肝硬変の腹水、吐血、大小便が出ない、食欲不振が治った患者。西洋医学の先生すら、肝臓がんは漢方が良いと薦めた

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肝炎、肝硬変患者に多い食欲不振、中医学は簡単に治せる

肝炎、肝硬変患者に多い食欲不振、中医学は簡単に治せる

こんにちは、李哲です。
倪海夏(ニハイシャ)先生1の治療日記、跟上帝爭取生命的我を翻訳しました。3人の治療例が入っています。

①肝硬変の腹水、吐血、食欲不振、大小便が出ないのが治った患者。

②西洋医学の先生も親戚に、肝臓がんは漢方医に診てもらうべきだとすすめ。

③大腸がんの諸症状が治った患者。

治療内容を見て、今後もしもの話、万が一自分が癌になった時、どんな治療方法を選ぶか分かると思います。

肝硬変の腹水、吐血、大小便が出ない諸症状は治った

05/03/2006、水曜日。
今日、肝硬変で腹水症の患者さんが再診に来ました。

2月8日から治療を始め、1ヶ月半前から煎じ薬は止めて丸薬を飲み、効果を定めています。当時の治療内容は、以下の記事をご覧ください。

最初に来た時、彼の症状は、

  • 顔色がドス黄色い
  • 吐血
  • お腹は太鼓みたいに大きい
  • 小便が出ない
  • 便秘
  • 食欲が全くない

今は顔色.食欲.便通.小便.睡眠.体力などはすべて良いです

中医学は「時間医療」、いつ治るかも分かる医学

肝硬変の腹水、吐血、大小便が出ない、食欲不振など治ったので、彼の事を書くつもりはなかったです。今日また書き出したのは、中医学の治療が正しい。中医学こそ、サイエンスでアートである事を言いたいからです。

今日、患者さんが私に何を話したかわかりますか?

患者さんにこんな鋭い観察力があるとは思いませんでした。彼が言うのは、「先週の木曜日から、急に体調がよくなった感じがする。以前はよくなったり悪くなったりしたけど、木曜日からは完全に違います。毎日体力が溢れて、8時間仕事をしても疲れない。昔の痛みは完全に治りました

彼はすでに奥さんと約束して、今年の6月にアラスカ州に1ヶ月旅行に行くそうです。

李哲の追加説明:
癌治療の時、中医学先生に診てもらえば、改善して旅行にまで行きたくなります。西洋医学の治療を受けて、旅行に行く楽しみがあるでしょうか?
以下はニハイシャ先生のもう一つの症例、余命2日の患者は生き返っただけではなくて、ギャンブルまで楽しみに行ったのです。漢方薬の力は偉大なものだとしか言えないです。

C型肝炎の便秘、睡眠、吐き気、食欲不振は1週間で改善され、余命2日の膀胱がんは生き返ってギャンブル遊びに出掛けた。

彼は「この変化はきっと季節と関連してるだろう…」と言いました。診療所に旧暦がないので、家に帰った後に調べたら、節分の谷雨が経ってから1週間。あと1週間で5月6日、旧暦の立夏になります。

谷雨から立夏、そして陰暦4月20日の小満の間、これが『黄帝内経こうていだいけいでいう「長夏」。脾臓が一番強い時期です。

肝臓病は先に脾臓を治す。
これは黄帝内経こうていだいけいの理論です。

『黄帝内経』は中医学の聖書

『黄帝内経』は中医学の聖書

彼の肝臓病は、ちょうど節分に当っています。だから、3月23日の節分が谷雨に変わった日から、彼は全体的に治ったように感じたのです。

今日、彼が言うのは、「もともとお腹にあった円盤形の硬いコリは、ほんの少しだけ残っています。もう少し経ってれば治るでしょう…」

立夏の節分は、火が強まる時期。
ちょうど彼の肝臓病治療に、とても有利な時期です。黄帝内経こうていだいけいに書いた相生之節分で病気が治る
これは本当のことでした。

彼のお腹、へそ周りにあった円盤型の硬いしこりは、その後の漢方薬治療で治りました。詳しいのは以下の記事をご覧ください。

「西洋医学で肝臓がんは死ぬ道しかない」と話す西洋医学の先生

私は彼に、先週来た人の話しました。先週、来院したある黒人患者。西洋医学の診断で肝臓がんだと診断され、奥さんと相談したそうです。黒人の奥さんが話したのは、親戚にお医者さんが一人いて、「中医学の治療に行く」と親戚のお医者さんに相談した。そしたら、親戚のお医者さんが言うのが、「あなた達の選択は正しい。しかし、誰に診てもらうつもり?」

「倪という先生」と答えたら、親戚のお医者さんが言うのは、「あの人なら間違いない。私はあの人を知っている。一人の死にそうな重病患者が、彼の治療で良くなったのを見たことある。早く診てもらいなさい」

また、親戚のお医者さんが言ったのが、「西洋医学の治療を受けると死ぬ道しかないから言いづらかったけど、中医学の治療を受けると言うからホッとした!」

そして、彼らは今日、診察に来たのです。

私はこの話を上に書いてる患者さんに話した時、患者さんは笑ってました。あの親戚のお医者さんは、きっと周りに人がいない時に話したでしょう。

私は肝臓がんの患者さんに話しました。
「このような病気は、中医学の先生はみんな治せます。今日はたまたま私に会っただけ。外にはたくさんの優秀な中医学の先生がいます。彼らはみんなあなたを助ける事ができる」

(ダメな現代中医を叱る所は省略)

もう1人の大腸がんはほぼ治った

書いたついでに、もう一人の状況をお知らせします。

大腸がんの人。彼はほぼ治っています。
右下腹部の腫瘍はなくなって、触診では分からなくなりました。

今は丸薬を飲んで、治療効果を安定させています。すべての処方箋は、傷寒雑病論しょうかんざつびょうろん の中から出してます。現代中医が使う処方箋は使いません。

李哲の追加説明:
現代の中医と言うのは「温病派」先生を指します。「温病派」の処方箋は小さな病気を治すときは有効かも知れませんが、少し重い病気の治療になると全くと言うか効き目がありません。なぜ同じ漢方薬なのに、効果がないのか?以下の記事で詳しく説明しました。

漢方が効かない原因は、「温病派」処方かも知れない。「経方派」と「温病派」の処方箋の違いを詳しく説明します。

今日の結論は、患者さんがもし西洋医学の信者だったら、あなたは悪魔と交渉している。

死ぬ時はすべての財産を奪われ、あらゆる痛みを味わい、しかも早死。

中医学の治療を受けると、尊い命を残す事ができる。

どうするかは、あなたが自分で決めなさい。

(人紀クラスの生徒さんへの話は省略)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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