精液に血が混ざる――。
突然この症状が出たら、多くの人が強い不安を感じるでしょう。
今回ご紹介するのは、大量の血が混ざった精液に悩んだ若い男性の症例です。
わずか3日間の漢方処方で、症状は8〜9割改善しました。
なぜこのような出血が起きたのか?
そして、なぜ「清心蓮子飲」が効いたのか――詳しく解説します。
精液に血が混ざる原因とは?(血精液症)
一人の若者男性。
見た目は体がガッチリ、筋肉隆々、優しい顔をしています。彼はHIV陽性患者で、西洋薬を飲み続けていますが、普段は漢方で体調不良を治す感じです。
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すごい仲が良くなったある日、彼からメールが来ました。
「精液の中に、大量の出血が混ざって怖いです!」
この症状は聴いただけでは、どうしたら良いか分かりません。以前、このような患者さんを見たこともないから。考えている最中に、一つの処方を思い出しました。
清心蓮子飲(せいしんれんしいん)。

清心蓮子飲で血精液症が3日で8〜9割改善
処方の内容は黄芩、麦門冬、地骨皮、車前子、炙甘草、柴胡各15g。石蓮肉、白茯苓、黄耆、人参各23g。3日分処方しました。
この処方の適応症は心火が多くて、気陰両虚。
特に男性の泌尿器の病気、女性のおりものなどに有効です。
数日後、彼にメールして状況を聞いたら、彼が言うのは「8~9割良くなりました、どうもありがとうございます!」
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なぜ清心蓮子飲が効いたのか?(気虚・陰虚の考察)
その後、彼の紹介で数人の同性愛患者さんが来ました。彼が自信満々で、「あの先生なら治してくれる!」と保証しているそうです。
清心蓮子飲で血精液症を治す機序は、私もまだ完全に分かっていません。今回は直感的にこの処方だと思いました。

人間の体は非常に複雑なシステムで、なぜこの症状が出たのか、なぜこの処方で治せるのか、すべて解釈できるものではない。
体のシステムに関する中医学の考え方は、以下の記事が参考になると思います。
私が思ったのは、彼は「陰虚証」以外に「気虚証」もあります(房事、性行為が多いと仮説する)。「気虚証」と「陰虚証」の影響で出血し、小便から出たと考えられます。
排便後に頻尿が出る症例にも清心蓮子飲が有効
もう一人の若者男性。
毎回天気が蒸し暑くなると、お通じの後に頻尿の現象が起きる。
最初、私は猪苓湯を処方して少し効果はありました。しかし再発するのです。あとで清心蓮子飲を処方したら、彼が言うのは「この処方はとても合う感じ!」
15日間飲んで、その後からは再発してないです。
※アメリカの中医師:鄭智城先生1の症例、同志艾滋病男射精出血三剂而愈_郑智城(2013-08-13 発表)を李哲が完全翻訳しました。
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鄭智城先生はアメリカで開業している漢方医。様々な面白い症例があったので、翻訳させていただきました。人物紹介と診療所情報は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外)をご覧ください。

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