水を治せば良い。

▼李哲の説明:
膝の痛みを治すとき、鍼灸の効果は著しいです。以下は筋トレで膝を痛めた男性の鍼治療記録。計7回で膝の痛みは治りました。

膝痛の40代男性、7回の鍼治療で完璧に治した

心臓病の検査方法は、伝統的な中医にとって朝飯前です。心臓病であるかないか、すぐ判断できる。そして、その場ですぐ治して、手術も要らない。鍼治療後、漢方薬を飲めば更に効果バツグンです。

間違った医学は40年勉強しても、心臓の病気を治せない

循環器内科医たち、よく聞いてください。

1000千年前から伝授してきた中医学の診断方法は、速いだけではなくて、誤診がありません。心電図(EKG)、ストレス・テストなどは、すべて無駄な医療機器。患者さんが心臓発作する前に予測もできなくて、発作した時くらいしか分からないです。

すでにたくさんの患者さんが、心臓発作で死んでいます。もっとひどいのは、心電図検査をしてる最中に死んだ患者すらいる。

早く降伏しなさい。
あなた達の西洋医学はダメダメ。
もう患者さんに害を与えないで。

あなた達のいわゆる心臓病権威は、私の指一本にも勝てません。

中医学は5000年以上の臨床経験があります。
我々中医学と比べたら、あなた達のレベルは幼稚園生なみで、心臓病を完治するのは無理!

もし、あなた達が降伏して、いろんな心臓病治療ができないと認める。そして、間違ったアスピリンと血をサラサラにする薬を捨てたら、私は許してあなた達に心臓病治療と検査方法を教えます。

将来的にあなた達は、心臓発作で死ぬ可能性がなくなり、あなた達の患者さんも恩恵を受ける。これはいい事じゃないですか?

もし、あなた達が降伏しない。頑固に自分が正しいと思って、たくさんの患者さんを死なせた場合、私はあなた達を見捨てます。あなた達は、いずれか心臓発作で死ぬ!

李哲の説明:
心臓が痛い、もしくは胸が痛いのは鍼灸にとって難しくないです。大げさにいうと朝飯前。ほとんどの痛みは刺してすぐ治る。以下は一つの症例、参考にしてください。

右胸が痛いのは、鍼刺した瞬間に緩和し始めた例

皆さんはイメージがついたでしょうか。

医学は正しいものと、間違ったものだけ。
生徒さんは正しい医学理論を勉強すれば、3ヶ月勉強しただけでも治療ができます。なぜなら、勉強したのは正しい理論だから。

間違った知識を勉強した場合、40年の臨床経験があっても治療ができません。

(最後の文章は治療と無関係なので省略)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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