こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の心臓発作治療例を翻訳しました。
心臓発作で呼吸ができない、心臓が強烈に痛くて顔色が真っ白になった女性が、鍼1発でほぼ完治になった症例です。目からウロコだと嘆く人が多いかも知れませんが、それはあなたが本物の鍼灸に出会ってないからです。1回でも受けてみれば、鍼灸の即効性が分かるはず。
血をサラサラにする薬を飲んでるのに、心臓発作が起きた女性
2005年4月23日、晴れ。
今朝は1人のリレー患者が来ました。リレーと言うのは、その訳があります。彼女は心臓発作で去年病院で手術し、その後は血液をさらさらにする薬を服用。つまり、ネズミを殺す薬*2。しかし、今回また心臓発作が起きました。
彼女の家は私の診療所から車4時間の距離です。その間に、ちょうど私のアメリカ人生徒が一人いました。彼女は車に2時間しか乗る自信がなくて、先に私の生徒の所で鍼灸をやって一晩休んでから、翌日にまた車2時間かけてここに来たのです。
鍼を刺した瞬間に心臓の痛みが消えた
診療所に入った時、彼女は喘息みたいに呼吸困難、極度の倦怠感と心臓が痛い。左腕の内側がすごく痛くて、顔色は真っ白。数歩に1回休まないとダメでした。

心臓発作で呼吸困難、心臓が痛いのは鍼1回で完治できる
私が診察したら、心臓の動脈血管のつまりと、胸から背中までヤリが貫くような痛みがありました。
鍼灸の効果は言うまでもない。鍼を刺した瞬間に彼女は心臓の痛みが治り、気持ちまで明るくなって、隣で見ていたご主人は、信じられない顔をしてました。
針を刺したあと、奥さんがご主人に言うのは、「心臓辺りはとても気持ち良い!」鍼を取ったあと、奥さんが喜んでご主人に言うのは、「ほぼ完治した!」
ご主人は感激して、何回も「ありがとう!」と言ってました。そして、「先生の代わりに中医学の素晴しさを宣伝します!」と誓ってました。
▼李哲の補足説明:科学的根拠がある医学は、再現性があります。つまり、同じ治療方法で、同じ病気を治せること。私はニハイシャ先生みたいな技はないけど、習った知識で微力ながら手伝いさせてもらっています。以下は一人の症例、参考になると幸いです。
心臓病は中医学にとって朝飯前だけど、西洋医学では心臓病を治せない
皆さん知ってください。
たくさんの心臓発作の患者は、確定診断が出る前、検査するときに死んでいます。最後の遺言を話す時間もない。
世の中の中医師は、みんなこの技術ができないとダメです。鍼灸の即効性は、この数千年ずっと変わっていません。即効性に不思議だと言う必要もない。(ダメな生徒さんを叱る所は省略)
西洋医学は心臓発作に対して、治療方法がないし、予防もできません。
▼李哲の補足説明:中医学が心臓発作・心臓疾患を治せる理由に関して、ニハイシャ先生の論文が非常に参考になるので、どうぞご覧ください。
血をサラサラにする薬は膵臓がん・脳血管障害・大動脈解離と引き起こす
心臓発作を予防するために、血液をサラサラにする薬、アスピリンを常用する人は気をつけて下さい。あなたはすい臓がんになる確率がすごく高い。また、脳血管障害と大動脈解離にもなりやすい!
▼李哲の補足説明:アスピリンで脳血管障害(脳卒中など)になった患者さんを治した漢方薬症例、どうぞご覧ください。後遺障害が強いアスピリンよりも漢方薬・鍼灸治療を受けたほうが良いです。
心臓発作を治せるのは中医学だけ
心臓発作を治せるのは中医学しかありません。中医師のあなたが治せないなら、心臓発作の患者は死ぬしかない。しかも、心臓発作を治療するとき、チャンスはほとんど1回しかない。鍼で「一撃必殺」の効果を出さないと、心臓発作の患者は話す時間もなくて亡くなります。
皆さん安心して下さい。
私の「人紀」生徒さんは、みんな色んな心臓病が治せるはずです。なぜかというと、心臓病治療は基礎訓練の一部だから。
心臓を治せない先生は、絶対様々な癌治療ができない。
私が生徒さんに教える時、第一歩が心臓病の治療です。しかも、ミスは許せません。
*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します
*2:血液をさらさらにする薬は、殺鼠剤と同じ成分。病院では患者さんに飲ませているけど、農家の人たちはネズミに飲ませている。関連の説明は以下の記事で詳しく書いています。どうぞご参考に。ワーファリンと殺鼠剤は同じもの!血液がサラサラになるけど、この世ともサヨナラ!
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