コロナ治療例3:全身が重だるい、口が乾くのは3日の漢方薬で著しく改善。

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こんにちは、李哲です。
中国河北省石家荘市の女医(中医師)、張静先生1のコロナ治療例シリーズ3を翻訳しました。前回の記事は、コロナ漢方薬症例2:高熱・倦怠感が強いのは一晩で治り、筋肉が痛いのは葛根湯を飲んだ瞬間に治って「神の薬」だと言われたをご覧ください。今回はどんな漢方薬で治したのか、参考になると幸いです。

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(2022-11-20発表)

コロナは風邪よりも強い

昨日、コロナはただの風邪だと言いました。簡単明瞭で分かりやすいけど、正確性には少し欠けています。

コロナは「瘟疫」(日本語に訳すと”伝染病”)に属して、風邪よりも発作しやすくて、伝染力が強いやつです。

戦争を例えると、我々が第一防衛線を死守するとき、普通の風邪は中に入れません。しかし、コロナは風邪より強くて、第一防衛線はすぐ破れます。なので、我々は第二防衛線で先に準備しないといけません。

李哲の説明:
第一防衛線の話は、過去記事六経弁証理論で風邪薬の副作用:だるい、眠い、吐き気、めまい、下痢などが起きる原因を説明します。で詳しく説明しました。参考にして下さい。

コロナ・風邪のときに、食べ過ぎは絶対ダメ!

もう一つ話します。
食事。

私がコロナ治療をする時、胃を強化するために必ず「食べ過ぎないでください」と伝えます。たくさんの人は風邪のときに肉類・牛乳などタンパク質をいっぱい取るべきだといいますが、中医学では違う。お粥、饅頭、野菜の漬物など薄味の食べ物をすすめます。暴飲暴食は絶対ダメ!

上記は私の考え方、そしてコロナの再発を予防する有効な手段です。コロナだけではなくて、一般的な風邪、インフルエンザを治すときも同じ。

症例6:全身が重だるい、口が乾くのは3日の漢方薬で著しく改善

1人の男性。彼の症状は全身が重だるくて痛い、熱い水が飲みたがる、口が乾く、大小便はOK。のどの炎症が非常に起きやすい。

李哲の説明:
ここには書いてないですが、患者さんとのチャット履歴を見ると、患者はほかに乾いた咳、食欲不振、喉の痛みなどの症状がありました。幸いにも漢方を飲み続けることで諸症状が著しく改善しました。

私は何回も確認しました。
「喉が痒くないですか?咳はないですか?胸が締め付けられる感じ、息苦しい感じはないですか?」

彼「ないです。私の体は非常に丈夫です、咳したことはほとんどありません」

私は自分の経験をもとにして、彼に2つ処方しました。

A:葛根、麻黄、桂枝、白芍、生姜、大枣、炙甘草、厚朴、杏仁。4日分。

李哲の説明:
上記の組み合わせは、葛根湯かっこんとう+厚朴+杏仁になります。
葛根湯かっこんとうが風邪の諸症状を治せる仕組みは過去記事、葛根湯はなぜ風邪を治せるのか?その仕組みと原理を分析。を参考になると幸いです。

B 桂枝、麻黄、白芍、干姜、细辛、半夏、五味子、炙甘草、生石膏、牛蒡子。3日分。

李哲の説明:
上記の組み合わせは、小青竜加石膏湯しょうせいりゅうかせっこうとう+牛蒡子になります。もしくは、小青竜湯しょうせいりゅうとう+石膏+牛蒡子の解釈でも良いです。石膏+牛蒡子を追加した理由は、寒気以外に熱も少し混ざっているからです。コロナは単純な寒証ではなくて、寒証と熱証が混ざることもあります。だから、体を温める乾姜・桂枝・細辛を使う同時に、石膏・牛蒡子も入れるのです。

小青竜加石膏湯しょうせいりゅうかせっこうとうの応用例は、以下の記事があるので参考にして下さい。

咳がひどくて肺まで痛い、鼻奥の痰が取れない、発熱、鼻水がとまらない、鼻詰まりを漢方薬と鍼で治した例

煎じて届けに行って来ました。彼は2杯飲んだあと、B処方箋の症状が出たので、すぐB処方箋に切り替えることを指示しました。

彼は必ず完治できます。私はこれに対して自信満々。なぜなら、彼は私の指示とおり、いつもお腹が少し空いている状態をキープしているからです。協力してくれた彼には大感謝です。

臨床で私は何度も発見しました。あなたが最初どんな症状であろうと、最後ひどくなるとみんな同じ症状です。唯一の区別は、津液を損傷しているかどうか。もし喉と口が渇く症状が出たら、少しアレンジしないといけない。もしくは果物ジュースで補充する必要があります。

李哲の説明:
喉が渇くかどうかは、健康であるかどうかをチェックする基準でもあるし、病気が良くなったかどうかも判断する基準にもなります。以下、ニハイシャ先生2の症例で触れていますので、どうぞご覧ください。

足の傷が治らなくて、切断するしかないと言われた糖尿病+肝臓癌患者。漢方薬で癌が良くなったとき、お腹が空いて来て喉が渇くようになる。

患者とのチャット履歴

以下は患者さんとのチャット履歴。
漢方を飲んでから病状がどのように変わっているのか、詳しく書かれています。中国語が分かる方は、ぜひご覧ください。

  1. 張静先生は中国・河北省石家庄市の中医師です。『傷寒雑病論』の処方箋で様々な病気を治す若者実力派。本ブログでは彼女の症例を数多く翻訳しました。張静先生の診療所住所・電話番号などは以下の記事をご覧ください。オススメの漢方医・鍼灸医(海外)

  2. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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