前書き:足つぼ整体は、うつ病にも効く
こんにちは、李哲です。
この前、常連の患者さんから質問を受けました。
患者「足つぼ整体は、うつ病に効きますか?」
私「もちろん、うつ病にも効きますよ!」
なぜなら、うつ病を治療したことがあるからです。以下、2つの症例があるので、参考にしてください。
次に、なぜ効くかを説明します。
うつ病の人が引きこもり、消極的になる原因は陽気が少ないから
中国戦国時代の伝説的な名医、扁鵲は有名な『難経』 を書きました。以下は古文の引用。
病欲得温而不欲見人者,病在臓也。(省略)臓者,陰也,臓病欲得温,又欲閉戸独処,悪聞人声
『難経』・第五十難より
▼直訳します。
臓の病気は温もりを欲しがる。
また、部屋に引きこもりで誰にも会いたがらない、人の声を聞くのも嫌う。
上で述べた症状は、今の自閉症.うつ病.統合失調症と似てます。
邪気が臓まで入れる原因は、身体を温める.守る”陽気”が少ないから、邪気は表の皮膚・筋肉から腑に入って、さらに最深部の臓に侵入したのです。
病気が臓まで入ったとき、引きこもり以外にどんな症状が見られるのか?それは冷え性です。中医学で言うと、”陽気”が足りない人。
うつ病.統合失調症.自閉症の人をよく観察すれば分かると思いますが、手足が暖かい人は非常に多い。
冷え性の人は、消極的になりやすいです。
部屋に閉じこもるのは、消極的な行動の一つ。
もっとひどくなると、1日中ドヨンとして何に関しても興味がない.生きるのが楽しくなくなります。
以下は気分が晴れなくて、一日中なにもしたくない女性の症例、参考にしてください。
ここで一つ、説明が必要です。
うつ病はマイナス思考になり、人生が楽しくないと悲観的になりますが、自殺には走りません。
自殺に走るのは、患者さんが飲んだ西洋薬の副作用。
私の患者さんが証言しているので、以下の記事参考にしてください。
足つぼ整体は、体を温めることでうつ病を治す
漢方、足つぼ整体、あるいはほかの自然療法。
効き目.やり方はそれぞれ違うけど、目的は同じです。
簡単にいうと、
身体の温度を上げて、冷え性を治す。
身体を守る”陽気”を強化、つまり免疫システムを強化。
身体の”陽気”が溢れて体温が上がれば、五臓六腑に潜んでいる老廃物は全部溶かされ、外に出されます。その結果は、人も活気が溢れるし、積極的に行動する気持ちもできます。
以下は足つぼ整体で積極的に家事をこなした女性の例、参考になると幸いです。
冷え性が治って、性格まで明るくなった患者
理論的な話ばかりだと理解しにくいと思いますが、以下で自分の施術経験を話します。実例があって前後の変化を見れば、分かりやすいでしょう。
一人の女性。
主な症状はひどい生理痛.手足が氷みたいに冷たい。
最初、彼女はあまり会話もなくて、気難しい感じの人でした。
足つぼやっても、ただ「痛い!」というだけ。
ほかの会話がないから、施術過程は異様な静かです。
毎週1回の足つぼ。
3ヶ月続けたら、自らいろんな質問をするようになりました。
半年くらいで、彼女の生理痛、冷え性は完全に治り、その後は運動を始め、会社までの出勤は自転車で1時間。たった3ヶ月~半年で彼女はすごく明るくなりました。
女性は明るいと笑顔がすてきに見えますね(笑)
おわりに
上記ではうつ病を含む精神疾患は、なぜ引きこもり・人と関わりたくないのかを説明しました。また、足つぼ整体の症例でうつ病に効く原因を話しました。参考になると幸いです。
12年経った現在、新しい関連記事があったので貼ります。アメリカ・スタンフォード大学の博士、李宗恩博士は漢方薬症例でうつ病の原因に関して説明しました。12年前に書いた記事と似ているところもあるので、参考になると思います。詳細は以下をご覧ください。
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