氾濫している統合失調症
こんにちは、李哲です。
“先進”そうな病名、「統合失調症」が日本で氾濫していることに驚きました。
先に厚生労働省の定義を見てみましょう。
統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。 陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。 幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。 陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。
中医学はこんなふざける、コンビニで新商品発売みたいに新しい病名は発明しません。よく考えてみたら、統合失調症と謂うのはたぶん中国で言う“精神病”と同じでしょう?今日は一つの症例を通して、中医学の考え方を述べます。
顔の表情がない患者、術後ニコニコ笑うようになり、積極的に話しかけてきた
2年前、まだ横浜関内駅で整体院を経営したとき、こういうお客さんがいました。
最初は私も見て、「このおばさん大丈夫?」と思いました。
顔の表情がない、話すのも遅い、動きが遅い、歩くのは足を引きずる。まるで香港映画に出てるキョンシー(僵尸)のような感じ。どう接待したら良いかわからないし、施術中に何が起きるかも予測できないので、ちょっと怖かったです。

香港映画によく出るキョンシー(僵尸)
でも、整体が終わってから、顔には血の色が戻り、ニコニコ笑うようになって、動きもさっきより早くなり、しかも積極的に私たちに話かけてくるんです。あまりにも変化が大きすぎて、このおばさんの名前をすぐ覚えるようになりました。
私も2回くらい整体に入ったことありますが、ほかのスタッフが言った通り、途中でよくおならをしてました。そうとう便秘でお腹に毒ガスを溜まっていたからでしょうね。
おならの匂いによって2種類があります。以下、中医学の考え方で分けてましたので、どうぞご参考に。
残念なのは、いつも足ツボはやらなかったこと。多分首から腰までが、あまりにも硬くて辛くて、足など面倒見るところじゃなかったでしょう。
精神疾患は便秘と多いな関係がある
日本に精神疾患だと診断される患者が多いです。
中医学ではどのように考えているのか?
自分が知っていることを書きます。
精神が“おかしい”人は、便秘の方が非常に多い。
長期的の便秘→宿便から毒ガスが発生→毒ガスが脳に上がり→脳の正常な働きが乱される。その結果、幻覚や妄想などの症状が出ます。つまり、典型的な統合失調症の症状が現れる。
以下は漢方薬で治した精神分裂病の症例。患者さんには便秘の症状もありました。参考にしてください。
もちろん、便秘だから必ず精神疾患になるとは限りません。便秘は一つ主な要素であり、決定的な要素ではない。ほかの原因でも精神疾患を引き起こします。私が言うのは、精神疾患であれば、便秘の症状が非常に多いことです。
上記の患者さん、妄想・幻覚が出ているかどうかは、当時の日本語レベルの問題で詳細が知りません。ただし、おならが非常に多いことから見ると、腸にはすでにつまりが生じて毒ガスが多く潜んでいるのが明らかでした。
足つぼ整体で精神疾患が改善する理由
今まで足つぼ整体で、様々な精神疾患の患者さんを治療していました。うつ病とパニック障害が1番多かったでしょうか。若者の症例が2つあるので、参考にしてください。


足つぼ整体で精神疾患が改善する理由は簡単です。
五臓六腑の働きを強化して、宿便・むくみ・ガスなどの毒素を排出するのを助ける。脳にまで巡る毒素が減れば、自然に脳組織の働きもしっかりしてきます。したがって精神疾患も改善する。
鍼灸、漢方薬の理屈も同じ。
足つぼ整体との違いは、治療効果がより良いこと。これは鍼治療例と漢方薬症例を見れば分かります。



おわりに
西洋医学は精神疾患のレッテルを患者さんに貼りたがります。しかし、治せるところか逆に治療薬の副作用で、さらなる不調が増えます。つまり、エンドレスの治療になり、死ぬまで製薬会社に献金している。
中医学の考え方と症例は上にも書きました。
理屈に合うかどうかは、ご自身で判断してください。
どの治療法を選ぶかはあなた次第です。
(おわり)
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